「あっ、んぅっ、敦賀さんっ」  
長い長いロケの後、待ち合わせのホテルに入った途端、窓際のテーブルに座ってた敦賀さんに引き寄せられた。  
「やっ、まだっ、明る…、のにっ」  
着衣乱れたまま、窓に押し付けられ、スカートの中のショーツの隙間から、敦賀さんが入ってくる。  
「あんっ、あっ」  
後ろから、激しく突かれて、カーテンが開いてるのすら、気にならなくなり始めた私に、  
「まだ、明るいから、前のビルからキョーコのいやらしい姿が見えるかも知れないね」  
耳元で囁いて、意識を引き戻した。  
「…っ、いやっ、ぃやぁん」  
見られてるかも知れない、羞恥に、中が疼いて、  
「もっ、だめぇっっ!」  
頭の中が真っ白になった。  
 
 
「もうっ!あんなとこでするなんて、誰かに見られたらどうするんですかっ!?」  
少しは、芸能人の自覚を持って欲しい。  
……のに、敦賀さんはくすくすと笑って、  
「ごめんごめん。でも、気持ちよかったろう?」  
キョーコは恥ずかしいの大好きだから、なんて、人を淫乱みたいにっ!!  
「…っっ!!ばかっ!天然変態いじめっ子!もう知らないっ!」  
恥ずかしくて、バスルームに逃げ込もうとしたら、  
「だぁめ。もう一回」  
捕まった。  
 
長い長いロケの後は、敦賀さんはいつも激しい。  
その上、  
「自分で動いて」  
とか、  
「いやらしい子だな、キョーコは」  
とか、帝王全開で、こっちの体がもたない。  
 
 
…でも。  
でもでも、それを甘んじて受け入れる私は、やっぱり、淫乱なのかなぁ?  
…敦賀さんの前だけ限定だから、まぁ、いっか。  
 
 

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