とある山道。  
 ちょうど宿場と助郷の中間辺りで人通りは極めて少ない。  
 そこに身体を見たこともない緑色の衣服を纏い、紅の髪をした異国の少女、ガラシャが数人の山賊に囲まれていた。  
 山賊の囲いのすぐ外には、つい先程までガラシャを乗せていた馬が首を射貫かれて屍と化してた。  
 少女は知っていた。これを追いはぎという行為だと。  
 下手に抵抗をすれば殺されるかもしれない。  
 そう思い、ガラシャは慌てて懐から布でできた小袋を目の前の山賊に差し出した。  
 少女は知っていた。追いはぎとは金めの物品を略奪することなのだと。  
 
 下手に抵抗をすれば殺されるかもしれない。  
 そう思い、ガラシャは慌てて懐から布でできた小袋を目の前の山賊に差し出した。  
 少女は知っていた。追いはぎとは金めの物品を略奪することなのだと。  
 ガラシャの真ん前にいた山賊の一人が小袋を怪訝そうに奪い、中を確認した。 そこには幾らかの銭や小判が数枚入っていた。  
 今までで得たことのない金額の高さを見て、山賊は薄ら笑いを浮かべる。  
「そ……それがわらわの全ての有り金じゃ。だから命はた……助けてほしいのじゃ」  
 
 見るからに異国の者が聞き慣れた言葉を流暢に話す様に山賊達はわずかばかり驚く。  
「それは好きにしていい。わらわはこれで……」  
 震える身体を起き上がらせ、ガラシャは強引に男達の囲いの外へ割って行った。  
 小袋を手にした男はガラシャが横切ろうとした男に目で合図する。  
 合図を理解した男は囲いから出ようとしたガラシャの腰を持って肩に抱え上げる。  
「なっ……何をするのじゃ!?放せっ」  
 ガラシャはか細い手足を暴れさせて、現状を脱しようともがく。  
 
 だが鍛練をしてないとはいえ、野良仕事を生業とする山賊の力には遠く及ばない。  
 山賊達は追いはぎの成果と共に近くの森の中へ消えていった。  
 
 
 山賊達は森の中に一つぽつんと存在する廃れ果てた寺にいた。  
 粗末な格好をした6人の男が一人の少女を囲んでニヤニヤと表情を緩ませて見下ろしていた。  
 囲いの中にいる異国の少女、ガラシャは恐怖に震えながら座っている。  
「まだガキだが楽しめそうだな」  
 先程ガラシャから小袋を奪った男は、少動物のように震えるガラシャを舐め回すように凝視し、口元をにたりと歪ませる。  
 
「早くやっちまおうぜ」  
 ガラシャの真後ろにいた男の声を皮切りに山賊達は薄汚れた衣服を脱ぎ捨て、一斉にガラシャをひんむき始めた。  
「やめ……やめてっ……」  
 激しいきぬ擦れの音と共にガラシャは衣服を破かれ、一糸纏わぬ姿にされた。 見ず知らずの男達の前で裸体にされ、ガラシャは恥辱のあまり泣きだしそうになる。  
 すると男の一人が我慢できないとばかりにガラシャの股を割ろうとする。  
 だが別の男がそれを諭す。  
「馬鹿野郎。こんなガキじゃ無理矢理やったらすぐに壊れちまう。」  
「じゃあどうすんだよ?」  
「濡らせばいいんだよ」  
   
 そういうと男はガラシャの股を割り、全く繁っていない性器を乱暴になめ回す。  
 急に恥骨に頭を入れられ、そしてあろうことかそこをなめ回されてガラシャは羞恥と嫌悪に襲われ、下腹部にある男の頭を掴んで振り払おうと必死に抵抗する。  
「そうだな、先に可愛がってやるとするか」  
 そういうと囲いをつくっていた男はガラシャの横に屈み、小さな乳房を口でくわえ、余った左側を下から上げるように揉みしだいた。  
 ガラシャを見下ろしていた男達も続いてガラシャを弄ぶ。  
 
