最近この近所で変質者がよく出るらしい。
遅くまで学校に残ったときは友人と帰ったり・・・」
久々の学校だが相変わらず教師は自分の興味のある事など一言も喋らない。
口をパクパクさせて、あぁそうだ。まるで金魚のようだ。
七瀬優は教師から窓へと視線を移動させる。
夏空が美しく校庭の上に広がっている。
今晩も星を見に行こう。
こんな狭い教室は自分が本当にいる場所ではない。
あの何処までも広がる輝く星空の下でなら、本当の自分になれる・・・・。
瞳を閉じて今夜のことを思い浮かべる優。
今日一日の終わりを告げる学級委員の号令など
優が聞いているはずもなかった。
優の指定席には今晩も誰も訪れていなかった。
自分の腕を枕に優は星を見ながら今日の出来事を思い出す。
最近悪い男性が・・・と帰り際に家政婦も言っていた。
彼女は優をたしなめてこう言った。
あまり遅くに外に出ない方が宜しいかと思われます。
時間と同じで刻一刻と星空は変化して行く。
優はこの一瞬を遭遇するかどうかも分からない男のために逃したくはない。
もしかするとこの美しい空の下では彼らも自分の行為の愚かしさに気付くかもしれない。
その時だった。優の背後で男の声がした。
・・・噂の男?優は声の方向に注意する。
「七瀬さん?七瀬さんだよね?」
そこにはクラスメイトの男子が2人と女子が一人いた。
彼女は男子たちより一歩後ろに立っており優を冷たく見据えていた。
「七瀬さん、今日の先生のお話はちゃんと来ていた?
最近危~ない男の人がここいら辺によく出るそうよ。」
嫌味たらしく彼女は優に声をかけた。
「・・・男の人じゃなくて男の子かもよ?」
一人の男子が優に手をかけた。
優に手をかけたのは学年でも選り抜きの優等生だった。
彼は今度、推薦で有名な私立大学に入るという。
にやにやと笑っているもう一人の少年は、今日号令をかけた学級委員だ。
まじめな生徒としてクラスでは通っている。
唯一の少女は県会議員の娘である。
成績も運動も優秀で、教師やクラスメイトにも受けが良い。
彼らは常に周りの目を気にして生きている。
優のように自分の感性に従い自由に生きることなどしたくてもできるはずもない。
彼らは優が羨ましくて仕方がない。
その気持ちが優に向かって暴力という形で現れた。
自分たちが正しい、間違っている優を矯正しようという名目で。
「何をするんだ!!」
急に腕を掴まれるという行為に、優は怒りを含んだ声を上げる。
うるさいなぁ、と言いながらもう一人の男子が優の腹に拳を叩き込んだ。
優は声も立てられずにしゃがみ込む。
「なんか七瀬さんの声なんて始めて聞いたなぁ。
いっつも家に引きこもって何してんの?」
「彼氏といつもいちゃいちゃしてんのさ。」
「馬鹿ね。引きこもりに彼氏なんているわけないじゃない。」
勝手な憶測を述べながら3人はうずくまる優を取り囲んだ。
「さっ、早くやることやってしまいしょう。」
一人の少年が優の腕を固定し、少女が優のポロシャツに手をかけ、
優の白い腹とレースに囲まれた淡い色の下着を丸見えにした。
「・・・何を・・・」
事態が把握できずに混乱する優に追い討ちをかけるようにもう一人の少年も、
優のホットパンツを脱がせた。
「意外と女の子らしいパンツはいてるんじゃん。」
下着の上から優の小さな割れ目を強く擦る。
もともと汗のせいで優の下着は少し湿っていたが、ますます湿り気を帯びてくる。
「んん~?急にここだけ汗をかいてきたみたいだよ。」
「嫌だ。止めて・・・。誰か!!」
もともと誰も来ないからと優はここをお気に入りの場所にしていたのだ。
優が叫んだからといって誰も助けに来てくれるはずもない。
下着を優の口に詰め込んだ後、彼らの行為はますますエスカレートした。
優の脚を無理やりに押し開き外灯の下で”処女検査”というものを始めたのだ。
「ちょっと、ちゃんと足を抑えておいてよ。良く見えないわ。」
少女は優のぴたりと閉じた性器を押し開きながら男子たちに文句を垂れる。
