「あ〜あ、ケータイ充電してくればよかったなぁ……」  
 山本るりかはバイト帰りの夜道でそう言いながら小さくため息をついた。  
 
 るりかはこの夏18歳になったばかりの高校生である。  
 いくつかバイトを掛け持ちしているが、今日はコンビニでの勤務だった。  
 そのコンビニはオーナーが手広く店舗を展開している。  
 市内だけで4店舗あり、今日はそのうちの一店に欠員が出たため応援に行かされていたのだ。  
「なぁ〜にが『るりかちゃん悪いねぇ』よ! バイト代少し色付けてもらうからね!」  
 コンビニの仕事も長く、作業には馴れているとはいえ自店とは勝手が違う。  
 オーナーは経験の豊富なるりかを信頼して派遣したのだが、それでも気疲れは多かった。  
「ほんっとに疲れた!」  
 るりかがぼやいた。  
 
 るりかの家も市内とはいえ、応援に行った店とはかなり離れていた。  
 ましてるりかの家は郊外にある。帰宅はいつもよりも遅い時間になっていた。  
「若い娘の帰りが遅いんだから誰か迎えに来てくれればいいのに……」  
 普段なら帰宅が遅くなるときは用心のため電話しながら歩くるりかだったが、今日はそれができない。  
 秋も半ばを過ぎ、日が落ちるのも早くなっていた。  
 時間は10時を少し過ぎている。あたりはとうに真っ暗だった。  
「早く帰ろ……」  
 るりかは歩調を速めて家路を急いだ。  
 
キキーッ  
 後ろで車のブレーキの音がした。続いて  
バタンッ  
 ドアの開く音。  
 はっとして、身構えながら振り返ったるりかだったが、  
「悪ぃな、送ってもらっちゃって」  
 そんな声に安堵のため息をついた。  
(なぁんだ、この近所の人なんだ……)  
 再び歩き出するりか。  
「じゃあな、気をつけて行けよ」  
 今しがた車から降りた男の声に続けて  
ブルルルル……  
 かすかなエンジン音が近付く。  
 
 車は道端に寄ったるりかの横を通り過ぎるはずだった。  
 しかしその車はるりかに横付けされて停まった。  
(えっ?)  
 とっさに車を見たるりかは、開いたままのスライドドアから腕をつかまれた。  
 それと同時に後ろから誰かに車に押し込まれる。  
(なにっ? なんなのっ?)  
 頭が混乱する中で自分を押す相手を見ると、それはさっき車を降りた男だった。  
 
 どうあがいても男たちの力にはかなわない。抵抗も空しく、るりかは車に乗せられてしまった。  
 そしてるりかを乗せた車はスピードを上げると、夜の街に消えていった……。  
 
「きゃあああああ! イヤああああ!」  
 男たちは運転する者を含めて3人。  
 ようやく事態を把握したるりかが大声をあげた。つかまれた腕から逃れようと身をよじる。  
 暴れるたび、今時の女子高生らしいるりかの超ミニのスカートはすっかりまくれあがり、ショーツが丸見えになる。  
 
「キミさぁ、水塚高校だよね」  
 いつもは自宅に戻ってからの出勤なのだが、今日は学校から直行だった。  
 その制服から学校名が言い当てられる。  
びくっ!  
 るりかの動きが止まった。  
「そんな短いスカートはいて、挑発してるの?」  
 男たちはそう言いながらるりかの制服のポケットをまさぐった。  
「あったぞ学生証! なになに……山本るりか、高3。8月に18歳になったばっかだぜ!」  
「ヒャッホー!」  
「今日はよろしくね、るりかちゃん」  
「わ、私をどうするつもりですか……お、お金なら持ってるだけ全部あげます……だから……」  
 るりかの声が恐怖に震える。  
「おとなしくしてればちゃんと解放してあげるよ」  
「もう子供じゃないんだからさぁ……俺たちの言ってる意味、分かるんじゃない?」  
 男たちが下卑た笑い声を立てた。  
 
 るりかが連れてこられたのは名古屋港だった。  
 埠頭の突端、倉庫が立ち並ぶ一角は昼間ならともかく、こんな時間に近付く者は誰もいそうになかった。  
 車が停まったら隙を見て逃げよう。そう思っていたるりかの心を見透かしたように  
「ヘンなこと考えるとキレイな顔に傷がつくよ?」  
 そう言いながら男たちの一人がナイフをちらつかせた。  
「ひっ!」  
 抵抗をあきらめ、るりかはうつむいた。  
 
