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「レティ〜〜」
「だから、その呼び方はやめなさいって何度も言ってるで───」
振り向きざまに、いつもの文句を言おうとレティは凍り付いた。予想もしないメニィの姿を目にして。
メニィのその大きな瞳にはあふれんばかりの涙、そして、顔はユデタコといわんばかりに真っ赤だった。
「ど、どうしたの?メニィ?」
いつも冷静なレティも、この時ばかりはメニィの異常に取り乱さずにはいられなかった。
「・・・な、なんか、体がすごく熱いの〜〜」
風邪?真っ先にそう疑うトコだが、生体兵器ともあろうメニィがそんじょそこらのウィルスにかかるはずがない。
「・・・なんでそうなったのか、心当たりはないの?」
「ん〜〜〜、ジュース飲んでから変なカンジ・・・」
「ジュース?」
レティはメニィの持っているジュースの殻を見て、しばし呆然───その後、あわてて、何度も確かめた。そこにかいてある文字を。
『これでアナタも絶倫マシーン!勇気ビンビン!アソコもビンビン!(・∀・)イイ!』
あまりにもアホくさい煽り文に、レティ、気を失いそうになる。停止しかけた脳をむりやり動かし、状況をなんとか掴もうとする。
───ええと、メニィはこれをのんで・・・
───つまりは、ええと
───メニィは、ヤりたくてたまらないと・・・
ポンッ
やっとのことで、そこへたどり着き思わず手を叩く彼女。
そして・・・
カアアアアッ───
一気に赤面する。
「レティ・・・一人で百面相してる・・・」
「な、なに、呑気なこといってるのよ、アナタのせいでもあるのよ」
「え〜〜そんなことよりどうにかしてよ〜レティ〜たすけて〜」
「どうにかって・・・・・・」
ふと、レティはかねてから不思議に思っていたコトを思い出す。
───生体兵器ってエッチなことできるのかしら?
そう、今、それを試してみる絶好の機会だ。
「ね、ねぇ・・・メニィ、それをどうにかできるならなんでもする?」
「うんっ!するっ!だからなんとかして〜」
「わかったわ、なんとかするけど、今からすること、他の人とやっちゃダメよ?」
「う・・・うん?わかった〜」
なんだかんいいながら、レティも、結局、欲求不満だったのかもしれない───
「メニィ、ベットに裸になって横たわって」
「え?裸になるの?なんでなんで?」
「いいから、黙ってやんなさい」
「はぁ〜い」
ちょっと楽しげにメニィは脱ぎだした。しなやかな躰が露わになる。
横たわったメニィにレティは覆い被さった。そっと。
「レティ───なにっ・・・」
とまどう唇にキス。触れあう唇はどんなものよりも柔らい。
息を求めて開く、メニィの小さな唇にレティシアは舌を滑り込ませた。
初めての体験に逃げまとう舌を捕まえ、絡ませる。
ちゅぷ・・・ちゅっ・・・ちゅるん・・・
「───はぁっ」
長いキスの後、解放されたメニィは大きく息をついた。二人の唾液が細い顎を伝う。
「レ、レティ・・・ますます変なカンジだよぅ〜」
「いいから、少し黙りなさい・・・すぐ佳くなるから・・・」
メニィの耳や首筋にレティはキスを施してゆく。
「あっ・・・れて・・・あっ」
思わず声をあげてしまい、メニィは怒られるんじゃないかとあわてて口を塞いだ。
「自然にでる声なら・・・出していいわよ」
と、苦笑するレティ。本当になにも知らないのね───罪悪感が彼女の胸に広がっていったが、今はこうするしかないような気がした。
メニィの体つきにしては大きな胸のふくらみを、レティは優しくもみしだく。
「あんっ・・・あっ・・・ふっ」
反応しかけている先端は驚くほどキレイな色をしていた。生まれたての赤子のような。
メニィは実年齢は三歳だし、そんな色をしてるのもわかるのだが───
汚れのない、その色にレティは少し悔しくなり、強く摘んだ。
「ぁああっ!」
あっというまに濃く色づき、そそり立つしこり。
「れ・・・れて・・・オッパイ・・・もっといじって・・・」
「キモチイイの?」