 ある男は左足を付け根から指先までの全てをなめ回し、ある男右足を同じようになめ回す。  
 またある男は組み敷かれたガラシャの下へ回り、綺麗に整った尻を思いのままに手で歪め、なめ回し、そして背部も攻める。  
 ガラシャは顔を歪め泣きながらやめてと泣き叫ぶ。 だがその哀願もくぐもった音になる。  
 最後に残った男がガラシャの唇を奪い、舌を使ってガラシャの口の中を縦横無尽に暴れ回り、逃げ惑うガラシャの舌に絡める。  
 組み敷かれ、そして恥辱を受け、ガラシャはもう泣くことしかできなかった。「駄目だな」  
   
 ガラシャの股に顔を埋めていた男は顔を上げて言った。  
 左足を攻めていた男はどうしたと尋ねる。  
「どんだけやっても、潮を吹きゃしない」  
「そりゃお前が下手くそなだけだろ」  
 乳房を攻めていた男が言い放った。  
「ならもうやっちまおうぜ。おれもう入れてーんだよ」  
 ガラシャの下から出てきた男が言った。  
 男の急かしに組み敷いていた男達はやれやれといった状態で攻めるのを止める。  
「んじゃお前先にやっちまえ。後だとどうせうるせぇだろうし」  
 
 5人は立ち上がって再びガラシャを囲んで見下ろし、急かした男はいやらしい笑みを浮かべてガラシャの足元に来る。  
 仰向けに横たわっているガラシャは鳴咽し、凄惨な姿をしていた。  
 身体は男達の唾液ですき間なくまみれ、強く吸われたらしい赤点が所々にあり、乳房の部分は特に多い。 口からは自分のと、そうでない唾液がダラダラと溢れて顔を汚し、まぶたを固く閉じ、そこから出る涙は限りを見せない。  
 しかしそんなことはお構いなしに男はガラシャの股を割って身体を入れ、そしてどす黒くたぎったモノをガラシャの秘部にあてがう。  
   
 その感触にガラシャはびくりと身体を強張らせる。「じゃあいくぜっ!」  
 メリメリッ!  
 男が腰を突き出し、勢い強くガラシャを貫いた。  
「…………っ!」  
 味わったことのない衝撃にガラシャの鳴咽は止まる。  
 ガラシャの中に入った男は強い締め付けに少しばかり苦悶の表情を浮かべるが、すぐに満足そうに笑みを浮かべる。  
「血が出てる。初めてだそうだから優しく扱えよ」  
 背後からの注意に、ガラシャと繋がっている男は腰を引き、わかったよと言い放つと同時にガラシャを突き上げた。  
「……ぁ……っ!」  
 
 初めて杭を入れられた痛み。その上に別の痛みが加わる  
 男はガラシャの腰を掴んで思いのまま腰を打ち付ける。  
 しかしまた背後から注意を受けた男は舌打ちをし、騎上位の形をつくった。上からのしかかると乳房をうまく攻められないからである。  
 そして声無く泣きじゃくるガラシャの乳房を激しく揉み上げた。  
 硬さを帯びた突起はもちろん、乳房の周辺までも揉みしだき、そしてガラシャの秘部をグラインドの動きで掻き乱すことも怠らない。  
 
 いくばくかそう弄んだ後、男は腹筋を使い上半身だけ起こし、ガラシャの顔に顔を近づけ、逃げられないように右手でガラシャの後ろ頭を支え、唇を唇でむさぼった。  
 荒い鼻息に汚らわしい唇。ガラシャは激しい嫌悪に見舞われ、離れようと試みるが、頭を掴まれていることと、グラインドの後、時折下から突き上げられる行為によって力が入らない。 舌を横へ、上へ、奥へ逃がしても男の舌が絡んでくる。  
 だがふいに男の舌がガラシャの口から出た。  
 その代わりにいきなり秘部へのピストン運動が早くなった。  
 「……っ!……っ!」  
   
