それは舞い散る触手のように  
 
元ネタはNavelのシャッフル、原画は西又・鈴平のゴールデンコンビです。  
神界と魔界と人間界が繋がってしまった、ちょっぴり不思議で独特の世界のお話です。  
 
プリムラ:神界・魔界が共同で開発した、高魔力を持つ実験体の少女。  
     無口で無表情、銀色の髪をツインテールにした小さな女の子さんです。  
     原画・西又、声・ペー姉さん  
 
これは、とある人間達の国が対神界・魔界用に作り出した生物兵器のお話。  
 
 
ソレはある日突然暴走を始め、研究所の人間達を根こそぎ喰らって逃亡し、  
従来の目的である『強い神力・魔力を持つ相手を吸収する』を実行するためにこの街へとやって来た。  
 
いつもの通学路。  
今日はたまたま一人で帰宅の途についていたプリムラの目の前に、いきなり変な人間が行く手を遮るように現れた。  
いや・・・「人間」と呼べるのは形状だけで、目深に被った帽子の下に目や鼻は無く  
真冬でもないのに着込んだ厚手のコートの下は、不自然にボコボコと何かが蠢いていた。  
「・・・・・・・・・・」  
いつもの無表情。  
何を考えているのかわからないガラスのような瞳で、プリムラは不審な人間(?)を見た。  
そのままボ〜っと突っ立っていると、いきなりコートのボタンが内側から弾け飛び  
中から幾本もの赤黒い触手が飛び出した。  
「・・・・っ!?」  
声を上げるいとまもあらばこそ、伸び出た触手はツインテールの少女を絡め取り  
コートの中へと引きずり込む。  
「・・・ゃっ・・・・く・・・ぅ」  
モゾモゾとコートの中で暴れてみるが、巻き付いた太い触手はびくともしなくて  
腕や腿などの露出した部分を這い回る粘質の感触が気持ち悪かった。  
「ぅぅ・・・〜〜〜っ!  放し・・・て・・っ」  
ジタバタと無駄な足掻きをする少女の顔を、空いている触手がベロリと舐め上げる。  
高い魔力を持つプリムラ。  
しかし持っているというだけで、使い方はまるでわかっていなかった。  
カレハのような治癒能力もなければ、ネリネのような攻撃魔法も使えない。  
非力で無力。  
今の彼女は、なんの力も持たないただの人間と同じであった。  
コートのバケモノはそんな少女の魔力をベトベトした触手で肌の上をまさぐりながら吸収し、内に秘めたる力を  
余すことなく吸い取ろうと、プリムラの中へと侵入を開始した。  
「・・・く・・っ・・・・・・ふあぁ!?  やぁっ! ・・・・ヤダっ・・・ぁっ」  
触手はゾロゾロと短めのスカートの中に侵入し、さらに白の無地の下着の中にまで潜り込んで行く。  
「ひぅ・・・・ぅぅ!!   やだ・・・やめてよぅ・・んぅっ!」  
キュッと引き締まった尻側から入り込んだ粘液を伴う触手の先端部が、  
ヌルリ・・と女の子の部分をねぶり上げた。  
「ひあっ!?」  
そのおぞましい感触に、ビクリと小さな身体を竦ませる。  
しかし触手は意に介さず、そのまま股の間を擦り続け、今度は後ろの窄まりへと移動する。  
「やっ!?  そこ・・・・は・・」  
先端部がニチャニチャと音を立てながら、肛門をくすぐる。  
「ふわ・・・あぁ・・・・・っ・・・・・んん〜っ!」  
未知の感覚。  
排泄を行うための器官であるはずなのに、その部分を優しく  
皺の一つ一つを伸ばすかのように触れられると、なんだかアヤシイ感覚が沸き起こってきた。  
「あぅ〜〜・・・っ、やあ・・ん・・・・はぅ!!   ・・・・ぅぅんっ」  
普段は無表情で、人形のようなプリムラ。  
そんな少女が頬を赤らめながら小さな身体をよじらせ、  
乱れた吐息で、潤んだ瞳で切なげな声を上げていた。  
 
