皆さんは、ジェンガというバランスゲームをご存知でしょうか?
長方形の積み木のタワーを一本抜き取っては、てっぺんに積み上げ、倒したら負けというゲームらしいのですが……、
最近、『ラブジェンガ』というものがあって、積み木の一本、一本に指示が書いてあり、
ゲームをしている人は、絶対それに従わないといけないようです。
自分は実物を見たことはありません。ききかじりです。
というわけで、以下、妄想。会話のみ。
バラエティーの収録の景品を持って帰ってきて、面白そうだからやってみることにした二人。
「じゃあ、負けた方が罰ゲームね」
「わかりました。敦賀さんからですね」
「よっ、と。えーと?『好きな人に目を見て愛してると言う』 キョーコ、愛してるよ」
「……、つ、次私ですね。『今までの経験人数』……敦賀さんだけなので、1人ですね」
「光栄だな。『目の前の人にキス』 んー……」
「ん、んんっ、……もぅ!『愛する人を下の名前で呼んでみよう』……えぇー?」
「どうぞ」
「む、無理です。恥ずかしい……」
「じゃあ、罰ゲーム?」
「……むぅ。…………れ、蓮」
「何か照れるね」
「つ、次!敦賀さんですっ」
「えーと?『恋人の好きな所』 全部」
「……。よい、しょっ。『左隣の人のほっぺにちゅー』……ちゅ」
「何か新鮮だね。『右隣の人にキスマークをつけよう』 キョーコ、しばらく露出するような仕事ある?」
「ないですね」
「じゃあ……」
「ん。……ひゃっ!何で服に手を入れる必要があるんですか!?」
「いいじゃないか、別に。キョーコの番だよ」
「だ、大分少なくなりましたねぇ……」
ガシャンッ!!
「あっ!」
「キョーコ、罰ゲームだね」
「……。何ですか?」
「じゃあ、今すぐここでえっち」
「…………(罰ゲームじゃないし、それ)」