「なあ、キャプテン……。ちょっとええかな?」  
 
ボッスンとスイッチが帰宅した今、ヒメコは部活帰りのキャプテンこと高橋千秋と共に、スケット団の部室で他愛の無い話をしていた。  
その途中、ヒメコが千秋に突然新たな話題を持ちかけてきた。  
 
「なあに?ヒメちゃん。私で良かったらなんでも聞くわ。」  
ヒメコと千秋は長い付き合いがあり、ヒメコにとって女友達では一番親しい親友だ。  
 
「実はな・・・言いにくいねんけど、スイッチの発明品の中にこんなモノが混じっててん…。」  
 
それは、いわゆる大人の玩具というヤツだった。  
 
「えっ、それって・・・。」  
「スイッチかボッスンが誰かに使おうしたに違いあらへん…!!…キャプテン、どう思う?」  
 
それならいつものように男共からそれを無理矢理聞きだせばいいものを、ヒメコは千秋に相談している。  
どちらかに好意を持っていて、玩具を誰に使うか不安で仕方がない、というところだろうか。  
千秋は瞬時にそれを察した、が、いつの間にかこんな事を口走っていた。  
 
「…ねえ、ヒメちゃん。それ、ちょっと使ってみない?」  
 
「……へ?」  
 
ぐいっとヒメコの腕をつかんで引き寄せると、ヒメコはいとも簡単にソファーへ倒れこみ、千秋がヒメコに覆い被さるような体制になった。  
 
「ちょ、キャプテン、何を…。」  
「何事も経験よ!気持ちいいかもしれないじゃない?あ…これ、ボタンを押すと震動するんだ。」  
「だ、だからって…んっ!」  
 
ヒメコの言葉を遮るように、千秋はヒメコの唇と自分の唇を重ねた。  
ヒメコの唇を舌で無理矢理こじ開け、ヒメコの舌が千秋の舌に絡め取られる。  
 
「んっ…はぁっ…。」  
 
ヒメコの頬が火照ってきたところで、千秋の指がヒメコの豊満な胸へと滑っていき、おもむろに制服のボタンを取り始める。  
 
「あ〜、いいなあ、ヒメちゃんは胸がおっきくて…。」  
「ちょ、ちょお待って…キャプテン…あぁっ…!」  
 
胸をある程度なで回すと、薄紅色の乳房へ指がきて、ヒメコの薄紅色の乳房をくりくりと弄ぶ。  
 
「ふふっ、ヒメちゃん、立ってるよ…。感じてる?」  
「はっ…んんっ…ちょ、やめぇっ…」  
 
ヒメコが肩で息をし始め、目がとろんとなってきた時、千秋の指がだんだんと下へ流れていく。  
スカートをめくり、秘部にまで到達したら、下着の中に手を突っ込んでまさぐり、  
一指し指をつぷ…と入れ、中をかき回す。  
 
「…下着の外側も濡れてきてるよ…。」  
「はぁっ…んぅっぁ…ああっ…」  
 
ぐちゃぐちゃと音を立ているそれに、スイッチの玩具の先端をぐいぐいと差し込むと、指でかき混ぜたよりずっといやらしい音がぐちぐちと漏れた。  
 
「ああっ!!はっ、きゃぷ、て、やっ、だめぇっ!っ!」  
「…どう?コレ、…ちょっとおっきいかなぁ…?  
 いくよ、ヒメちゃん…。よい…しょっ!」  
 
千秋がボタンを押すと、玩具は思っていたよりも大きく震動し、その震動に合わせてヒメコの体もびくん、びくんと波打った。  
 
「ひぁああっ!んぁああっ…!!やぁあっ!!やっ!と、とめてぇえっ…ひ、ぁああっ!!  
あっ…ああっうっ……!!」  
 
そこで、ヒメコの意識はとぎれた…。  
 
「ごめんね、ヒメちゃん…。痛かった?」  
目が冷めた先には、申し訳なさそうな顔をした千秋がちょこんと座っていた。  
 
「い、いや…。まさかキャプテンにこんな事されるとは思わんかったなぁ…。」  
 
「…ヒメちゃんが誰に取られる前に、こうゆう事、一度はやってみたいって思ったの…。」  
「え?今なんて…?」  
 
「…ふふ、ううん、なんでもないっ!!」  
千秋は、いつもと同じ優しい笑顔でそう言った。  
 
大人の玩具は、ボッスンがヒメコに使いたいがためにスイッチに頼んだと言う事は、ここだけのお話!  
 
〜おわり〜  
 

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