・・・・今日は東京からあの人がやってくる。待ち焦がれていた約束の日・・・・。  
 
綾崎若菜はその日、学校の都合で制服であの人を待った。せっかくの約束の日に制服姿は残念だ。  
一度家に戻って着替えてもいいのだが、一刻も早く彼に会いたくて若菜はそのままの格好で彼に会うことにした。  
いくら大和撫子の若菜だって年頃の女の子だ。精一杯のお洒落をして彼に会いたい。  
こんな格好の自分で彼に呆れられないかしら・・・・、制服の襟を整えて若菜はあの人との待ち合わせ場所に向かった。  
そんな若菜の気持ちとは裏腹に、待ち合わせに現れた彼は、若菜の白い制服姿を素敵だといってくれた。  
「申し訳ありません。午前中に弓道部の集いがありまして・・・・。こんな格好で・・・・。」  
「いいよ。そこから急いで来てくれたんだね。嬉しいよ。  
 制服姿の若菜も素敵だね。さぁ、今日は午後しか一緒に過ごせないんだ。いい一日にしようね。」  
優しい言葉をかけてくれたあの人に、嬉しそうに若菜はうなずいた。  
学校には彼氏に制服姿を見せたくて、平気で制服姿でデートをする生徒など何人もいる。  
しかし本来は制服姿で異性と歩く事は、校則で固く禁じられている。けれども今日の若菜には誰にも見つからない自信があった。  
「はい。あの、今日は紅葉が素敵な神社を案内しようと思っているんですが・・・・。」  
若菜はあえて誰もいない若菜だけが知っている、紅葉の名所に案内するつもりだった。彼だからこそ案内をしてやりたかったのだ。  
後々自分がそこでどのような目に遭うかも知らず・・・・・。  
 
行きの電車の中で最初は何て事のない日常の会話をしていた二人だが、急に彼はその話を持ち出した。  
「若菜、君は僕の事を本当に好きかい?・・・いや、愛している?」  
あの人の急な質問に若菜は面食らう。一体急にどうしたのだろう。でも若菜は確信を持って答えることができた。  
黒目勝ちの瞳をあの人に向ける。  
「ええ。私は貴方のことが好きです。・・・・・・・・愛しています。」  
何年も想い続けた後、やっと再開することのできたあの人。  
今は互いを思い合う仲になるだなんて、小学生だった自分が果たして想像できただろうか。  
「なら若菜、僕の全てを君は受け入れてくれるかい」  
「はい。」  
凛とした態度で若菜は答えた。  
「じゃぁ若菜、今から下着を脱いで。そしてその格好で僕と歩いてくれるかい?」  
あの人の突然の要求に驚きを隠せない若菜。しかしこくりと若菜はうなずいた。  
「貴方が・・・・・そう望むのなら構いません。」  
若菜の答えを待っていたかのように、急に電車の中の人影が減っていった。皆有名な寺がある駅で降りてしまったのだった。  
「良かったよ。とんだ変態だと君に呆れられると思っていたからね。  
 でもコレが僕なんだ。恥ずかしがる若菜を見て愛おしいと思う・・・。」  
「私は貴方を愛しています。だから貴方の希望に答えるんです。・・・他の男性なら・・・・・・・。」  
なら早くそうしてくれといわんばかりの彼の視線から逃げるように、若菜は自分の制服のスカートに目を落とした。  
 
「あ・・・あの、でも、こんな場所では無理です・・・。せめて駅のお手洗いで・・・・・。」  
頬を赤くして懇願する若菜に彼は冷たく言い放った。  
「駄目だ。そんなんじゃ僕は満足できないよ。  
 ・・・・そうだよね。こんな要求をするする僕は若菜に嫌われてしまっても仕様がないよね・・・・。  
 このまま東京に帰ってしまおうか。」  
彼のわざとらしい言葉に若菜は必死に反応する。  
一ヶ月ぶりの逢瀬、またねの約束を交わしてから若菜は今日までこの日を待っていたのだ。  
この一瞬を逃したくなくて若菜は彼の要求を飲むことにした。  
「わ・・・・・分かりました!脱ぎます。下だけで宜しいのですね?」  
「上はまた・・・・ね。」  
目を閉じて若菜は自分のスカートに手をかけた。紺色のスカートのしたから繊細なレースに包まれた上品な下着が見える。  
若菜は下着の端に手をかけて、ゆっくりと下げ始めた・・・。  
若菜の頬は真っ赤に上気し、瞳は潤んできていた。下着に手をかけている指は小さく震えている。  
「若菜、とっても素敵な表情だ。今どんな気分なんだい?」  
「とても恥ずかしくて・・・あぁ、死んでしまいたいです。」  
ぴたりとスレンダーな脚を閉じて脱いでいるせいで、なかなか若菜の脚から下着は抜けない。  
「次の駅で人が来るかもしれないね・・・。早くしなきゃ。  
 若菜、もっと大きく脚を広げないと脱げないよ。」  
「ぅ・・・ああぁぁぁ・・・・。」  
小さく呻きながら若菜は大きく脚を開いた。  
 
スカートの奥に黒い陰毛に守られながらも、真っ赤に開いた若菜の性器が見えた。どろどろの女の蜜が今にも滴ってきそうだ。  
「僕も十分変態だけど、若菜もこんなことで興奮するなんて十分変態なんだね。」  
「ああ、違います。違うんです。」  
辱めの言葉を受けた若菜のそこからは、シートに滴るほど卑猥な香りのする体液を流しだした。  
「若菜、自分で分かるかい?若菜の女の子の部分はすごくぴくぴく動いているよ。」  
「ぁぁぁ・・・嫌ぁ・・・・・・・。」  
『次はぁ〜OOO駅ぃ〜』  
電車の中かに車内アナウンスが流れる。はっとした若菜は恥も何もかも捨てて、下着を脚から抜いた。  
「ふふ。いい子だね、若菜。帰りには返してあげるから僕に渡すんだ。」  
若菜は震えながら、まだ自分のぬくもりが残る下着を渡した。  
「つ・・・・次の駅で降りるんです。」  
さっきまでの事を無かったことにしたい様に、若菜が呟く。目は伏せられたままであった。  
もう若菜は脚を閉じていた。しかし足の震えはまだ止まってはいなかった。  
「こんなことで悦んでいても仕方がないよ。さぁ、もっと楽しいことをしようね・・・・・・。」  
目標の駅が近づいたことを知らせるアナウンスが流れた。若菜の被虐の旅は始まったばかりだった。  
 
 
 

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