シリウス:…ポラリス
ポラリス:なーに?兄さん
シリウス:あのな オレ達もう何歳になった?
ポラリス:この間の誕生日で17歳だね
シリウス:あのな…
ポラリス:?
シリウス:いい加減風呂は1人で入れ!
女王の背にある甲羅をブラシで磨きながら、もう一人の王は言った。
ポラリス:ぇー
シリウス:「ぇー」じゃない!まったくこっちのことも考えろ!いい年頃の女が…(ブツブツ
ポラリス:…勃った?
とても王とは思えないほど派手にコケるシリウス。
シリウス:勃ったっておま…何言ってるんだ!!…って何飲んでるんだオマエ…おい!
ポラリス:エヘヘー この間聖龍の国に行った時にサイガとミヤビに教えてもらったのだ
風呂で飲む酒はおいしいねェ〜(ゥイック
シリウス:(酒飲むと性格変わるのか…?;
ポラリス:私はね〜兄さぁん ナンダカンダ言って幸せだよぉ〜
シリウスにしなだれかかるポラリス。彼は慌てるしかなかった。
シリウス:こら まだ流し終わってないだろ;
ポラリス:んー…このままでいて…ね?
シリウス:…湯冷めしても知らんぞ
ポラリス:んじゃあっためて…兄さん
女王の口が王の口をふさいだ。
シリウス:ん?何やってるんだポラリス
ノートを勢い良く閉じて固まるポラリス。
ポラリス:ななななななななんでも無い!!!見るなぁ!!!
その日、輝煌王の頬に大きな平手の痕が有ったとか無かったとか。
====凱羅王の妄想と現実 終====