深夜、唐突に目が覚めた。  
意識が覚醒するにつれてどうして目が覚めたのか脳が理解し始めた。  
少し寒かったのだ。  
夏場なのでエアコンはつけてあるとはいえ、おなかを冷やさないようにタオルケットはかけていた。それだけなら暑くて無意識のうちにどけてしまったと思えるのだが、今はトランクスすらはいていない。  
まだ意識がしっかりとしていないが、まぶたに強い光を感じた。  
眩しくて目を細めてみると、志乃ちゃんが股の間に座って、僕に顔を近づけてじっと見ていた。正確には表面積が著しく大きくなった僕の分身を。  
僕は突然冷や水をかけられたように驚きそして意識は完全に覚醒した。  
 「え〜っと……志乃ちゃん?…………何してるのかな?」  
僕は声が裏返りそうになるのを必死で堪えながらなんとか声を絞り出した。  
 「………観察。」  
そりゃあそうだろう。君は今、誰がどう見ても観察している。僕のモノを。  
 「………あなたの体に興味があったから。」  
言うと彼女は僕の息子に舌を伸ばしてきた。  
 「ほひゃっ!」  
小さい子供は高い体温が高い。その上さらに体温の高い舌が僕のイチモツに触れて思わず僕は反射的に声を上げてしまった。一瞬だが背筋を何かが駆け上がったように感じた。  
僕の理性が志乃ちゃん行為を押し留めた。  
 「あのね志乃ちゃん、こういう事は、将来志乃ちゃんが大きくなって好きな男の子が出来て、結婚してからだよ。それに女の子はそういうことを軽々しくするもんじゃないんだよ?」  
 「わたしの問題。あなたが心配することじゃない。」  
言って彼女は咥えてきた。  
 「…ちゅる…ちゅ……っぱ………ちぇろ…」  
僕は抵抗しようとするが快感に思わず力が抜けてしまう。  
 「……ちゅっ…ちゅぷ……ちゃぷ………くぽぁ。どう?」  
彼女は上目遣いで僕の顔を伺いながら、いつもの調子で聞いてくる。  
僕は次第に、意識がはっきりしているはずなのに、何も考えられなくなってきた。  
 「あなたは何も考えなくて良い、ただ私を感じていれば。」  
そう言って志乃ちゃんは中断していた行為を再開した。  
 
志乃ちゃんの舌はとても熱く、ぬめり、蠢き、僕から全てを引き出そうとしていた。  
志乃ちゃんの舌の動きが亀頭のカリや裏筋に集中しだした。  
 「……くっ……志乃ちゃん…や、め……」  
言葉にして抵抗してみるも、志乃ちゃんの開いていた左手は隠嚢を揉みしだき、右手は竿をしごき始めた。  
 「ふぁ……ふっ……っく」  
僕は絶頂が近くなっていることを感じた。  
亀頭、竿、陰嚢の3点責めをされて僕はイク直前の、頭の中が真っ白でペニスの事以外が考えられない状態になった。  
亀頭がひときわ大きくなったのを感じたのか、志乃ちゃんはこれまでにない圧力で口をすぼめ、僕をバキュームした。  
 「志乃ちゃんだめっ!射精ちゃうぅっっ!!」  
僕は自らを引き抜こうとしたが、志乃ちゃんの吸引力は強く、また玉を握られているのと相まって引き抜けず、志乃ちゃんの口の中で果ててしまった。  
 
どぴゅっ! びゅるっ!! びゅ!  
 
完全に射精しきると、ようやく志乃ちゃんは僕を解放してくれた。  
見ると、こくっ、こくっ、っと志乃ちゃんの白く折れそうな細い首が嚥下している。  
なんの戸惑いもなく、僕のものを彼女は飲み込んだのだ。  
 「……多かった。」  
口元を抑えながらそう呟く彼女を見て、  
 
 
 
   僕   の   理   性   は   崩   壊   し   た   。  
 
 
 
