冬休みの明けた新学期に転入生がやってきた、  
その子の名は藤咲なぎひこ、何でも前任のQチェアだった子の双子の男の方らしいわ。  
新しいメンバーに、みんな騒いで喜んでる…だけど、  
何か嫌…わたしの中の何かが囁く、こいつは敵だと…  
 
そんなある日の事…休日の当番で、学校に来て花壇に水やりしてたのだけど、  
ふと制服を着た子がわたしをジッと見つめてたのに気付く。  
わたしが視線に気付いたのがわかると、そいつはニコッと微笑み、  
こっちにゆっくり近づいてくる…誰?  
その顔は、わたしの知る顔だった…が、それだと制服が違う、  
何故ならわたしの知ってる顔の奴は、男子の制服を着ている筈だから。  
彼女が着ているのは…女子の制服の方だわ。  
「ねぇ…あなたがりまちゃんね」  
「?あなた…なぎひこ?でもその格好…もしかして」  
「そう、私があむちゃんの大親友のなでしこよ」  
双子とは聞いていたけれど、本当に顔はそっくりなのね…にしても、  
わたしはちょっと不機嫌になる、例えソレが相手の計算の内だと知ってても。  
大親友…大を付けるあたりに、目の前の相手の腹黒さがわかる。  
「……あたしに何か用?」  
「ん〜」  
何の事という意味で微笑んでるみたい、でもそれが演技なのはわかってる、  
それは向こうも同じ、だけどわざとそんな表情を作ってる。  
やっぱり狸…するとこいつは、段々とこちらに歩み寄って迫ってきた、  
その作り笑顔のままで…すると今度は突然に後ろにまわりこんだと思ったら、  
ギュッと背中から抱きついてくるの…くっつくなウザイ。  
「あのね…新旧クィーンとして、もっと親交深めた方がいいと思うのよ…わたし達」  
「別に…必要ないし」  
「そう邪険しなくてもいいじゃない、ね…」  
「別に……やっ!?」  
な、何!?ピクンッと強い衝撃が駆け抜けていって体が震える、  
何を…?あっ…この女、抱きついてきただけじゃなくて、  
そのまま手を伸ばしてきて…やんっ!あ…胸触ってる!  
「そういわないで…ねっ」  
しかも…あっ!ちょ…何処を弄ってるの!?  
胸に触れた手が動いて、やだ…これ揉んでる!?  
「この…ヘンタイ!どこを…あっ!」  
「ふふ…発育のわりに感じやすいのね」  
「……わ、悪かったわね!」  
「やだ拗ねちゃった?ちょっとした女同士のスキンシップなのに」  
これの何処がスキンシップなの、これじゃセクハラじゃない。  
そう訴える眼差しでわたしは相手を睨みつける、すると…  
「やっ!あっ!!」  
「可愛い乳首…んっ、勃ってきてるわ」  
「ちょっ!な…何するの!あっ!!」  
し、信じられない、こいつ…今度は制服の上から乳首を弄ってくる、  
その突起してるとこに指先で微妙な力加減で摘むように刺激を与えるの。  
「そんなとこ…んっ!弄らないでよ…あっ!」  
「そうね…流石に制服上からだと、ちょっと物足りないか…なら」  
「えっ!ちょ…そこは!?」  
 
次に触れられてくる場所に、わたしはドキッと胸を鳴らせ驚いた、  
だって…こいつの触れてきた場所、スカートの下…パンツ穿いてるとこだから。  
ほら、股の間を…んっ、触ってきてるのだもの!  
「やぁっ!何処を…んんっ!!触って…あぁ!!」  
「ここも感じやすいのね、ふふ…あらっ、濡れてきたかしら」  
「嘘っ!あぁっ!!!」  
 