 いきなり男たちがるりかの体を仰向けに突き倒した。フルフラットの車内にるりかが転がる。  
 その両方の足を一人の男がつかむと大きく持ち上げる。  
 そして少女らしいデザインのショーツに手をかけると一気にずり下ろした。  
「いやぁぁぁぁ!」  
「制服はちゃんと脱がせろよ。破いたらあとあとマズイからな」  
「わかってるよ、いつもやってることだろ?」  
 運転席から回ってきたリーダーらしき男の言葉に、るりかの制服の上着に手をかけていた男が答えた。  
 
 必死に足を振って逃れようとするるりかだが、膝の下まで下ろされたショーツに動きが制限される。  
 それでも暴れるるりかの股間に男が手を突っ込んだ。  
びくっ!  
 一瞬るりかの体が硬直する。  
 その隙にショーツが足先から抜かれた。  
 そしてすぐさま体を滑り込ませると、るりかの両足の間に自分の腰をねじ込む。  
 ……もうるりかは足を閉じて抵抗することができなかった。  
 
「キレイな足だねぇ……さすが18歳ってか?」  
 るりかの足の間に入った男が太ももをなでまわす。  
「いやぁぁぁ!」  
「どんなに叫んだって誰にも聞こえないよ」  
 もがくるりかに希望を失くす言葉が発せられる。  
 そうしている間にもブレザーのボタンがはずされ、ジャンパースカートが脱がされていく。  
「大きくはないけど形はよさそうだぞ」  
 男たちは脱がしながら制服の上からるりかの胸をなぶった。  
「やめて! やめてください!」  
 るりかにとり、制服の上からとはいえ異性に胸をさわられるなど初めての経験だった。  
 屈辱的な思いで男たちの体をはねのけようとするが、がっちりと上腕を押さえられ動けない。  
 
 屈強な男たちに押さえつけられたるりかだが、制服の構造上、一瞬だけ体の戒めが解かれた。  
「イヤぁ! やめてくださいっ!」  
 それを先途と振り回したるりかの腕が一人の男の顔に当たった。  
「痛ッ!」  
 頬に一条の赤い線が走り、血がにじむ。どうやら爪が当たったらしい。  
 男は顔に当てた手を見た。それが男を逆上させたのか顔色が変わった。  
「てっめぇー!」  
パンッ!  
 るりかの頬が張られる。  
 
 なおもるりかを殴りつけようとする手が別の男につかまれた。  
「おい、その辺でやめとけ」  
「でもよぉ!」  
「俺たちは傷つけるのが目的じゃない。履き違えるな」  
 その言葉にしぶしぶといった感じで男がうなずいた。そして  
「悪かったよ、殴ったりして」  
 そう言ってもう一度るりかを押さえつけた。  
 
 るりかが全裸にされた。もう体を隠すものは何もない。  
「じゃあ俺からだな」  
 男の一人がそう言うと下着ごとズボンを下ろした。  
「ひっ!」  
 屹立した肉棒を見たるりかが息を飲んだ。  
 ゆうに15センチはありそうな茎の先端にはたっぷりエラが張りきっていた。  
 それに加えて弧を描くように反り返った茎部は血管を浮き立たせていた。  
 それは、処女のるりかにとって恐怖以外の何物でもなかった。  
「や、やめて。それはイヤ……」  
 震えるるりかを見下ろしながら、男は自分で何度かしごくと避妊具を装着した。  
 
 るりかは意外だった。てっきりそのまま犯されると思っていたからである。  
「ん? これか?」  
 そんなるりかの様子に気付いたのか、男は話しはじめた。  
「他の奴のでヌルヌルの穴に入れるのはお互いイヤだからなぁ」  
「お前が妊娠しようが知ったこっちゃないが、すべりがよすぎるのは気持ちよくないしぃ」  
 別の男が笑いながら言葉を引き継いだ。  
(ダメだ……もう逃げられない。……助からない)  
 るりかの心を絶望が支配した……。  
 
 男の節くれ立った指がるりかの女性器にのびた。そうして亀裂をさするように何度か這いまわる。  
「イヤあああああ!」  
 自分でも触れたことのない部分を好きでもない男の指が這いまわる。  
 るりかはのどからほとばしるような悲鳴を上げた。  
 