「こんな所をべちゃべちゃにしてしてだらしないわねぇ。
やっぱり学校にも来ずに誰かと遊んでいるのかしら?」
優の陰核を引っ張りながら楽しそうに少女は呟いた。
「で、処女膜とやらはあるのぉ?」
「よく分からない。でもどうせこいつ援交とかしまくっているわよ?」
自分で見たことすらない場所を勝手に押し広げられて明かりの下で視姦され弄られる、
しかも同い年の同性にまで。優は気が狂い叫びだしそうだった。
けれども優はくぐもった声でうめくことしか許されなかった。
「あぁ、こんなんじゃ埒が明かないわ。誰か直接突っ込んでみなきゃ・・・・・。」
「んんんんんんんんん!!!!!!!」
優が目を見開く。2人の少年がニヤニヤしながらズボンのチャックを開き始めた。
「どっちからにする?」
「じゃんけんでいいわよ。そんなの。」
女生徒は男子二人に見せ付けるように、優の小さな性器を精一杯開いた。白くどろりとした体液が後から後からあふれ出てくる。
彼女の陰核は弾けそうなほど膨らんできていた。
「急いで。七瀬さんは早くぶち込んでもらいたいみたいよ。」
男子生徒たちの無邪気なじゃんけんの決まり文句が出ている。彼らは優の初めてを奪うために必死にあいこを繰り返す。
「あぁ!勝った。」
「遅出しじゃんよ。ずるいしぃ!!」
ついに自分の純潔を奪う人間が決定してしまった。一気に優の顔から血の気が引く。
優は陰核をひくつかせながらも、拒絶の意思を示すために大きくかぶりを振った。
「んんんんんんんんんん、んんんんんんんんんん、んんんんんんん!!!!!!!!!!!!!」
チュプリと小さな水音がして優のそこに、男性器が押し当てられた。優は相変わらず狂ったように首を振るだけだ。
「もし処女だったら学校にはろくに出ていないのに、こんな夜中にふらふら出歩いている罰が当たったと思ってね。」
「まぁ、膜が無かったらヤリマンだったってこった。今更俺らにやられても大騒ぎすんなよ。」
「そいじゃぁ、・・・・いただきま~す!」
男子生徒はありったけの勢いをつけて、涙と鼻水でぐしゃぐしゃの顔の優に腰を打ちつけた。
「・・・・・うぎゃああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!」
偶然優の口の詰め物が取れた。途端、獣のような叫び声を優は発した。
「ぅわ・・・・、心臓止まるかと思った。やべぇ声出すなよ!」
「ま、誰にも聞こえてないでしょ。で、七瀬さんの具合はどう?」
激しく体を痙攣させる優に何度も腰を打ちつけながら、男子生徒はおかしげに言った。
「さっきの叫び声で分かれよ。こいつ処女だぜ。ほら見えないか?血ぃ垂れ流していやがる。」
「良かったわね。やりすぎで性病とか持ってたらシャレにならないわよ。」
優を散々傷つけておきながら、彼らは自分の心配ばかりしていた。
狂人のような声で声で優が助けを請う。
「ぃひい!!・・・・・ぉうっ・・・ねがひぃ!!!止めてへぇ!!」
そんな優にはお構い無しに、男子生徒はやれ締りがいいだのきつ過ぎるだの、周りの連中と優の体の批評をしていた。
「おい、早く代われよ!」
「一発出したら代わってやるって。おっ、いいぞ、七瀬その調子だ。もっと締めやがれ!」
「ぅおっ!!うおおああおおおぉ!!」
かなりのヴォリュームがある胸を鷲づかみにすると、白目を剥きながら優が反応した。
「感じてるのかしら?」
「少なくとも俺が今まで抱いた女はこんな反応しなかった。」
「何言ってやがる。こいつ今まで2人しか抱いたことないくせに。とりあえず今日で俺もグバッイ童貞さ!」
「ところで君は処女なん?」
「セクハラよ!」
年頃の子どもたちの会話が、悲惨な目に遭っている優の上で延々と繰り返された。
優の中を蹂躙し、腰を振り続けていた少年が体を大きく震わせた。
「うううっ!!出る!!!」
「ちょっと次に俺が挿れるんだぞ!!」