チャプッ…  
 
やっ!何…鳴ってる、下からエッチな音が聞こえてくる…  
変な卑しい音…やだ聞こえさせないで、恥ずかしい!!  
だけどこいつは指をもっと動かせてきて、それをもっと聞かせるの、  
そこをもっと触って…指先で擦ってこねる様に弄ってきて!  
「熱い…火照ってきてるわ」  
「やっ!もう…んんっ!!!」  
耳元に吹き当たる息も熱く感じる…わたしの吐いてる息も同じ、  
とっても温かい息を何度も何度も荒々しく吐いてた…  
それに顔も体も…体温が上昇していくの!  
「もう…んんんっ!!!」  
「ふふ…そんな顔をされたら、あたしもドキドキしてきちゃった…うふふ」  
妖艶な微笑を浮かべ、ますます指の速度を速めていく!  
エッチな音…もっと聞こえてくる、やぁぁ!!  
あぁっ!!わたし…あっ…おかしくされる!  
あまりの卑猥な感覚にそんな予感を感じてた、だけども…  
「えっ!」  
すると突然に、ピタッと指の動きが止まったの!  
…何でと、驚いてわたしは後ろを振り向くと…  
「ん?止めてほしかったんでしょ?」  
「!そ、そうだけど…」  
「ふ〜ん、なんだか続けてって訴えてるような眼差しに見えたけれど…」  
うっ!こいつ…やっぱり最悪!  
辱めをうけたのを感じ、わたしはキッと睨みつける…  
だけどもまた微笑んだような表情をして受け止めると、  
こいつはスッと手を自分のスカートの下に潜らせたの。  
何を…そう思い、視線をそちらに向けると、そのスカートの下から、  
信じられない物体が見えてきたの!  
「な、なんでそんなの生えてるの!」  
「何が?」  
「何がって…その、これって…」  
下着をずらし…スカートを捲くり、突き上げて現れたのは…  
間違いない…しかも生えてる!見えてきたその物体は、  
彼女の股から確かに現れてた!?  
そう…女には無い筈のアレが、男の人の…アレ…  
「まさか…あんた、おと…」  
「えっと…コレがあたしのキャラなりよ」  
「えっ…」  
キャラなり?これが??そんなわけ…  
でもそうでも思わないと説明つかないかもしれない、  
だって…女には、コレはつかないもの。  
だけどそれでも信じられない光景…  
確かにキャラなりして猫耳や羽が生える人は居るけど…でも  
 
「キャラフタなりと言ったほうがいいかしら」  
「それ上手いこと言ったつもり…」  
またジトっと睨む、でも…これをどうするつもり?  
と疑問を感じるまでも無いかもしれない、  
だってそんなのはちょっと考えればわかるもの…だから、想像通りにソレは迫ってきた!  
 
クチュッ…  
 
「やんっ!あ…だめぇ…そこは…」  
「女の子の大切な部分よね、ほらっ…こんなにもう濡れてる」  
こいつはソレをわたしの下着越しとはいえ、大切なとこに擦らせてくる…  
んっ!やだ…そんなので擦らないで!  
汚い…というよりも、んんっ!!激しすぎて…あっ!  
「ほら…もうお漏らししてるみたいにぐっしょりになってきてるわよ」  
「やあぁぁ…」  
「でもこれじゃパンツ汚れちゃうわね、脱ぎ脱ぎしましょうか?」  
「えっ!ちょっと!!」  
これは手際よくと言っていいのかしら、  
手が伸びてくるなり強引に下ろされていく、わたしの下着!  
やだぁ…そんな、本当に脱がせるなんて、正気じゃない…うっ!  
しかも…あっ!こ、今度は直接…当たってきてる、アレに…わたしのが!  
「ふふ…直だともっと熱いわね」  
「まさか…そこに…いやぁ、そこは…」  
 
グチュッチュプッ…  
 
「やっ!あぁっ!!!」  
んんっ!!触れただけじゃなくて、今度は焦らすように擦ってくる、  
ソレの先端をアソコに…あぁっ!!  
やだ…これじゃ入れられちゃう、こんなので初めてなんて…いやぁぁ!!!  
わたしは恐怖してた、ソレが入ってくるのを…わたしのココに!!  
「そうよね、そこは好きな人の為にとっておかなきゃ」  
「え…」  
まるでわたしの心の声が聞こえてるかのように、  
代弁して囁いてくる…だから、一瞬だけホッと安堵してしまう、  
だけどそれは間違いだったのは、直ぐにわかった!  
「だから、こっちで可愛がってあげるわね」  
「!?ちょ…あぁっ!!!」  
 
