ここはクロンの試練。アスカはバネのワナでミナモとはぐれ、一人で探索していた。そして、モンスターハウスの中での出来事――。
「ぬうっ! 折角、マンジカブラと風魔の盾をゲッツしたというのに、
呪いのワナを踏んでしまった……しかもこう言うときに限ってゲドロがっ!」
ゲドロに斬りつけるアスカ。
ぼよんっ
「あっ増えた! あ、ああ……やめてでござるー! 腐った液かけるなでござるー!」
と、後ろからミナモ参上!
「ああ……! あ、あたしのアスカがっ! く、くさい汁まみれにされてる!」
「ミナモ! か、加勢するでござる! 装備がボロボロにされてしまうでござる!」
次々とゲドロ汁をぶっかけられるアスカ。増えまくったゲドロに囲まれている。
「ああ、ああ……! ほ、本当だわっ、アスカの服がボロボロのスケスケにっ! ス、スケリズム……!! ハアハア……!」
「きゃんっ! ……ぷはっ、か、顔にたっぽし出さないででござるー! へ、変なにほひ……! やぁっ……に、苦いよぉ……!」
「クッハアーーー! あ、あれは春画とかでよくある顔射!? え、えろい! えろいわアスカアー!!」
「さっきから何を一人で盛り上がってるでござるかー!? はやく助け……うぷっ、けほっ! ああ、胸元に出すなでござるー!」
「モッヒョーーーー!! 次は胸射! マニアックよ、アスカアー!! ハアハア、あ、あたし、もう見てるだけで……」
「だから、何を言ってるのでござるかー!?」
「そう! あたし……もうイッちゃいそうよ!」
ビクンビクン
「なんだか知らないが、ミナモが頼りにならないでござる! こうなったら……秘技『目潰し』!!」
カッ
うおっまぶしっとばかりにアスカの姿を見失うゲドロ達。
「よ、よし……! 今のうちに逃走を……」
「きゃあー♪ 見えなくなっちゃったー!」
がばちょっとアスカに抱きつくミナモ。
「こらー! 離すでござる!」
「一緒に粘汁まみれになりましょう! アスカー!!」