聖龍族のとある道場
サイガ「ま、まだやるのか?」
サイガが疲れた表情で聞いた
シオン「当たり前よ!あなたに勝つまであきらめないから!」
真剣な表情のシオン
実は道場での一番弟子の座を取り返すためシオンは朝からサイガに勝負を続けていたのだ
サイガ「シオン・・・少し休まないか?もうよるだぞ」
シオン「だめだ!勝ち逃げなどさせないわよ!」
サイガはまた竹刀を構えた。今日はこれで何回目だろうか・・・サイガはシオンと向かい合いシオンの合図を待った
シオンは足を前に踏み出した、勝負開始の合図だ
サイガはシオンのコテを狙い竹刀を振った・・・・・・・・・
そのとき
シオン「あぅっ」
シオンが短い悲鳴をあげた。なんと、サイガの竹刀はシオンのコテを通り過ぎシオンの大事な所にあたっていたのだ
サイガ「だ、大丈夫か?」
あわてるサイガ
そのサイガの耳は"しゃー"という音をとらえた
シオン「・・・・・・うぅ・・・・・・」
すすり泣きをするシオンの下半身はやはり濡れていた。サイガはシオンのおもらしのかたずけを終えるとシオンはやっと口を開いた
シオンがいうにはトイレはずっと我慢していたそうだ。
次の日
またサイガはシオンと手合せしていた
シオン「今日はいつものようにはいかないわよ」
サイガ「昨日みたいになんない程度にな」
サイガのことばを聞き顔を真っ赤にするシオン
シオン(そうだ・・・昨日、サイガが全部始末してくれたんだった。)
そのときをきっかけにシオンはサイガへの恋心を抱きはじめたのだった