ズム・・・  
触手の先端部が、不浄の穴へと潜り込む。  
「やぅっ!?  ひゃあっ! ・・・・・・おし・・りっ・・・ぅぅ〜っ・・・・」  
トイレのときとは逆の感覚。  
先端部が外側から窄まりを押し広げ、自ら纏ったの粘液を潤滑油がわりにして、意外にスムーズに入り込んでゆく。  
ヌチリ、ヌチ・・ヌチリと音を立てて、回転しながら徐々に奥へ。  
「やだぁっ、やぁ・・・・はうぅっ・・・・たすけ・・たすけて・・ぇっ・・・リコリスっ・・リコリスぅっ!!」  
人形のように端正な顔を尻穴からもたらされる感覚と羞恥に歪め、喘ぎながら助けを乞う。  
だけどその相手は、今はもうこの世のどこにもいなくて。  
少女は触手の群れに包まれながら、決して届くことのない相手に救いを求めつづけた。  
 
ニュルリ、ニュルリ・・・・・・・・・・  
ある程度まで腸内に入り込んだ触手が急に動きを止めた。  
体の表面をまさぐっていた他の触手の動きもとまる。  
すべての触手が動かなくなった。  
「ぁ・・・・・・ぁ・・・・・入って・・・・・る・・」  
すると今までとは逆に、お尻の穴に入り込んでいる触手にのみ意識が行ってしまい  
今自分の後ろの穴が、直腸内がどのぐらい広げられているのかが手に取るようにわかってしまう。  
「ぅ・・・・うぅ・・・」  
その違和感と恥ずかしさに、プリムラは居心地の悪そうに腰をモゾモゾと動かしなんとか逃れようとするが  
かなり奥まで入り込んだらしい触手は、抜ける気配などまるでなかった。  
・・・・・・・・・・グチリ・・・ヌチ、ヌチッ・・・  
今まで動きを止めていた触手が、再び活動を始める。  
「ひッ!?  うぁ! ・・・ぁぁ〜っ!」  
ズルズルと、抜け行く感触。  
排便のときの感触。  
それが今、自身の意思の介入できないところで強制的に行われ  
まるで自分の中でこさえられた不浄のモノが、自らの意思で外へと出て行くような。  
そんな感覚だった。  
括約筋の入り口が外側へと捲れて行き、長くて太い触手がどんどん垂れ流される。  
「ぁぁ・・・ゃあっ・・・こんなの・・・こんなの〜〜っ!!」  
出て行くそれはプリムラの体の内ら側からあちらこちらを擦り上げ、悲鳴をあげさせた。  
やがて先端部が肛門まで引きずり出され、ようやくすべてが出て行くかと思い少しばかりホッとしたのも束の間  
しかし触手の先端部は抜けきる前に動きを止め、今度は先程と同じように再び潜り込んで来た。  
「あぁっ!?  ひゃぅぅっ! うあ〜〜〜〜っ!!」  
2度目の肛門への挿入。  
また味合わされる、排便とは逆の感覚。  
その感触に再び少女は悲鳴を上げた。  
 
 
ズヌ゙、ズヌ゙、ズヌ゙、ズヌ゙・・・ヌ゙ルルルルルゥ〜〜〜〜〜〜〜〜〜・・・  
出たり入ったり、出たり入ったり。  
その動きをゆっくりと、ゆっくりと繰り返す。  
「やぁっ!  ・・・・おしりが・・・・おしりがぁ〜〜っ!!」  
真っ赤に染まった顔を振るたびに、左右で結ったプラチナブロンドの髪が触手の束の中で揺れ動く。  
コートを纏った触手の束は暴れる少女の体内に魔力を求めて、さらに出し入れを繰り返す。  
小さな身体があやしい悦びで震えるたびに魔力が高まり、触手はそれを美味しそうに吸収していった。  
プリムラのお尻の穴は熱くうねっていて、侵入を繰り返すたびに腸液が滲み出してくる。  
後から後から愛液のように湧いてくるヌルヌル。  
おかげで触手の動きも速く、スムーズになる。  
ヌヂッ、ヌ゙ルルルルル〜〜〜〜〜ッ、ヌチュチュチュ、ヅプッ、ヅプッ、ツプ、ツプ、ツプ、ツプ・・・・  
入り口からかなり奥までの長いストロークだったものが、肛門を先端部を捲る動きに変わる。  
浅めの結合。  
少しばかり瘤になった触手の頭が窄まりから顔を出し、抜けきる寸前でまた潜り込む。  
ツプ、ツプ、ツプ、ツプ、ツプ、ツプ、ツプ、ツプ・・・・・・  
穴をほじられる度に、ピュッ、プピュッと  
まるで愛液のように腸で分泌された液体が飛び出した。  
 
