私のクラスには
「彼氏がさぁ〜」
とか居るのか居ないのかも分からない彼氏との
聞きかじったような下ネタを話すので敬遠されてる女の子がいます
周りが辟易しているのも知らずに彼女がそんな話を昼休みにしていると
クラス一の美少女の支倉さんがツカツカと歩み寄ってきて
「昨日も彼が寝かせてくれなくって〜♪」
「……○○さんの彼氏は、そんなに大人なの?」
「そうなのー!彼ってばすっごく大きいから上手でー!」
「大きい……?サイズと技術に関係は無いはずでは」
「え〜、おっきい方が上手いに決まってるじゃん!ま、支倉さんじゃ分かんないか〜」
「上手、とはどんな風に?」
「やだぁ、恥ずかしい〜!だから言っても分かんないってぇ」
「いいからもっと具体的に聞かせて」
「私は、痛くて上手くできないから」
「「「「」」」」
「彼にしてもらってばかりで――――もっと彼に気持ち良くなって欲しい。だから参考に」
次の日から、調子に乗った発言は無くなりました。
ちなみに父兄参観に来た支倉さんの『彼』は、とっても優しそうなお兄さんでした。