ヒデヨシリーチ、ハズレ後。
「だぁー!何で今ので当たんねーんだよ!くそー!」
俺の財布の中身はもはやスッカラカンである。
頭を抱えている俺の横で、ヒデヨシが声をかけた。
「ど、どんまい!次は大丈夫だよー。こんな日もあるって!」
「はぁ…だいたい、お前のリーチで当たった事ねーんだよな…頼むぜ、全く」
散財してしまった俺の言葉は次第に悪くなる。
「むぅー!私のせいじゃないもん!……なんだよ、人がせっかく励ましてあげてるのにさ!だいたい、普段の行いが悪いから当たらないんだよ!」
と、ヒデヨシが抗議する。
「なんだとコラぁ!」
「え、うわわわ!」
その抗議の言葉にイライラが頂点に達した俺は、その場にヒデヨシを押し倒した。
「な、なにするんだよぉ!」
「黙れ貧乳!当たらなかった分、お前の体で償え!」
「なんでそうなるんだよぉー!離せバカ…んっ!んっー!」
うるさい口をキスで塞ぐ。
ちゅぷっ…ちゅる…ちゅ…ちゅ…。
俺は貪るように舌を絡ませる。
抵抗していたはずのヒデヨシも、いつの間にか舌を絡ませてきた。
もう少し、味わっていたかったが、一旦唇を離す。
「ぷはっ…。はぁ…はぁ…うぅ…?」
ヒデヨシは涙を浮かべながら息を荒くしている。
いきなりキスを止めたので、少し驚いている様子だ。
「ん?どうした?もっとして欲しい顔してるぞ?」
「そ、そんな事…ない…もん…」
「あんなに嫌がってたのに、もしかしてその気になってきたのか?」
「ち、違う…うぅ…」
ヒデヨシは答えないまま顔を赤くしている。
「違うなら、抵抗してみろよ貧乳」
そう言って俺は今度、ヒデヨシの胸の辺りの服をずらし、赤く自己主張している乳首をペロペロと舐め始める。
「にゃ…あ…そんな所…」
猫みたいな声を出しながら、胸にほとばしる快感に悶えるヒデヨシ。
自分が襲われている事など、すっかり忘れてしまっているようだった。