「やぁ・・・っ、・・ッッ! なんか・・・・・・へん・・・・・・へんなの・・・ッ!!」  
お尻の穴に出入りを繰り返される度に湧き上がる感覚がなんだか心地よくて。  
きたない場所をもっともっと弄って欲しくて。  
顔を真っ赤にしたプリムラは涎を垂らしながら、今まで知らなかった得も言われぬ背徳の気持ちよさに酔いしれる。  
「あ〜〜・・・・ぁあ〜〜ッ、はぁああぁ〜〜〜〜〜〜〜っ・・・・・・」  
ポタ、ポタタッ   ポタポタ、ポタッ  
もぞもぞと蠢くコートの下の地面に、自慰すら知らなかった少女の色々な液体が滴り落ちた。  
 
「はぁう〜〜〜〜っ・・・・ん〜、んぁッ!? アぅ・・・はぅ・・ンーッ!!」  
やがて、性知識のまったくなかった少女が絶頂への階段を上り始める。  
頂きへの段差を一歩、二歩。  
登りだすと、もう止まらなかった。  
尻穴への出し入れが気持ちよくて、もっとして欲しくて。  
プリムラは我知らず腰を、お尻を振り出した。  
ツプ、ツプ、ツプ、ツプ・・・・・ツプツプツプツプツプツプッ  
獲物の絶頂が近いことを感じ取ったのか、尻穴を犯す触手の動きがさらに速くなる。  
「あぅっ、うンッ、んっ、ンッ、ンン〜〜ッッ!!」  
注挿の激しさに合わせて人形のような少女の唇から喘ぎと涎が漏れた。  
ツプツプツプツプツプツプツプツプ・・・・・ッ  
なおも触手に入り口周辺での浅い出し入れを繰り返されると  
プリムラにはもう、何がなんだかわからなくなった。  
自分の身体が今どうなっているのかわからなくて、これからどうなってしまうのかもわからなくて。  
悦びの喘ぎと涙を流し続けた。  
 
「やあっ、らめ・・・っ! らめなのォ!! ひぅんッ、あ・・ああ〜〜〜〜〜っ!!」  
少女の限界を悟ったのか、最後にトドメの一撃として  
大きく膨れた先端部のコブを回転させながら、直腸の壁を擦り上げた。  
「ひゃあぅぅっ!?!?  はぁ〜〜〜〜ッ!! ぁあああぁああぁぁアァァ〜〜〜〜〜〜〜〜〜ッッッ!!!」  
それは、産まれて初めて味わう絶頂だった。  
ピッタリと閉じ合わさった幼い性器から、まだ男を知らぬ期待の愛蜜を染み出させ  
お尻の穴から大量の腸液を垂れ流しながら、人形のような実験体の少女・プリムラは派手にアクメを迎えた。  
 
 
その少女の体内から余すことなく魔力を吸収し  
コートを着込んだ触手の束は満足そうにブルブルと震えた。  
白磁の肌を桜色に染め、乱れた吐息と喘ぎを漏らすプリムラ。  
絶頂の波は一段落したようだったが、まだビクンビクンと全身を大きく痙攣させていた。  
ニュムルルルル〜〜〜〜〜〜、ヌポ・・・・  
真っ白で小さく引き締まった双臀の中心にある穴から、体内の感触を愉しんでいた触手が引き抜かれる。  
ほんのりと甘く、極上の愛蜜のような上質な魔力。  
戴く物を戴いたが、だけど彼はまだまだ喰い足りないようで  
腸液にまみれた触手を、太い物が抜けてようやく閉じ合わさった窄まりに  
再び魔力を求めて潜り込んだ。  
「はぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・はぁ・・ひゃぅうッ!?」  
温かく、先ほどの行為で程良くほぐされたお尻の穴。  
プリプリとした躍動感とキュウキュウとした締め付け。  
得物が感じれば感じる程、イけばイク程  
蒸留酒のような高められた魔力をたくさん飲むことができる。  
「あ〜〜っ、あァ〜〜〜ッ!  おしりが・・・熱いよぅ    おしり、こわれちゃうよ〜〜〜っ!!」  
この幼い少女の小さな身体から、もっともっと魔力と快楽を引き出すべく  
触手はさらなる甘い刺激をお尻の穴にもたらした。  
 