 男を受け入れる準備の整っていないるりかの性器から男は指を抜いた。  
 そして、すでに広げられた足の間に腰を進めた。  
「イヤああああ! やめて、入れないでええ! 駄目えええ!」  
 膣口に肉棒があてがわれたとき、それでもるりかは最後の望みで叫んだ。  
ぐっ!  
 それを打ち砕くように男が腰を突きこんだ。  
 るりかの体が途端に硬直する。  
「ひぐっ……ぐぅ! むむっ……んんっ!」  
 声も立てられないるりかの腰をつかむと、男はグイグイと肉棒を押し込んでいく。  
 途中で止まると少し引き戻し、さらに強い力で突き立てた。  
「い、痛い、痛いいいい! やめてぇ、死んじゃうぅ!」  
 力任せに突かれ、るりかが悲痛な声で苦痛を訴える。  
 しかしその体はピクリとも動かなかった。  
 あまりの激痛に体がこわばって暴れることもできなくなっていたのだ。  
 
「あうっ……ぎぃぃぃ!」  
 るりかが歯を食いしばったままひときわ大きな悲鳴を上げた。  
 その瞬間、処女を犯した肉棒が根元までるりかを貫いていた。  
「痛いぃ、痛いっ! 抜いてっ、抜いてぇ!」  
 るりかの必死の懇願も耳に入らないかのように男が動き始めた。  
「い、今すぐ抜いてっ。あああっ、やめてえ! そんなに……そんなに動かさないでえええ!」  
 苦痛に顔をゆがめながら男の抽迭に悲鳴を上げつづける。  
 
「くっ……さすがに処女はきついぜ……イキそうだ……」  
 何十度目かの抽迭で男がうめいた。  
 そしてるりかの肩口をつかんでラストに向けてますます激しく動き出した。  
「あああああ、やめて、お願いぃぃ! き、ひいいいいい!」  
 力いっぱい突き上げる男のひと突きごとにるりかの体が揺れる。  
「くっ!」  
 男は一声短くうなるとるりかの中で射精した。  
 
「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ………」  
 男の動きが止まったことで放心していたるりかの耳にカチャカチャというベルトの音が聞こえた。  
 
 最初の男が果ててすぐ、次の男がのしかかってきた。  
 痛々しく裂傷を負ったるりかの膣口に熱い先端が押し付けられる。  
ぐぐっ!  
 そのまま、なんのためらいもなく男は剛棒を差し入れた。  
「ひぃぃぃぃ!」  
 痛みにるりかの意識が覚醒する。  
 今度の男は20センチはありそうな巨大なモノでるりかをえぐりつづけた。  
「あああああっ!」  
「おとなしくしろ! よけい痛くなるぞ」  
 
 初めてのときよりも強烈な痛みにるりかが絶叫する。  
 まるで体を真っ二つに裂いて肉棒が突き進んでくるような感覚。  
 るりかは間違いなく自分の体が裂けてしまったと思った。それほどの激痛だった。  
 だが男はそんなるりかを気遣う様子もなく激しく動きつづけた。  
「ぬ、抜いてください……お願いです」  
 このまま続けられたら本当に死んでしまう。  
 そう思ったるりかが哀願するが、男は聞こえないかのように剛直を突き立てつづけた。  
「うぅ、ひ、ひどい……」  
 涙で目を真っ赤に泣き腫らし、るりかがつぶやいた。  
 
 射精が近いのか、男のペースが上がった。  
 男に突かれるたびに小さく息をついていたるりかだが、  
「ううぅ! ああああ」  
 下半身から湧きあがる激痛に再び悲鳴を上げた。  
「イクぞっ!」  
 とどめとばかりに男がるりかを深くえぐった。  
 次の瞬間、男はるりかにしがみつきながら大量の精液をぶちまけて果てた。  
 
 3人目の男も乱暴にるりかを貫いた。  
 射精の直前、男は膣から肉棒を引き抜くとコンドームをはずしてるりかの顔に押し付けた。  
「あううっ……」  
 唇に下腹部をぴったりと密着されて、るりかは苦しげに顔をしかめてうめく。  
 そこに先端から勢いよく精が射ち出された。  
「んっ、んっ……」  
 気持ちよさそうに目を細めて、男はぐいと腰を押しつけて小刻みに揺すりたてる。  
 
「うぐっ、うぐぅ……」  
 のどの奥に向けて熱い液体が注ぎ込まれていく。  
 青臭く生臭い、なんともいえない不快なにおいにるりかがえずいた。  
 しかし唇をふさがれたるりかは吐き出すことも出来ず、息苦しさのあまり、泣く泣く汚辱の体液を飲み下した。  
 
 その後、男たちは代わる代わるるりかを慰みものにした。乱暴は3時間あまりに及んだ。  
 るりかの肉体で満足するまで楽しむと、そのまま名古屋港にるりかを置き去りに去っていった。  
 闇の中に消えていくテールランプを見ながら、るりかは枯れ果てたと思っていた涙が頬を濡らすのを感じていた。  
 
           おわり  
 
 
 

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