「う、うん・・・おなかがくすぐったいけど・・・」
「・・・わかったわ」
レティはそこで身にまとっていた服を脱ぎすて、全裸になった。
そのまま、再びメニィに覆い被さる。今度は二人の乳房が重なるように。
メニィの堅くなった先端に、レティの柔らかなふくらみが押しつけられた。
レティは小さな背中に手を回し、ゆっくりと乳房同志をこすりあわせる。
やわやわとした感触のなかに、確かな快楽を二人は感じ取った。
「んっ・・・あっ・・・あああっ」
「ふっ・・・ああっ」
甘い声のハーモニーが部屋に響く。レティの胸の先端も既に頭角を表していた。
「れ・・・てぃ・・・なんかっなんかっ・・・オマンコから・・・あっ」
メニィの切羽つまった声に、レティはあわてて、メニィの割れ目に手を這わせた。
「あ───、メニィ、大丈夫よ・・・」
「な・・・なにこれぇ・・・・」
「これはキモチイイときにでる、愛液ってやつよ」
「オ、オシッコじゃないの?」
「おしっこって・・・メニィ・・・」
メニィらしいといっては、メニィらしい反応に思わず笑ってしまうレティ。
「もっと、これから気持ちよくなれるわよ・・・」
ゆっくりと指を、メニィの秘所に這わせ、何度か指を往復させた。そこはしたたかに濡れそぼっていた。
「んっ・・・っはっ・・・あっ・・・気持ちいいよぅ・・・」
レティは今まで触れたことのない柔らかさに少しとまどう。
───鷲掴みにしたら、崩れ落ちちゃうんじゃないかしら
それほどまでに、メニィの秘所は熱く溶けそうで。
レティの指にまとわりついて離さない、ドロリとした粘膜。
「ぁっ・・・ひ・・・あっ・・・はぁん」
メニィはこぶしをきつく握り、初めて体験する得体の知れない気持ちよさに耐えていた。
「メニィ・・・脚、開いて」
言いつけ通りに脚を開くメニィ。露わになったメニィのソコも乳首と同じように初々しい桃色をしていた。思わずため息をつきそうなほどキレイで。
レティがおそるおそる顔を近づけると、ほのかにただようオンナの香り。
ヒダに沿い蜜を舐めとると、メニィは小さな躰を仰け反らせひとくわ大きく嬌声をあげた。
「ひあっ・・・そんなとこっ・・・きたないよぅ・・・」
「汚くなんかないわよ・・・キレイ・・・」
熱いレティの舌の刺激とともに、レティの花芯はじょじょに凝り固まっていく。
「ね・・・メニィ、あたしのもなめれる?」
たまらなくなったレティは問いかける。
「な、舐めると・・・レティもキモチイイ?」
「うん・・・多分」
おずおずと、メニィはレティの秘所に口づけた。
「あっ・・・」
「レティもたくさんアイエキでてるね・・・」
あふれ出る様が面白いのか、メニィは夢中でレティの蜜を舐める。音をたてて。
「この突起みたいなの、なぁに?」
「んっ・・・メニィ・・・そこは、クリトリスっ・・・」
メニィは遠慮なしに、その固くなったトコをグリグリと弄り回した。
「あっ───あああっ!メニィ!やめなさい!」
このままだとレティ、メニィより先にイってしまいそうで急いで制止をかけた。
そして、止めていたメニィへの愛撫を再開する。
意図せず、お互い舐めあう形になった。
「っあっ・・・れ、れてぃ・・・もっとクリトリス舐めてぇ・・・」
「はっ・・・めにぃ・・・もよっ」
レティがメニィの愛らしい真珠のような花芯をきつく吸うと、お返しといわんばかりに、メニィは舌を差し込む。二人ともお互いの蜜で唇が艶めいていた。
二人分の息づかいと、あえぎと、ペチャペチャとした淫らな水音しかしない空間。
「ああっ・・・レティ!変になっちゃう・・んああっ」
どんどん高みに連れ去られ、二人は不思議な感覚に陥る。相手の秘所を舐めているのに、自分のを舐めているような。レティがメニィのを強く吸うと自分の躰にも甘い戦慄が走るのだ。メニィも同じく。もう、絶頂は近い───
「あああああああっ───」
「ひああっ・・・レティ!レティ!」
そして二人は折り重なるように果てた───。
それからのシューティングスター号では、女同士の秘め事が途絶えなかった日はなという───。