ズチュッ…ズブブゥゥ…  
 
えっ!?何…この感じ、そこ…まさか!!?  
嘘っ!入ってる…入ってきてる…あぁぁ!!  
「ちょっと!そこ!!あ…」  
「あはっ!んっ、いい絞まり…」  
お腹の中に異物が…小さな入り口を強引に開き、  
その大きな塊が侵入してきてる!  
ただ…最初に想像してた場所からじゃないけれど。  
やだ…入ってくる、大きなの…お尻の中に…奥に!!  
ズブズブブッと入ってきて…やぁぁ、あ…苦しい、  
どんどん奥に入ってきて内側を擦ってきてるし、こんなの…おかしいのに!  
そうよ…おかしい、だってこっちはお尻…汚い場所に入れるなんて!!  
 
「いい感触だわ…んっ、りまちゃんのお尻の中…んっ」  
「やんっ!動かないで…あぁっ!!」  
狭い中をそんなに動かれたら、中身が引きずり出されそう!  
内臓が…抜けちゃう、こんなにもされたら…  
「大丈夫…んっ、段々と気持ちよくなるから…ね」  
「そんなのあるわけ…んっ!あっ!」  
何…そんなのあるわけ、でも…変な感覚を感じてる…  
苦しい妙な感じなのに…うぅっ!!熱い…中が…  
こんなに掻き回されたら、お尻の中が…壊れちゃうのに!  
 
グチュッジュブッ…  
 
「あぁ…あんっ、あぁ…」  
「ふふ、声色が甘くなってきた…わかる?」  
「そんなの…ふぅ…あ…うそぉ…んんっ!」  
わたし…ヘンタイじゃない、こんなので…そんな声だすなんて、  
だけど確かにわたし…段々とふわふわしたような、  
それなのに激しい不可思議な刺激を感じてる。  
声が…勝手にでてくるし、ダメ…こんなの…わかってるのに、あぁぁ!!  
「少し素直になるお手伝いしてあげるわね…んっ!」  
「!?そ、そこ!!あぁぁぁ!!!」  
 
クチュッグチュッ…ジュブゥッ…  
 
やだぁぁ!!弄ってる…指先で前の穴にも、指でゴシゴシ擦らせてくるの、  
もちろん後ろの穴に、あの大きなのを入れて動かせながらに…  
は、激しい…あの感覚、両方から溢れてきてる!  
あ…狂いそう、このままじゃわたし…んんっ!  
目の前が白く霞んできてる、どうにかなっちゃう!  
「もうドロドロしてる、りまちゃんのアソコ…洪水ね」  
「やぁ…あぁ…」  
「後ろもいい感じ、ギュッと締めて来て、良い感じにほぐれてきてるわ」  
こんなの凄く恥ずかしいわ、だけど止まらない…この声を出すのも、  
全身がビクビク震えるのも、熱くなっていくのも…  
心臓のドキドキも止まらない、それに…  
「ほら、気持ちいいでしょ…ね」  
「気持ちいい…わけ…あっ!ないじゃない…あぁぁ!!」  
「だけど体は、気持ちいいって言ってるのよ、ほら…もう指がドロドロ…」  
「っ!あぁぁっ!!」  
 
前を掻き回すように弄ってきてた手に、ドロドロとしたのが付いてる、  
それはわたしのここから溢れた液体…こんな風なんだって見せるように、  
目の前にまでもってきて見せる、やだぁ…見せないで!  
恥ずかし過ぎるもん…あっ!ダメ…このままじゃ、わたし!!  
それを感じた時、全身に電流が流れたような感じになってた、そして…  
「あぁぁぁぁ──────!!!」  
「んっ!イクぅぅぅ!!!」  
 
ドブゥゥゥッ!!ドクドクゥゥゥ!!!  
 