「嫌!!・・・・・嫌アアァァァ!!!!!止めてええええええええェェェェェ!!!!!!!!!」
「ちょっと遅かったみたいだぜ?」
優の腹の中に大量に熱い男の体液が流れ込んでくる。優は改めて自分の純潔が奪われたことを思い知らされた。
「はぁ、はぁっ・・・・・。ひぐぅ。うふぅ・・・・。」
女生徒は放心した優の姿を見て滑稽な姿だと大笑いしている。もう一人の男子は、優の中に射精した男子を責めていた。
「ちきしょう!ドロドロじゃないか。」
「ははは、悪い!まぁお前はこっち使えよ。」
尻の肉を押し分け、優の可憐な蕾を無理やり押し開く。
「尿道炎にならないだろうな・・・。」
「中で小便すれば大丈夫だよ。」
優の必死の抵抗は二人の男の力によって、簡単に封じられてしまった。
「801穴みたいにはいかないのねぇ。クラスのヲタ女がニヤニヤしながらそういう本を読んでたわ。」
「あいつらって簡単に尻でやらせてくれるぜ。」
恐怖に目を見開く優のそこに男子生徒の性器が押し当てられた。
「あぁうぅぅ!」
固く締まったそこに強引に性器をねじ込む。
「痛い痛い痛い痛い痛い!ひぎいいいいいいいいいぃぃぃぃぃぃ!!!!!!」
「貴方みたいな女はそこでセックスするのがお似合いよ!」
学生たちの嘲笑と、優の悲痛な声が満天の夜空に響いた。
「ちきしょう!たまんないな。一発抜いたくらいで我慢できるかよ!」
傍観に回っていた少年が、また熱を取り戻した自分の性器を持て余していた。
「二輪挿しいくか?俺やったことないし。」
「おもしろそうねぇ。」
「ほいじゃまぁ・・・・。」
体位を変えて男子生徒二人でまたも優を責め始めた。
「いぐぅ!!あぎぃいいいいいいい!!」
あまりのショックに優は小便を垂れ流し始めた。
「うわっ。汚いなぁ・・・。しっかし、そろそろこいつもイイとか何とか言い始めてもいい頃なんだけどなぁ。」
「ああああぁぁっぁ・・・・はぁああ・・・・、裂けるぅ・・・・。お腹が・・・・裂ける・・・・・・。」
涙と鼻水でぐしゃぐしゃになった顔で、優は助けを懇願する。
「別に構わないわよ?私たち何も困らないし。」
「容赦ないねぇ。君は。」
男子生徒たちは苦笑した。優と男子生徒たちの接合部は互いが分泌する体液と、優の血液でどろどろになっていた。
「ふ・・・ふぁぁぁ・・・。あっあ。」
しばらくして、三人は明らかに優の発する声が変わってきたことに気付いた。
「きたきた!」
優は快感を示す声を発し始めたのだ。優の意思ではない。それは彼女の本能が発する声だった。
「気持ちいいか?七瀬。」
「・・・・・。」
「もっとして欲しい?七瀬さん。」
優の瞳に光は無かったが、首は何度も振られた。
「それじゃぁ・・・・。」
「もっと楽しませてあげるわね。」
どこか遠くを見つめる目で優は微笑んだ。
その後2時間。優は散々に陵辱された。しかし優の体は喜んでこの陵辱を受け入れた。始終優は涎を垂らしながら悦に入っていた。
さすがに男子生徒たちも体力がなくなってきたのであろう。最後の射精を終えると自然と優から身を引いた。
女性器からも排泄器官からも白濁の液を垂れ流した優が、荒い息をはいている。彼女を見下ろす学生たち。
「こんなもんかな?」
「もう帰るか。明日の予習しなきゃな。」
「七瀬さん?一人で帰れるかしらぁ?」
わざとらしい女生徒の質問に、呆けた表情の優は何の返事も返さない。
「しばらくっつーか、もうガッコじゃ会わないだろうな。っつーか来れないだろ。」
「こんな女、クラスには必要ないわよ。」
「そーいやC組の女子が売りやってるって・・・・」
新たの目標について話しながら帰路に着く学生たちの声など、優の耳には一つも届かなかった。
たとえどんなに凄惨な事態が起ころうとも、優が信じた星空は何も無かったように輝き続けている。
一つの流れ星が、空の隅で小さな光の筋を描いた。
【終】
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