 声など出ない。勝手な欲望をたたき付けられ、少しも感じていない。  
 ただ出るのは涙だけ。  
「おら、一発目ぇ!」  
 ガラシャの中にある男のモノが膨張し、子宮前で爆発した。  
 たぎったモノから男の欲望が溢れ出て、それがいたいけなガラシャの子宮を満たした。  
 男はガラシャの中で欲望を出し切り、そして満足そうに立ち上がった。  
 初めての性交。しかしそれは一方的で辛く、そして絶望でしかなかった。  
 ガラシャは鳴咽を漏らし泣いた。  
 泣くしかなかった。  
 いや、ただ泣くことしかできなかった。  
   
 しかし男達は凌辱の手を緩めない。  
 一人の男はガラシャをおもむろに四つん這いにし、後ろから貫いた。  
 そして腰を掴み、激しく抽送。  
「あ……あ……っ!」  
 再び異物を入れられ、精子にまみれた膣を擦られる。  
 ガラシャと繋がる男はモノを深く突き刺し、尻を上げたまま頭を垂れるようにガラシャに上半身を押し付け、片手は乳房を、片手はクリストスを弄ぶ。  
「なんだ?見ず知らずの男にやられて、気持ち良くなってきたのか?とんだ淫乱だなオイ」  
 ガラシャは悔しさと恥ずかしさで、涙を流して違う違うと頭を振る。  
   
 だがそんなことは知らないといわんばかりに、男は両の乳房をわしづかみ、激しく腰を振る。  
 パンッ!パンッ!  
 皮膚と皮膚がぶつかり合う音が寂れた寺に響く。  
 ……と、ふいに結合音以外の音が聞こえた。  
「前が余ってんじゃん。使うぜ」  
 そういうと囲っていた男の一人がガラシャの頭を両手で掴み、そしてたぎったモノを一気に口の中へ入れた。  
「ぉっ……!」  
 喉の奥まで入れられ、ガラシャはむせ返る。  
 そして何回か抽送した後、ガラシャの口の中をモノで探る。  
   
 舌の下にある唾液腺を亀頭で突いたり、甘噛みを強要したり、舌の表面をモノで擦ったりして楽しんでいた。  
 その間も背面突きをされながら、乳房から腹に尻と汗ばんだ手で身体を弄ばれている。  
「やべ……俺もう出そうなんだけど」  
 ガラシャと後ろから繋がっている男は絶頂が近いと漏らす。  
「じゃあ一緒に出そうか」  
 そう言うとガラシャの口と繋がっている男が、ガラシャをモノで激しく攻め立てる。  
「ぅっ……ぉぅ……っ」  
 未発達な身体に男のモノは大きすぎて、ガラシャは喉の最奥を何度も貫かれる。  
 
 吐き気がずっとする。だが、バックからも激しく貫かれるせいで身体の機能が散漫になっている。  
 そして……。  
「うっ……!」  
 ガラシャの膣に再び望まれない精が放たれる。  
 それから刹那、ガラシャの頭を上向きにし、喉奥いっぱいに膨張して吐き出された欲望を全て飲み込ませた。  
「かはっ……ぉぅ……」  
 濃い精子が喉にかかって、ガラシャはむせ返る。  
 涙腺が刺激され、泣き叫んで血走る眼からまた涙が溢れ、肩……いや、全身を使って呼吸をする様から、ガラシャの狼狽さが伺える。  
 
「お前らやりすぎなんだよ。残った俺らはどうすりゃいいんだよ」  
 ガラシャとまだ繋がってない男は不満を口にする。「まーま、今日は身体にでもぶっかけて明日やりゃいいじゃん」  
 最初にガラシャと繋がった男が諭す。  
「ちっ……。まあぶっ壊れたたら遊べもしないし、売り物にもなりゃしない。だが、入れはしないが、玩具にはなってもらうぜ」  
 余った3人は思い思いの場所で自分のモノをしごく。  
 
 ある者は素股で、ある者は小さな乳房で無理矢理挟んで、ある者は尻の間に挟む……いわゆるケツバーガーでしごき、そして疲弊しきったガラシャに精子をかける。  
 そして再び身体を薄汚れた衣服で整え、男達はその場で眠りについた。  
 
 
 
 
 
 

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