僕は志乃ちゃんを押し倒し、彼女の上に覆いかぶさった。  
 
 「ねぇ?するよ?最後までしちゃうよ?  
  しょうがないよねぇ?だって、志乃ちゃんから誘ってきたんだもん。  
  大人の男を誘ったんだから覚悟は出来てるよね?ね?」  
彼女に囁いて耳の裏、首筋、鎖骨と僕の舌が這ってゆく。  
彼女の上着をたくし上げ、ようやく先が膨らみ始めた胸を露出させ、ズボンを膝の辺りまでずり下げた。  
露出した彼女の先端を僕は無遠慮に吸い、甘噛み、歯を立てた。  
耳から胸へと舌が通った所は唾液で光る軌跡が出来ていた。  
 「…くっ……っ!……」  
成長途中の彼女の胸は張ってとても痛いのだろう。  
彼女は時折、苦悶の表情を浮かべて漏れ出る声を必死に殺す。  
それが逆に僕の興奮を掻き立てた。  
彼女の胸にキスマークではなく、歯形を付けた。  
胸だけではなかった。細い腕に、まだ丸みを帯びていない角ばった肩に、くびれもろくに出来ていない腰に、病的なまでに白い足に、歯形を付けた。  
歯を立てるたびに彼女は痛みに目を見開き、涙を滲ませる。  
一通り印を刻み終えると、僕は彼女のズボンを完全に脱がせ、今度は胸からの軌跡を描き始めた。  
胸から肋骨の間の窪みをひとつひとつ舐めあげ、鳩尾を通りへそへ。  
彼女の可愛いへそを丹念に嘗め尽くし、腰に付けた歯形を確認するように舐めた。  
次に太ももへ舌を這わせ、膝の裏、ふくらはぎ、足首を経て彼女の足先にたどり着く。  
彼女の足指を一本ずつ口に含み、可愛がったあと、逆の足へ。  
徐々に舌が彼女の足元から這い上がり内ももに到着した。  
いったん舌を離し、僕は唾を飲み込んだ。喉がカラカラだった。  
そして彼女のその中心を下着の上から舐めあげた。下着の上からだったので舌の水分がとられ、、、ることは無かった。  
彼女の入り口は、下着がぐちゃぐちゃになるほど十分に濡れそぼっていた。  
僕は彼女の下着を剥ぎ取った。濡れた下着は張り付いていたなかなか上手く脱がせられなかった。  
なんとか全て脱がせるとむわっと蒸れた彼女のアソコから牝のにおいがした。  
「志乃ちゃん、いけない子だなぁ。小学生のくせに大人を誘惑するし、おまたをこんなに濡らしちゃって。お仕置きだよ?」  
彼女の両足を持ち、いわゆるマンぐり返しの状態にした。  
僕は彼女のアソコに十二分に滾った怒張をあてがい、躊躇や遠慮や優しさのかけらなど一切合切無く一気に貫いた。  
 
「〜〜〜〜っっっっっ!!!!!!」  
いくら十分に濡れていたとはいえ、彼女の膣はあまりに幼く小さかった。  
彼女は身を裂かれる痛みに耐え、懸命に声を上げないよう努力した。  
僕にはそれがひどく癪に触った。  
「あれぇ〜?僕、お仕置きだって言った、よ、ねっ!!」  
言葉と同時に激しく突いた。  
「……くっ……ぁ”っ!…」  
彼女からくぐもった声が漏れた。  
僕にはそれが彼女の屈服の声に聞こえた。  
あとはただ彼女の膣内で吐精することだけを考えて腰を振った。  
ひたすらに振った。彼女のことなど考えない。  
ただ射精を促すだけの腰振り。  
不意に鋭い痛みを感じた。  
彼女が僕の背中に手を回し、痛みに耐え切れず爪を立ててしまったのだ。  
今の僕にはそれすらも自分には向かうように思えた。  
僕は長いストロークに切り替えた。自身が多少疲れようが、一番快楽を得られ、且つ彼女に痛みを与えることが出来るからだ。  
膣から抜けるか抜けないかの所まで引き抜かれた男性器を僕が力いっぱい彼女の子宮口めがけて突き穿つ。  
彼女の小さすぎる体では、とてもじゃないが耐え切れなかった。  
あと数回のストロークで失神する。しかし、僕の限界のほうが早かった。  
彼女の狭くキツイ膣は僕が想像する以上に快楽をもたらしたのだ。  
僕はこみ上げる快感を限界まで耐えて、一際強く腰を打ちつけ開放した。  
 
 
びゅるるるるっ!!! びゅるっ!! びゅるっ!! びゅ、びゅっ!  
 
 
僕は今まで感じたこともない、長い射精感と虚脱感を感じた。  
ペニスを引き抜くときも彼女の狭く小さい膣は僕に快楽を提供する。  
彼女の膣内から大量の精液があふれ出てきた。  
 
その精液がピンクに色づいている事に気づいて、僕は一瞬で冷めた。  
そして、彼女を性欲の対象として見てしまった激しい後悔と、自らを律することが出来なかった情けなさが込み上げてきた。  
 「僕は…、僕は……っ! 志乃ちゃん、ゴメンよ。本当にゴメンよ。僕は謝っても謝りきれない事をしてしまった。」  
僕は何度もゴメンと繰り返す。  
とても悔しくて、涙が込み上げてきた。  
泣いてもなんの謝罪にもならないと、僕は涙を拭ったがあとからあとから溢れ出して止まらない。  
それが悔しくて、余計に涙が止まらなくて次第に言葉にならなくなる。  
 
 
彼女が自らの胸に僕の頭をそっとかき抱いた。  
 「大丈夫。あなたは悪くない。すべてわたしのせい。  
  それに……わたしはあなたに抱かれたかった。」  
そう言い、涙のあとが残る目で彼女は僕に微笑んだ。  
僕と彼女ははじめてキスをした。  
涙の味がした。  
 
 
                     〜fin〜  
 

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