恋愛は 一種の 事故のようなもの
因果関係を 見極めるのは 難しい
誰にも 解らない場合も 多いのだ
だから 振蔵と浪漫が いつの間にか
恋人同士に なっていた と聞いても
別に 驚く必要はないだろう と思う
土曜日の昼さがり、きょうは振蔵さまとデイトなのだ☆
ここはスケット団の部室、私たち、ふたりきり・・・
振蔵さまが「畳が好きでござる!」っていうから、
畳のおいてある部屋に、ふたりで忍びこんだのだ☆
え? そんなのドロボーと同じじゃないか、って?
ナンセンス! 細かいことは気にしないのだ!
で、腰かけて話していたら、イキナリ押し倒されたのだ☆
えーっ! 「畳が好き」って、そういう意味だったの!?
どうしよう、私、まだ心の準備が・・・ AもBもまだなのに、
とつぜん、乙女のピンチ! 「ダメ!」って叫ぼうと思ったら、
やさしく唇をふさがれてしまったの・・・ ファースト・キッス、
レモンの味って、ウソね☆ ミントの味がする・・・ たはは☆
それから、振蔵さまは、私のブラウスのボタンに手をかけて、
136レス使って、私の服を脱がせたんだけど、それは省略して、
私は、生まれたままの姿で、畳の上に寝そべっていたの・・・
振蔵は 浪漫の乳房を 揉み始めた
指先が 薄桃色の 乳首に触れると
浪漫の 裸の肩は かすかに震えた
指に逆らうように 立った 乳首を
そっと 口に含んで 舌を這わせる
浪漫は 目をつぶって 唇を噛んだ
武骨な手が 細い腰を伝って 下りていく
閉じようとする 両脚の間へ 押し入ると
太腿から 奥へ奥へと 撫で上げていって
女性の もっとも敏感な部分に 到達する
浪漫の口から 小さな 叫び声があがった
艶めいた声に、奮い立ち、拙者、次第に手を速め、固く閉じたる秘裂のうちへ、
擦りあげれば、浪漫どの、アア、だめよ、いけませんわ、と、夢うつつで呟く。
哀願の声も涙にかすれ、されど、包まれたる秘肉の真珠、妖しき光に我を忘れ、
肉芽の先にふれるや否や、わななく声の息づかい、たちまちのうちに崩れ果て、
紅きくちびる、吐息に濡れて、アア、振蔵さま、わたし、どうなってしまうの。
いざ行かん、膝をつかんで身構えて、力まかせに押し開き、驚く暇も与えずに、
一閃、ぐいと突き込めば、見ひらいた眼に、散る涙、絹を裂くよな、その悲鳴、
ぐったりとして身をさらす、いと哀れなる、その丘は、くれない染めし草の色。
乱れる黒髪、白き喉、じわじわ高まる、啜り泣き、それでも止まぬ、腰づかい、
感極まりて、浪漫どの、アア、振蔵さま、と絶叫し、拙者、一息に気をやった。
振蔵は 着物を羽織り 帯をしめた
浪漫も 起き上がって 洋服を着た
二人は 並んで 部室を出て行った
まったく 勝手に部室に 上がり込んで
留守と見れば セックスを始める とは
人の迷惑 というものを 考えていない
オレは 自分の机の下から 這い出して
パソコンに 向かうと メガネを拭いた
明日にでも 防犯カメラを 設置しよう
<おしまい>