僕が九州から戻ってしばらくした雪のちらつくある日、
調査結果の報告時に志乃ちゃんが落としたイヤリングを届けようと僕の家を訪ねるクロス君。
でもご両親との食事で志乃ちゃん不在。
「志乃ちゃんの分も作っちゃったから食べてってよクロス君」
なぜかクロス君に対してのみ押しが強めな僕に言われるままご馳走になる。
ついついダラダラしてると雪がドカ雪に。
交通機関全麻痺→「クロス君、仕方がないから泊まっていく?」
背に腹は代えられず泊まることに。
就寝時にいろいろと考え込むクロス君。
僕と志乃ちゃんはそもそもどういう関係なのか?
志乃ちゃんは何故僕に心を許すのか?
あと客用の布団が一組しかないってことは支倉もこの布団で(ry
とか何とか考える内に僕の布団から寝言が。
どんな恥ずかしいこと言ってんのか聞いてやろうと近づくと
「…………うたは」
うひゃはー!違う女の名前だよ支倉に報告してやろう!と思って僕の顔を見ると、目には涙が。
そのことに驚いていると手を掴まれる。が、起きたわけではない。
離れるに離れられず僕の顔を覗き込むと、やっぱり細面の女顔。自分を掴む指も細長くて男にしては柔らかく。
使う石鹸・シャンプーが同じなので志乃ちゃんと同じにおいが。
何か妙な気持ちになったその時、寝惚けた僕がグイ、と手を引っ張りクロス君は僕の胸の中に――――
(省略されました。続きを読むにはさかな先生万歳!と書き込んでください)