【以下、脳内設定】  
ノロージョ一族は女系なので、気に入った♂を捕まえて伴侶にするんです。  
ノロージョ一族には♀しか生まれないので、年頃の娘はいい男を捜してるんです。  
ノロージョ一族は惚れた♂には結構一途で言いつけも守ったりするんです。  
 
【以下、精神安定のためのご都合主義】  
とあるノロージョ一家。  
風来人だった父(現在も数年戻ってこない)は面食いだったので、  
自宅にいるときは、とある術を使って普通の可愛い姿をしている母娘たちなんです。  
---  
 
ダンジョン内、ノロージョハウスの一室。  
鏡を見ながら溜息をつくノロージョの後ろ姿。  
 
「はぅ〜。なかなか運命の人っていないものよねぇ〜。  
 あぁでも、この前頑張ってた縞合羽の彼、ちょっと若いけどなかなか格好よかったかも‥」  
 
ぶつぶつ呟きながらも身だしなみを整えるのに勤しむ彼女。  
 
  (流れをつくるのがめんどいので中略)  
  (まぁいろいろあり、適度に発情したと思ってくれたまへ)  
 
***  
 
なんとなく自分の身体を慰めはじめていたノロージョ。  
 
「あぁ、そういや、おねーちゃんがこの前いい物あげるって‥」  
 
思い出して渡されたポシェットを開けてみると。  
メモが1枚と小さなハンドベルが1つ、そして3ギタン。  
 
「‥‥? ギタン硬貨? えーとなになに‥‥ う、うわ‥‥(真っ赤)」  
 
ほおを真っ赤に染めつつも、目は真剣にメモを読み進め。  
そして覚悟を決めると‥‥ゆっくりと衣服を脱ぎ去りはじめる。  
 
「えーと‥ギタンの穴に‥痛っ、これほんとに‥? あ、できた。次は左の胸も‥‥。  
 んで、最後の1個はあそこに‥ひゃっ、冷たい‥‥。これ、ちゃんと取れるのかなぁ‥」  
 
全裸になったその姿。左右の胸には鈍色に輝くギタン硬貨。  
残る1枚はどこにあるのかはわからない。  
 
「んで‥、ベルを鳴らすと‥」  
 
りんりんりん。  
軽やかな音色とともに現れたのは緑、紫、黄金のがまぐち。  
そして刻を置かずして、その長い舌がギタン硬貨を攻めはじめる。  
 
「ひゃっ!」  
 
左右の胸を執拗に嬲る舌。  
刺激に固くなった乳首が逆にギタン硬貨を離さない。  
 
「い、いやっ、ち、乳首ばっかりダメ‥」  
 
思わず身をかがめて隠そうとするが、そうはさせじと舌が二の腕に巻き付き、  
その細い胴や乳房にぬらぬらとした唾液のあとを残す。  
 
「んっ! だ、ダメ‥‥、ま、まって‥‥」  
 
そう叫んでうずくまった背後から。  
黄金のがまぐちが、舌なめずりをし。  
 
「きゃっ!!!」  
 
その舌が秘裂の奥にあるギタンをめがけて突き進む!!  
 
***  
 
絶頂と共に弛緩した身体からそれぞれ1ギタンを奪いテレポートするがまくち。  
ベッドの上で火照った身体を冷ましながら。  
 
「はぁ‥‥はぁ‥‥ な、なんというか‥ 我が姉恐るべし‥」  
 
ノロージョは、ニヤリとほくそ笑む姉の姿を思い浮かべた。  
 
 

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