敦賀さんとお付き合いを始めて2ヶ月くらい。  
最近わかってきたのは、敦賀さんがすごく嫉妬深くて独占欲が強いってこと。  
それに、意外と子供みたいで甘えん坊さんだってこと。  
 
食事のあと、お皿をさげて、  
 
「あ、そうだ。ブドウがあったんだった」  
 
冷えたブドウを取り出して、敦賀さんの隣りに座った。  
 
「あーん」  
 
見ると敦賀さんは口を開けて待っている。  
なんだか可愛い。  
ブドウを持って、ひょいっひょいっと顔の前で揺らしたら、一生懸命ぱくっぱくっと追いかけてくる。  
おかしくって吹き出した私。敦賀さんも笑ってる。  
声をあげて笑ってしまったら、その隙にぱくっと指ごとくわえられた。  
 
「ひぁあっ!?」  
 
驚きと恥ずかしさできっと真っ赤。  
悲鳴をあげて手を引こうとすると、手首をつかまれてぺろぺろと指についている果汁まで舐めとられた。  
 
「つ、つ、敦賀さぁああん、やめてください、は、はず、恥ずかし…」  
 
目を回してる私を見て、敦賀さんはくすくす笑いながら手を解放した。  
 
「もう付き合い始めて2ヶ月と13日になるのに、このくらいでまだ恥ずかしいの?」  
「恥ずかしい、です、きっと1年後も10年後も恥ずかしいですっ」  
「そっか。1年後のキョーコも10年後のキョーコも、可愛いんだろうなあ」  
 
神々スマイルでそんなことを言われて、ますますカァァっと顔が火照る。  
熱くなってるほっぺを両手で隠して、そんなことありません、と言い捨てて流しへ逃げた。  
 
2ヶ月と13日、なの?敦賀さんってば毎日数えてるのかしら…  
ぼんやり考えながらお皿を洗っていると、うしろから、おなかに手を回された。  
 
「キョーコ、そんなのあとにしようよ」  
 
私の右肩に顎を置いて、甘えた声で擦り寄ってくる。  
 
「だめっ」  
「どうしても?」  
「だぁめ。すぐ終わりますから」  
「うーん…ねえキョーコ、お願いがあるんだけど」  
「う…」  
 
始まった…  
 
最近敦賀さんはこの調子で次から次へとお願い事をしてくる。  
手を繋ごうとかキスしたいとか、そんなちょっと照れちゃうようなお願いもあれば、  
付き合ってることを公表しようとか、ショータローに報告に行こうとか、反応に困るものも。  
 
「今から映画に行く約束、またにしない?」  
「ええっ…でも楽しみにしてたんですよ、あの女優さんステキなんです」  
 
本当は何を言われるのかと構えていたから、普通のお願いが出てきてホッとしたんだけど。  
 
「知ってるけど…代わりに明日その人の出てる映画借りてきて家で見ようよ」  
「うーん…それでもいいですけど…お疲れなんですか?」  
「キョーコとあったかい部屋でぬくぬくしていたい」  
 
まったくもう…体調が悪いのかと心配したのに…!  
 
知らん振りして洗い終えたお皿を拭き始めた私のセーターの中に、あたたかい敦賀さんの手が入ってきた。  
おなかをさわさわと撫でられてくすぐったい。  
敦賀さんは髪にちゅっとキスを落としながら、その手を徐々に上げていく。  
セーターの中でブラをめくられ、両方の粒をきゅっとつままれた。  
 
「あぁっ…」  
「だめ?」  
 
耳元で甘えた声で囁きながら、突起をくりくりとこねられて、すでに私の中で結論は出ている。  
だけど最近甘やかしすぎな気がして…  
答えずにいると、片手はスカートの中に伸びてきた。  
焦らすように茂みを何度ももてあそんでから、その下で待つ突起を優しく転がし始める。  
 
「ん、んぁっ…」  
 
胸の先とショーツの中を愛撫され、それに最近私が弱いと知ってから執着している耳の中を舐められる。  
ぴちゃ、くちゅ、と舌が這う音が頭の中を占める。  
背筋に戦慄が走ったような高い快感に、なんとかお皿を置いて、流しの縁を握り締めて必死に自分を支える。  
 
「だめ、つるが、さんっ…か、感じ、ちゃう、のっ」  
「どこが?」  
「はぁっ、ん、全部っ、あっ!」  
「ほんと、びしょびしょだね」  
 
下を転がしていた敦賀さんの大きな手の指が蜜壷を埋め込んだ。  
入れたり出したりを繰り返されて、ぐちゅぐちゅといやらしい音が上がり始める。  
もう膝がガクガクして立っていられない…  
倒れ落ちそうになると、その分指が奥まで呑み込まれて身体が跳ね上がる。  
 
