身体測定の日、みかは自分のクラスの生徒の結果を見に来ていた。
「北川の結果迫力〜」
みかが教室に入ってくると、随分と聞き慣れた富永の声が聞こえてきた。同じクラスの生徒−北川と話しているようだ。
すかさずそこに寄っていくみか。
「私にも見せて見せて〜」
「だめー」
「え〜、北川さんのいじわるー。見せて〜見せて〜」
少し頬を膨らませながら詰め寄るみか、笑顔で断る北川。どちらもこの状況を楽しんでいるようだ。
ふと、そこに一人の女生徒−小林が歩み寄ってくる。そして、キツい一言……。
「優しさだったりして」
ガガーーン
そんな擬音が最適なくらいの顔になるみか。
「そういうわけでは」
みかのそんな様子を見て、多少慌てた様子で小林の言葉を否定する北川。
しかし…
「あ、でもそんな顔もかわいー」
そんな事を言いながら、途端に笑顔になる北川。さっきまで、多少なりとも慌てていたはずが、今はそんな事など微塵も感じさせない程の笑顔である。
そんな北川に、ふと、みかは尋ねてみる。
「ねーねー北川さん。そんな体になるのに、何か秘訣とかあるの?」
「勿論ありますよ〜」
満面の笑みで答える北川。
「何々?教えて〜」
縋る様に北川に抱きつく。
「それは……」
「それは?」
みかが、ゴクッという音を立てて、息を飲む。
「やっぱり教えてあげない」
「え〜!酷いよ北川さん〜!いじわる〜」
たまらず北川に泣きつくみか。
「ウ・ソ♪」
「ふえ?」
突然の北川の発言に、みかは思わず素っ頓狂な声を上げてしまった。
「今ここでできる事♪」
「えっ!ホント!?じゃあ、ここでやろう!」
「は〜い♪じゃあ、みかセンセ、黒板の方向いてて」
「うん♪」
みかは、そう言って黒板の方を振り向く。
「富永〜、小林〜!手伝って〜」
近くで話しをしていた二人に呼びかける。
「北川…本当にアレやる気だったの?」
富永が小声で尋ねる。
「フフフッ。勿論」
「いいじゃんいいじゃん。私達もみかセンセの事好きだし♪」
富永に合わせる様に、小声で喋る北川と小林。無論、みかには聞こえていない。
「まだ〜?」
何も聞こえていないみかが、待ちくたびれた様子で北川を急かす。
「最初は手順通りにね」
「オッケー」
念を推す北川に、富永と小林の二人が同時に答える。
「みかセンセ、準備いい?」
「うんっ!いつでも良いよ♪」
北川の問いに、最高の笑顔で答えるみか。
「それじゃあ、いくよ」
そう言って、みかの着ている服を三人掛かりで脱がせていく。
「え…え!?北川さん?富永さんと小林さんも…何してるの?」
慌てて三人に問う。
が、誰も答える気はないらしい。黙ってみかの服を脱がせていく。
「こ、こんな事…ダメだよ」
みかも必死に抵抗するが、運動不足のみかが現役の女子高生に勝てる訳もなく、見る見るうちに服を脱がされていってしまう。
三分も経たない内にみかは、ショーツとスカートだけの姿にされてしまった。
「みかセンセの乳首、綺麗なピンク色しててかわいい♪」
「そんな…恥ずかしいよぉ」
北川の発言に、みかは耳まで真っ赤になってしまう。
「誰か来たらどうするの?」
力で抵抗する事を諦めたみかが、僅かな希望に縋る様に尋ねる。
「大丈夫大丈夫♪」
極めて明るい口調で答える小林。
「え、どうして?」
小林の意外な答えに、オドオドと挙動不審になってしまうみか。
「みかセンセ…。今日は身体測定が終わった人から帰っていい事になってるでしょ。部活も今日は全部休みって、みかセンセが言ったんじゃない」
「あ、そういえば…」
みかは、教室に入ってから、この三人しか見ていなかった事に今更気付く。
(朝、自分で連絡したんだっけ)
自分でも忘れていた事実を生徒に思い出させてもらい、改めて自分の年齢を実感してしまい思わず溜め息を吐いてしまう。
「みかセンセ、大丈夫?」
北川の声で、我に返る。
「あ、うん大丈夫」
自分でも知らず知らずの内に、ぼーっとしてしまっていたらしい。
「それじゃあ、遠慮なく♪」
言葉と同時に、北川がみかの胸を愛撫し始める。
「え?あ、ふあ!」
突然の刺激に、みかは思わず喘ぎ声がでてしまう。それと同時に、床に押し倒されてしまった。
「ふふっ。みかセンセの喘ぎ声、小動物の鳴き声みたいでカワイイ」
みかの耳元で、北川が息を吹きかけるように話す。
「ん!そんな事言っちゃ…やだよぉ」
「なんか…二人だけの世界」
「私も混じりたいなぁ」
完璧に蚊帳の外の富永と小林が呟く。
「乱入しちゃえ〜♪」
突如、そう言って自分の唇を押し当ててみかの口を塞ぐ小林。
