突忍部屋から助け出された市は、濃姫と共に寝起きをしていた。  
来た当初は、食事も取らず、おぞましい体験を思い出しては部屋の隅で震えていたが、  
濃姫と蘭丸の辛抱強く暖かい看護に、大分落ち着きを取り戻してきた。  
しかし、しっかり刻まれた性欲は市を縛りつけている。  
気が付けば着物を乱して自慰をしていた。  
濃姫は今更ながら、自分の残酷な行いを悔やむ。  
「お、ねえさまぁ」夜も更け、濃姫が布団入ると、  
先に寝ていたはずの市が濃姫の布団に潜り込み、抱きついて来た。  
「市・・」濃姫を市を優しく抱き締めしばらくそのままでいた。  
やがて市が唇を重ねてきた、「ふうぅぅ・・」  
軽い口付けが徐々に舌を絡め、涎を味わう濃厚なものへ変化していく。  
「・・うぷ、おねえ、さま、ね、あれ、しよ・・」  
濃姫は軽く頷き、市の肌着を脱がせ小ぶりな乳を出して優しく愛する、  
舌を乳首の根元に這わせたあと、乳首を咥えて舌先で嬲る。  
「あぁ、ひあ!あうぅぅ・・」  
逃れるように市は濃姫にすがりつき、濃姫の襟元を大きく開ける  
大きな胸がこぼれ、赤い乳首がちらちらと覗く。  
濃姫はしっかり市を抱留めて体を押し付ける。  
硬く変化した乳首が、擦れ合い快感を高める。  
「ひあ!お、おっぱい、いい・・!」「私もよ、市・・」頭を撫でつつ口付ける。  
豊かな乳に市は圧倒された、両手で寄せては吸い付く。「んんん!」  
「あ、おぁぁ、あ、あうぅぅ」互いの濡れきった女陰が太腿に触れ  
背筋がぞくぞくする。濃姫の手が市の女陰を掠め、尻を卑猥に撫で回す。  
「あぁあぁあぁ!!」市の目はもう霞がかかっている。  
 
蘭丸は部屋の外で待機していた、  
市が男を怖がる為、市と目合うのは濃姫だけであった。  
蘭丸は、部屋から聞こえる声の淫蕩さに身悶えした。  
思わず襖を少しあけ、隙間から覗きながら、自分を握り擦り始める。  
「ら、蘭丸っ、来なさい・・、そのままでいいから」冷水を浴びた様にびくっとする。  
蘭丸が顔を赤くして、手で自分を握り込みつつ入ってきた。  
「覗いていたのね、悪い子・・」市は怯えてしっかりと濃姫に抱きつくが、  
男の細身の体に似合わぬ陰茎を見る瞳は、獲物を狙う動物の様に異様に輝いている。  
「蘭丸よ、覚えているでしょう・・?」  
「ら、んまるさま・・?蘭丸さまぁ!ぶじ、だったんだ!!」  
凄惨な経験に殺されかけた思い出が少し蘇る。  
 