次の瞬間に頭の中が弾け、お腹が…熱い…  
その瞬間にお腹に何か…出されていく…出され続けてるの。  
何が起こったの?それが理解できないまま、わたしの目の前が白くなって…  
続けてピチョピチョッて…下から音が聞こえた、  
それは前から溢れて垂れた雫が落ちる音…と、  
さっきの瞬間に飛び出たおしっこが、地面にかかった音でした。  
「はぁはぁ…あらあら、お漏らしするほどにイケたのね…可愛い」  
「やぁ…あぁ…んんっ…」  
わたしは自分のした行為に気付き恥じるもの…ただ呻いて、  
今は何度も荒々しい息を繰り返すしかありませんでした。  
体はぐったりして脱力して、全然力が入らない…頭の中もぐったり気味かも。  
すると、そんなわたしに奴は囁いてくるの。  
「ねぇ…なぎひことも仲良くしてくれないかしら?」  
「……やぁ」  
「あら、ダメ?あたしとみたいに、あっちとも仲良くなってほしいのにな〜」  
「別に…まだあんたとも仲良くなったつもりないし」  
そう、こんな風にされたけれども、それでも心を許す気にならない…ううん、  
もっと信用できなくなって当然よね、すると乾いたような微笑を浮かべ、  
わたしを支え抱きつく手に…より力を込めるの!  
「そう、じゃぁ…んっ」  
「きゃっ!!」  
なっ!激しい衝撃が体にまた貫いてくる!  
ぐったり呆然としてた頭が、叩き起こされたみたいになった。  
そんなわたしに、続けて囁くの…怪しい微笑みの表情で!  
「りまちゃんが仲良しになるまで、もっと頑張っちゃおうっと!」  
「!!!!?」  
やぁっ!動いてる…またアレが!大きいのがお尻に食い込んでくる!!?  
さっき激しく弾けたばかりなのに…あっ!  
中をまたゴシゴシ擦ってくるの!  
「このまま…んっ!しっかり開発してあげるからね」  
「!!あぁぁぁっ!やぁぁぁぁぁぁっ!!!」  
 
休日の誰も居ないロイヤルガーデンの中に、わたしの恥ずかしい声が響いていく…  
何度も何度も…終わりが無いかのように…  
 
 
次の日…学校の授業が終わると、放課後のガーディアンの集まりに、  
わたしは向かっていた…フラフラした足取りで。  
「お尻…痛い…」  
『大丈夫〜りま?』  
まだ大きく拡がってる感じする、あれだけ何度も何度も入れられ掻き回され、  
わたしのお尻の中…朝から何か入ってるような気になって仕方ないの。  
痛みもあった…あれだけ激しくされたのだもの、当然よね。  
「どうしたのりま?朝から何だか変だけど…」  
「あむ…別に、平気だから…」  
「そ、そう?」  
思えばあんな奴とずっと一緒だったあむ…  
大丈夫だったのかな…まさかわたしみたいに、お尻にアレを…  
「やっぱり…変じゃない、顔が赤いみたいだけど?」  
「!!?だ、大丈夫だから…」  
やだ…何を考えたのわたし!?…それを想像してドキッと鳴らせてた。  
あんな風に乱れるあむの姿…想像しちゃって。  
「どうしたのあむちゃん、それに…りまちゃん」  
「あっ、なぎひこ」  
「!?」  
来た…あの女のふたごの男の方、顔…やっぱり似てる、  
だから意識しなくても思い出してしまってた、昨日の事を…  
キュッ…んっ、お尻…疼いてる、やだっ…変な感じ。  
「ん?ぼくの下に何かついてる?」  
「えっ…あっ!」  
やぁっ!何を…ジッとある箇所を見つめてたのに気付かされ驚いたわ、  
それは無意識の行動…見つめてたのはこいつの股間だった…  
まったく何を見てるのわたしは…昨日の事を思い出したから?だから…ん?  
ふと別の視線にも気付く、それは…あむの視線の先、  
さっきの言葉はわたしに向かってだと思ってたけれど、  
よく見ればあむも…こいつの股間に目が向いてる?  
見つめながらに、疼く後ろを押さえるわたしと違って、  
前を押さえてた違いはあるけれど…  
「あむ?」  
「…はっ!あはは…ボーっとしちゃってた、何だっけ?」  
まさかあむ…もう既に?すると肩に誰かの手が乗るのを感じる、  
それは…なぎひこの手だった、同時にあむの肩にも手を乗せる。  
「…今度は三人で楽しみましょうね」  
「えっ!」  
「あ……」  
 
わたしの心臓はまた慌しく動いてた…  
それを期待して…少し心の扉が解除されてしまってたの。  
 
【おわり】  
 

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