「そんな腰を揺らして…自分で抜き差ししてるの?」  
「やっ、ちが…う…っ…あ、あっ、あんっ!」  
 
違うけど…すごく気持ちよくて、頭が真っ白になってきて…  
崩れ落ちそうなのか、腰を振っているのか、自分でもよくわからない。  
段々指の動きが早くなって、激しくかき回される。  
 
「あ、あ、だ、だめっ!それっ…気持ち、いい、のっ、イっちゃうから、だめぇっ」  
「イキたい?」  
「ん、あんっ、も、だめ、あっ、あっっ…イって、いい?あ、あ、ああああぁっっ…!!」  
 
身体中を抜ける大きな絶頂感で崩れ落ちて、縁を握り締めたままぺたんと座り込んだ。  
敦賀さんははぁはぁと息をするだけで必死の私をゆっくり立たせ、手を付かせてからスカートと下着をおろした。  
 
「入れていい?」  
「はぁ…ん、ちょっと、待ってください…立ってられ、ない…っ…ああっ…!」  
「お願い、入れていいかな。いやらしいキョーコ見てたら、我慢できなくなってきた」  
 
挿入していいか訊きながら、すでに敦賀さんは熱くなった自分のその先を抜き差しして遊んでいる。  
 
「あっ、ずるいです、もう入ってるぅっ、あんっ」  
「まだだよ」  
「嘘、ばっかりっ、もうっ、だめ、だめですっ」  
「あー…ごめん、もう限界」  
 
そう言って敦賀さんは腰をぐうぅっと押し進めてきた。  
 
「あああっっ!!」  
「ダメじゃない、みたいだね…キョーコの中、大悦びして受け入れてるよ」  
 
言われた通り…ホントは敦賀さんがこうして最初に入ってくる瞬間が好き。  
ゾクゾクと震えて、でも大きな敦賀さんのモノを思わず締め付けてしまって、  
実は自分がずっと待ってたことを教えられて熱くなってくる。  
 
奥まで到達して、味わうみたいにそのままじっと動かない敦賀さんがもどかしくて…  
はしたないとは思ったけれど、ぎゅっと流しを握り締めてる私は  
気付いたら突き出すようにしていたお尻を待ちきれずにゆっくりと前後に揺らし始めた。  
腰をゆっくり引いて、抜かれそうになると慌てて突き出して…  
一杯に満たされてる自分の熱い場所からぐちゅっぐちゅっといやらしい音が響く。  
 
「ん、んっ、あ、あんっ…気持ちぃ…つるがさん、もっ…お願いっ」  
「でももうちょっと、キョーコの恥ずかしい姿、見てたいな」  
「意地悪っ、しないでください…」  
 
恥ずかしい姿、って言われたら急に羞恥が襲ってきて、慌てて動きを止めた。  
 
「いいよ…俺はキョーコの頼みは断れないしね」  
 
待ちわびた律動が力強く始まって身を打ち付ける音が部屋にこだまする。  
 
「あっあっ、ああ、つるが、さんっ、激しい、よぉっ…!」  
「やめようか?」  
「いやっ、もっと、もっと突いてっ…ぁああっ、ああんっ!」  
 
激しく奥まで押し込まれて、もう、お返しに締め付ける余裕もなくなって…  
 
「ああっ、ああんっ、や、やだ…やだきちゃ…うぅっ!あ、あ、あっ…ああっ……っっっ!!!!」  
 
敦賀さんが達するのも感じたい、って思いながら、でもそこで私の意識は白く飛んだ。  
 
 
床に崩れ落ちた私を抱えて、敦賀さんはソファに寝かせてくれた。  
 
「大丈夫?」  
「はい…すみません…」  
 
乱れた自分が恥ずかしくって、かけてくれたバスタオルで顔まで隠した。  
 
「あ、映画、間に合わなくなっちゃった。ごめんね?」  
「もう、確信犯のくせに!」  
 
結局お願いを聞かされた結果に悔しくなって、  
握り締めてたバスタオルを敦賀さんに投げつけたら、敦賀さんは声を上げて笑った。  
 
「違うよ、計算なんかしてないって」  
「嘘ばっかりっ!」  
 
私が怒れば怒るほど敦賀さんは喜んでる。  
それがますます悔しくなって、ぷうっと膨れた私に「ごめん」と笑いながら身体を重ねてきた。  
 
「もう一回…今度は優しくするから、許して」  
 
ね?と言う子供みたいな表情がなんだか可愛くって、  
「約束ですよ」と念押ししてから、許すことにした。  
 

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