 
――――――――――――――――――――  
 
 
「あっ・・・・  アッ、アッ、アッ、アッ・・・ひゃひぃ〜〜〜ッ!」  
あれからお尻の穴で12回。  
なだらかな胸の頂で3回、皮を剥かれた小さな陰部の突起で8回  
計23回もイかされ、本日初めて快楽というものを知ったにもかかわらず  
プリムラは異形の物からもたらされる快楽に溺れてしまったいた。  
「くるの・・・またキちゃうの〜〜・・・・ひぃん! アッ!! ひゃあぁああああぁぁぁぁぁぁ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜っっ!!!」  
ガクガクと全身が震えた。  
お尻の穴では13回目、合計24回目。  
今度は腸液だけでなく、ネバっこい愛液まで噴き散らかして果てた。  
 
随分と魔力が溜まった。  
コートを纏っていた触手はすでにその上着をただの布きれに変え  
プリムラと出会った時の約5倍の大きさに膨れ上がっていた。  
小山ぐらいある触手の束の中へと魔力の源である少女を押し込め  
次なる得物を探し始める。  
この頃になると、道行く人々が「アレはいったい何なんだ」と騒ぎだし  
警察や保健所にも連絡が行き、人垣の内側には装弾数6発のニューナンブを構えた国家権力達が  
何事かを呼びかけながら、その包囲をジリジリと狭めていた。  
触手の束は動かない。  
しかし周囲の目撃者からの情報では、中に女の子が捕らわれているとのことなので  
警官達は慎重にならざるをえない。  
どうしたものかと責めあぐねていると、今までその場を動かなかった物体が突如として動き出した。  
高い魔力を見つけたのだ。  
ここから街の中心部へと向かったところに、とびきり高い魔力反応が二つも存在した。  
ノソリ、と一歩。  
今の今まで動かなかったそれの突然の行動に、周囲の人間達がざわめく。  
しかし群衆の輪が割れるより、2歩目は早かった。  
ニョロ、ニョロニョロニョロニョロニョロニョロニョロニョロニョロニョロニョロニョロニョロニョロニョロ  
ニョロニョロニョロニョロニョロニョロニョロニョロニョロニョロニョロニョロニョロニョロニョロニョロ  
ニョロニョロニョロニョロニョロニョロニョロニョロニョロニョロ――――――――――――――――――――ッ  
進行方向にいた数人の人間を踏み越え、触手の束は駆けだした。  
突き飛ばされたり踏まれた人々から悲鳴が上がるが、不思議と足蹴にされた痛み以外は訴えなかった。  
喰われたりはしなかった。  
彼にとって、魔力を持たない人間なんかに興味はない。  
研究所でたらふく食べたが、どうにも口には合わないのだ。  
それに魔力を持つ者ならば摂取・同化せずに、生かしたまま自分の体内に閉じこめて  
エネルギー源とすることができる。  
力の源となる相手には自分から栄養素を送り込むので、死にはしない。  
ただただ与えられる快楽を享受し、甘美な性欲の海に浸っていればいいだけだ。  
自分はその相手から得た魔力で身体を次々と再生する。  
一切の無駄がない、完全無欠なリサイクル。  
つまりは共生関係を築けるのだ。  
警官たちと野次馬の包囲網を難なく蹴散らした触手の束は、次なる共存者を求めて街へと駆け出した。  
 
 
それは舞い散る触手のように END  
 

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