「ふむっ!ふぉ、ふぉふぁふぁふぃふぁふ!?」
自分ではしっかりと言葉を言ったつもりでも、口を塞がれているために、きちんとした言葉になっていない。
そんな事はお構い無しに小林は、みかの口内へと舌を侵入させていく。
「んっく……はぁ…はぁ…」
みかと小林の口から、熱い吐息が漏れる。
そんな様子をじっと眺めていた富永も、遂には我慢の限界に達してしまったらしく、みかのスカートの下から手を入れ、ショーツ越しに下腹部の辺りを指でなぞり始める。
「はう!そ、そこは…だめ」
みかの喘ぎ声が、今までよりも大きくなる。
「みかセンセ、感じてるんだ。ショーツの上からでもはっきり分かるくらい濡れてるよ」
「んあ!…そんな事……ない…もん」
「強がってるみかセンセもかわいい♪」
そう言って北川が、みかの乳首を甘噛みする。
「あ!あーーーーー!!」
みかの体が、一際大きく反応する。
「みかセンセ、イッちゃったんだ。ショーツ濡れたままじゃ気持ち悪いでしょ。脱がせてあげる」
富永が、みかのスカートとショーツを脱がせていく。
「みかセンセのココ、すごく綺麗な色してる」
北川が、観察するようにみかの秘所を眺めていると…
「私一人だけ気持ちよくなったんじゃ…悪いから、4人で一緒に気持ちよくなろ」
まだ虚ろな目をしたみかが、突然そんな言葉を発する。
「けど、4人ってどうするの?」
富永が疑問を口にする。
「富永さんが私の右手の平の上に足を開いて乗って、小林さんは私の左手の平に、富永さんと同じように乗って、北川さんは私の−−−と擦り合わせるの。そうすれば、4人一緒に気持ちよく慣れるでしょ」
「成る程〜。みかセンセ、アッタマ良い〜!先生みたい!」
小林が関心したような声を上げる。
「先生みたいじゃなくて、先生なんだけど…」
ぷくっと頬を膨らませて、拗ねる。が…
「拗ねたみかセンセも……」
北川に頬摺りされてしまう。
「みかセンセが頬膨らませると、ハムスターみた〜い」
二人のそんな言葉を、『カワイイ』という意味で受け取ったみかは真っ赤になって照れる。
しかし、富永が二人の言葉に付け加えるように一言。
「顔の丸みが余計にましてる」
「はうっ!…どうせ私は顔丸いよ」
再び拗ねてしまう。
このままでは、埒があかないと思った北川が、みかの唇を自分の唇で塞ぐ。
「ん…あ……。はあ……はあ…。きた…が……わさん?」
「みかセンセ…。まだ、途中だよ」
「そうだね。このままじゃみんな風邪ひいちゃうもんね。早く始めようか」
そう言って、机をどかし、場所を広くしていった所に、大の字に仰向けになるみか。
「じゃ、早速♪」
小林がみかの左手の上に乗る。続いて富永、北川の順に、みかの上に乗っていく。
三人がみかの上に乗り終えると、みかは富永と小林の−−−にゆっくりと指を出し入れし始める。
教室内に、グチュッグチュッと淫猥な音が響く。
「ん…あ……みかセンセ…気持ちいい」
みかの指に合わせて、小林もゆっくりと腰を上下し始める。
「あ…ん……はあ…はあ……みかセンセ…指の、動きが……ぎこちない」
富永が文句を一つ。
「でも、そこがまた良いんでしょ?」
まだ行動を開始しない北川が、富永の言葉に付け加える。
「北川さん…。そろそろ動いてよぉ」
待ち切れなくなったみかが、北川にねだる。
「ご主人様、お願いしますって言ってくれなきゃだめ〜」
「そんなぁ」
「しなくてもいい?」
「あう……ご、ご主人様ぁ、お願いします。私の−−−と、ご主人様の−−−を擦り合わせて下さい」
「良くできました♪」
北川も我慢の限界に達していたのだろう、直ぐに腰を動かし始める。
「あ…んん……」
みかの甘美な声が辺りに響く。
「あっ…う…みかセンセ……みかせんせぇ」
北川がうわごとの様に、みかの名前を呟く。
それに合わせて、みかの指の動き、北川の腰の動きが次第に早まっていく。
「あ…あっ……」
「だめぇ……」
「何か……くるよ……」
「みんな……一緒に〜…」
「ふあああああああっ」
全員が一斉に頂点に達する。
「はあ……はあ…また………みんなで…一緒に…しようね」
−翌日−
「北川さん、その…昨日ので本当に胸、大きくなるの?」
「ならないよ」
満面の笑みで答える北川。
「え!?そんなぁ…言ってた事が違うよぉ」
「私、胸が大きくなるなんて言ってませんよ?」
「え?じゃあ…」
「あれは、『私みたいに気持ち良くなりやすい体になる』っていう意味。男の人とも女の子ともできるようになる体になったよね?」
「あう〜」
END