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「なぁ・・・・オマエコーラ飲んだことあるか?」
「甲羅・・・・?」
「なんだよしらないのか?じゃぁ俺が買ってきてやるからちょっと待ってな」
・・・・・・・時間経過・・・・・・・
「ただいま。ほらよ、これがコーラってやつだ。」
「・・・・ありがとうございます・・・・」
「・・・・・・なに缶持ったままつっ立ってんだよ」
「・・・・・・あの、これどうやって・・・・・・」
「ちょっと貸してみろ。いいか、缶ってのはこうやってプルトップを押し上げて・・・・・・。
って、わー!」
「!?中からなにか・・・・まさかあしきゆめが!?ヤタ!!」
バサバサッ
「新たな敵は排除しました」
「っておい!こんなとこでカラス出すんじゃねぇよ!」
「カラスではありません!ヤタです!」
「要はカラスだろ?だったらカラスでいいじゃねぇか」
「無礼者さん・・・・」
「・・・・・会話弾まないな」
「はぁ・・・・・・・・・・」
「若い男女が2人っきりなんだからもっと会話すんのが普通だろ!?」
「・・・・・・・そうですね・・・・」
「(ったくなんなんだよこの女は・・・顔はまともだが他の部分がダメだな)なんか話題ないか?」
「話題・・・・ですか?」
「そうだよなんか話題・・・うわっ!?」
突如二人のいる部屋の窓が激しく割れ、人外の形相をした軍人達がなだれこんできた
『それ』を認識した瞬間、小夜は光を纏った式神を携え猛然と軍人達の中に飛び込んでいった
「おい!こいつらは・・・・」
「あしきゆめにとりつかれています!きをぬかないでください無礼者さん!」
「ダレが無礼者だよ!・・・・クソッ昭和生まれ共が調子にのりやがって!!ボコボコにしてやるぜ!」
多勢に無勢とはこのことだろうか
いつしか2人は圧倒的軍勢により苦戦を強いられていた
「痛ッ・・・・くそったれが!おいアンタ!!そっちは・・・・って・・・おい?どこにいった?」
同じ頃小夜はようやく軍人達を全滅させ、一息ついたとき異変に気づいた
「無礼者さん?まさか・・・はぐれた・・・・?」
もはやお互いを気遣う余裕のない程の戦闘で小夜は完全に疲弊していた。
でなければここまで敵の接近を許さなかっただろう