「市様・・。」その微笑みを見て蘭丸は涙ぐんだ。  
「二人で蘭丸を愛でてあげましょう」「うん!」女性的な容姿の蘭丸に市も安心したのか  
市も従順だ、二人は蘭丸の陰茎の前に座る、  
「あ、姫君様、市様ぁ・・」  
市は蘭丸をぱっくり咥え、舌を這わせる。  
濃姫は蘭丸の右の睾丸を咥え、左睾丸をいじくる。  
「あぁぁぁああああっ!!そ、そんな、市様にまで・・」  
「うぷ!!」大きさに驚きつつ、楽しげに市は頬張る。  
ちゅぶっ、ぶちゅる、じゅるぅぅぅ。  
市の性技は濃姫に比べて稚拙ではあったが、  
うっとりと蘭丸を咥える様はとても淫猥であった。  
「ふあぁ、らんまるさまの、おっふぃい・・」  
高貴な身分の二人の女が身分卑しい者のように、  
顔を茂みに埋め、自分に奉仕する姿に蘭丸はいつもより早く登りつめる。  
「ああああ!!」市の頭を抑え、市の口内に吐き出す。  
途中で市が口が離し、暴れる陰茎から出る子種が  
市と濃姫の端整な顔に勢い良くかかる。  
「あぷあぁぁっぁ・・」顔を汚された義姉妹は互いの汚れを舌と唇で拭い味わう。  
「お、おいしい、よぉ」「うぅん、そう・・ね・・」  
「はぁ、ああ、あぁ・・、もう、申し訳、ありません・・」  
蘭丸は自分の熱い子種を味わう義姉妹を見ていた。  
「うぅううう!!」濃姫がぱくっと蘭丸を咥え、残滓をじゅるると吸いだした。  
一番蘭丸の性感帯を知っているのは自分と言わんばかりに微笑む。「あうぁ!!」  
「市は良い子ね、次はあなたの番よ・・」「あぅぅ?」  
濃姫は後ろから市を抱え、その唇を啄ばみながら、  
大きく市の脚を開いた、真珠と乳首を指先でくりくりと嬲る、  
「あぅぅぅ!!」恥ずかしがり、濃姫の体の中で悶える市。  
濃姫は挑発的な目で蘭丸を一瞥する。  
蘭丸は言われなくとも、市に膝まづき、その裏太腿をじっくり舐め回す、  
「ひゃあああぁ!!」  
太腿の柔らかさを愉しみつつ、徐々に舌先を中心に移動させ、花を愛でた。  
「や、き、きもち、いい、あ、あ」  
「蘭丸、市を抱きなさい」「え・・!?」  
「この子は私だけの目合では足りないわ、愛でてあげて」  
「はい・・」すっかり陰茎は回復している。  
濃姫以外の女と目合のは初めてだ、  
 
濃姫は内心穏やかではないのではと怯えつつ、市の脚の間に入る  
「あぁ、あぁ、お、ちんちん!頂戴!!」下卑た言葉で市は喜ぶ。  
「市様・・、参ります」ゆっくりと蘭丸は市の体内に入る。  
じゅぷぷぷぷぷぷぷぷぷぷぷぷ!!  
「あぁぁっぁぁぁう!!」  
「はあぁぁぁぁ!!うあぁ!市様」濃姫とは違い、未発達故のきつさに蘭丸は酔う。  
「あふう!ふあっ!!あ、あ、あ、あ!!」  
野蛮な突忍とは違う優しく巧みな男の動きに市もすっかり安堵して、快感を貪る。  
市の乳房を両手で掴みながら蘭丸は少しずつ動きを早めた。  
いつの間にか、蘭丸の後ろに濃姫がいた、  
蘭丸の衿元から手をいれ、乳首をいじりつつ、蘭丸の菊を探った。  
「ひ、姫君様!!」「女二人相手ならではの快感をあげるわ・・」  
振り向くと、濃姫は象牙の張形を股間に装着している。  
「ま、まさか」濃姫はそのまま蘭丸に押し入る  
「あぐぁぁああああああぁあ!!ひ、姫君様!!」半狂乱で蘭丸は叫んだ。  
信長との目合はいつも一対一であり、当然こんな責められ方も初めてだ。  
「あうぅぅっぅ!」市は急激に激しくなる突き上げに悲鳴をあげる。  
「ふふ、久しぶりにあの人を思い出した?」微笑みながら濃姫は腰を動かす。  
「あぁあん、あっ、あっ、」後ろを犯されながら、陰茎は市の中で暴れる、  
(やっぱり、他の女人と私の目合は姫君様、お嫌なんですね・・!)  
嫉妬にかられた濃姫から与えられる疼痛と快感に蘭丸は思わぬ速さで追い詰められる。  
市もそれに引きずられていく。  
蘭丸は思わず人差し指を市の菊に這わして、潜り込ませ温かい内臓を探る。  
「うあぁああああああ!!お、おしりと、あそこ、きもち、良いっ!!」  
突忍の陵辱を受け止める市と、自分を愛でる信長と、濃姫が脳裏に浮かぶ。  
市の胸を揉みくちゃにしながら蘭丸は果てた。  
「くはあぁぁぁぁぁぁぁっぁぁぁぁあああああああ・・!」  
「ひあぁぁぁぁああああああ!!あぁん・・」  
市も膣内を熱さが満たすのをしっかり感じつつ達した。  
二人の絶頂を濃姫はにやりと笑って見詰めた。勢いよく自分を蘭丸から放す。  
「くあぁぁっ!!」蘭丸は目を閉じ仰け反った。切り揃えた艶ある髪が揺れる。  
 
