その日、風来のシレンはその旅の中、体を深くマントで覆っていた。そし  
て彼は、探していた一人の目的の女性を見つける・・。  
 
「おうおう、これはこれはメツブシのお竜さんじゃないですかい・・」  
「あ、あんさんは・・風来坊のシレン・・と、やさぐれコッパ!!」  
「前回の旅中ではよくやってくれやんしたな・・、いきなり「ドーン!!」って  
な具合になぁ・・。「ドーン!!」って・・・「ド〜〜〜ン!!!!」って!!  
あんたは喪黒福造か!!」  
「そんなの、今のちびっ子はわからないでございますわよ」  
「ここは21歳以上しかいないはずだから、みんな知ってるはずでさぁ。そ  
れよりもだ。あの後、そのままモンスターハウスへと迷い込んでリンチくらっ  
たんですわリンチ。これはどうおとしまえつけてくれるつもりなんで?」  
「ふん、騙されたアンタが悪いじゃないのさ。男のくせにみっともないねえ・・」  
「このアマ・・あんまり調子に乗っていると後悔することになるぜ?」  
「どうしようってのさ?」  
シレンは覆っていたマントをバッとおっぴろげた。  
―そのマントの下は真っ裸だった。  
 
「ふはははっ、逃げ出すがいい!この巨根の餌食になりたくなければな!」  
「粗末なもの見せつけんじゃないわよ!!」  
お竜はめつぶし草を投げた。しかし、それはシレンの顔面には当たらず、  
勢い足らずにシレンのペニスの亀頭部分にぶつかった。  
目つぶし草特有の刺激成分が彼の亀頭に染み渡る・・。  
 
「うぐあああああっっ!!!!!!」  
 
 
【風来人番付】  
6F Lv7 シレン  4234ギタン  
場所:天馬峠  「股間に目つぶし草をくらい悶死」  
 
 

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