小さな手が、ぼくの腕をつかんでくい、くい、とひっぱる。  
「ん?どうしたの志乃ちゃん?」  
「……」  
ぼくの腰くらいの背の女の子が、何かを言いたそうにぼくを見ている。  
「…………?」  
何かあったのかな?と思って顔をのぞき込もうとしたら。  
 
「――――」  
 
そのまま頭をつかまれて、キスをされた。  
 
お母さんがたまにしてくるのとは全然違うその感触にとてもドキドキして、唇を離せない。  
女の子のいい匂いがする。  
ぼくの家でお風呂に入ってるのに、どうしてこんな匂いがするんだろう。  
「はじめては、わたし」  
ぼくの口から小さな舌を引き抜いて、女の子がそんなことを言った気がする。  
妹みたいな小さな女の子に、こんな気持ちになるなんて。  
ぼくはもう、ろくな大人にならないんじゃないか。  
 
 

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