蘭丸の体から激しい快感の波がようやく引いていった。  
(この借りはお返ししますよ、姫君様!!)  
「市様、姫君様を気持ち良くさせてあげましょう」  
「?!」濃姫の顔から笑顔が消えた、蘭丸が濃姫を急に横抱きにし布団に寝かせる。  
「きゃあぁ!」  
 
脚を開いて息を荒らげていた市は従順に頷き、濃姫に絡みついた。  
市が右乳、蘭丸は左乳を咥え込み同時に女陰をいじる。  
「や!あ!ちょっと・・、きゃううううぅ!や、めなさい!!」  
淫蕩な赤子が二人、乳を切望して吸い上げる。  
市の手がきまぐれに動き、わき腹を撫で上げ、濃姫の太腿を割って撫でる。  
さわさわ、さわっ。柔らかい手の感触に濃姫は喘ぐ。  
「はぁ、あ、あ・・!!」  
興奮未だ冷め遣らぬ市が、濃姫の顔面に騎乗する、予想外の行為に濃姫も蘭丸も驚いた。  
薄い色で可憐だが幾人もの男を受け入れた女陰が徐々に濃姫の顔に近づく、  
熱く淫猥な匂いがする、ぴちゃぁぁ・・  
「ふむうぅぅぅぅぅ!!」柔らかさと熱さと甘さに驚いた。  
濃姫の口に市の愛液と蘭丸の子種が流れ込む。「んぶううう!」  
その直後蘭丸が興奮した自分に入ってきた「んあぁぁぁっぁぁぁぁぁっ!!」  
「あぁ、姫君様!これが欲しかったのでしょう!?」  
蘭丸は向かいの市の胸を揉みつつ、深い口付けを交わす。  
「ううん!あうぅぅ!ひっ!」  
涎が濃姫の豊乳に垂れる。蘭丸は濃姫の真珠を弄りながら腰を打ち込む。  
「ふぐぅぅぅぅっ!」ちゅぶっ、じゅるるるる・・。水の音が高く鳴る。  
「ひあ!きぁぁぁぁ!!」市が濃姫の乳首を揉み解す、「いやぁあ!!」  
「あ、あ、で、出そうですっ!!」「あぶっ、わ、私も・・、ぐうううう!!」  
濃姫は市の秘裂を激しく愛する、あまりの快感に市は  
自らの真珠をいじりつつ腰を振り、さらに女陰を濃姫に擦り付ける。  
「おねえさま!らん、まるさま!ひあ!きゃああぁぁぁ!あぅぅぅぅぅ!!」  
「あぁ!うぐう、らん、ま、い、いち!!ぅぅぅぅぅぅぅぅ!!」  
「あ、姫君様!市様!あぁ、出る!!」  
どぴゅぶるるるるるっるうるるるるるるる!!  
蘭丸は子種を、濃姫と市は潮を出して果てた。市はそのまま気を失った。  
笑みを浮かべたその顔は、今日の肉欲をようやく満たした事を意味している。  
しかし蘭丸の火はまだ消えない、そのまま濃姫に圧し掛かり、  
市の潮で汚れた濃姫の顔を舐め、胸を鷲づかみながらさらに腰を動かす。  
愛液を大量に噴出し子種を漏らしつつも濃姫はしっかり蘭丸を咥えこむ。  
「ひあぁあぁぁぁぁぁぁぁ、ああんっ、ら、蘭丸、もっと・・!!」  
「わ、私ももっとあなたがほしい・・っ!!」  
黒杉で作られた部屋から愛し合う者達の睦言とあえぎが長い間漏れていた。  
 
 

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