キョーコが困り果てたような顔で、静かにリビングに入ってきた。
「ぁ、あのっ」
「ん?ああ凄く似合ってるね。」
「にっ似合ってるとかの問題じゃなくて、この服パーツが足りないと思うんですけど。」
キョーコは片手で胸を隠すようにしながら、超ミニのスカートの裾をしきりに下へ引っ張っている。
まあ簡単に言うとメイドコスだがブラウスは無く、エプロンに袖が縫い付けてあり胸は丸出し状態だ。
少し小さめのサイズのそれは、キョーコの胸を寄せ上げいつもより強調させている。
少し屈んだだけで尻が見え隠れする程のスカートの中は、
白のガータベルトにニーハイソックスを履かせ、ショーツの類は渡さなかった。
「さて、キョーコちゃん。」
「ハッハイ…」
「ちゃんと俺の言う通りにしてるか確認したいから、スカートめくって見せて?」
「えっそんなこと出来なっ…」
にっこり彼女の苦手な笑顔を見せながら言う。
「言う事、何でも聞いてくれるんだよね?」
キュッと下唇を噛み羞恥に頬を染めながら、そっとスカートをめくり上げた。
「良いコだね。一人でちゃんと入れられたんだ?」
自分で入れてくるようにと、着替と一緒にリモコン式のバイブレーターを渡しておいた。
「どんな風にして入れたのか教えて?」
「どんなって、普通に入れました。」
「普通にって、濡らさなきゃ入んないだろ?」
ボッと音がしたかと思うほど、瞬時に顔が真っ赤になった。
追い打ちをかけるように
「キョーコちゃん声大きいんだもん、丸聞こえだったよ。」
少し呆れたような顔をしてやる。
フルフルと小刻に震え、大きな瞳を潤ませ羞恥に耐えている。
その姿がより一層俺を興奮させた。
「もうバレてるんだから、素直に言いなさい。」
「ゆっ指でアソコをいじって…」
「アソコって?」
「えっあの、その、クっクリトリスで…す。」
「ああ、キョーコちゃん好きだもんね。で?」
「クリトリスを触…りながら指を中に入れ、かっ掻き回すようにしました。」
「そらからバイブを入れたんだ?イッた?」
キョーコは微かに首を横に振った。
「嘘は駄目だよ。キョーコちゃんが我慢できるはず無いしね。」
キョーコから受け取ったリモコンバイブのスイッチを入れた。
ガクガクと躰を震わせながらも、バイブによって与えられる快感に飲まれまいと必死で声を抑え耐えている。
俺の中に巣食う一匹の獣に、甘く滴るような餌を与えているとも知らずに。
「イャ…んぁ、も、立ってられなっい…」
「じゃあ、ここへおいで。」
腰かけているソファをポンポンと叩く。
ヨロヨロと近付いてきたキョーコの手を取り、引き寄せて耳元で囁いた。
「どんな体勢でバイブ使ったのかやって見せて。」
「出来ませっ、そんなの無理で…」
黙ってニコニコしているだけだが効果絶大で、キョーコはゆっくりソファに上がり四ん這いになった。
リモコンを渡して同じようにして見せろと言う。
「んぁ…あんまり見ないで下さい。」
左手でリモコンを持ち、右手はバイブに沿えられた。
徐々にバイブの動きを強くしながら、激しくバイブを抜き挿しし始める。
グチュグチュと音を立て掻き出されるように溢れた蜜が、
ほんのり色づき崩れぬプリンのような柔らかい腿を伝って白いソックスに染みを作っていた。
やがて淫らに腰を振り、触れずとも固く尖った胸の飾りをソファに擦り付けだした。
「あっ あっん…ひぁ、くっあぁ… もっ ぃく、イッちゃっ見なっ…みにゃいでぇ。」
キョーコの全身が痙攣したかのようにビクビク震え、絶頂を向かえたのが分かった。
余韻に浸るキョーコを座り直させ顎を掴み、はち切れんばかりに猛りきった楔を無理矢理開かせた口に押し込んだ。
「んぐっ」
苦し気な顔をしたが構わず頭を掴み、口腔内を掻き回すように腰を動かした。
「んっ、んん…くふぁっ、苦し…んぁ」
「ほら、もっと舌を使って、あぁイイよ。上手だね、もっと強く吸って?」
言われた通り懸命に舌を使い、吸い上げ喉の奥を掠られるのにも必死で耐えていた。
その様がより俺を煽り立て、残忍な気持ちがムクムクと育っていくのが分かった。
「口に出してい?イイよね、出すよ!くぅっ」
たっぷりとキョーコの口に出した。
初めての事だった。
何度か口でしては貰ったが、いつも途中で止めさせていた。
キョーコと繋がって、キョーコの中に放ちたい!という気持ちの方が強かったからだ。
だが今日は無性にキョーコを汚したかった。
何をしても、させても、美しい純真な乙女のままの彼女を、どうしようもなく滅茶苦茶に壊してしまいたかった。
コクンと喉を鳴らしながら白濁した蜜を飲み込んだキョーコは、受けきれず顎を伝い落ちるそれを指で掬い取り舐めしゃぶっていた。
その姿は今まで見た中で一番… 淫靡だった。
オナニーさせた時のように四ん這いにさせ、高々と尻を上げさせた。
キョーコの秘所はヌルリとした蜜を留めどなく溢れさせ、ヒクつき蠢いている。
ぷっくり膨れた肉芽に思いきり吸い付き、中には一気に二本の指を入れた。
「ひゃあっ、あっ…ん、りゃめっあぁ。」
空いている手で肉芽を押し潰すようにしながら、今まで触れたことのない場所へ舌を這わせる。
そこは淡いピンクの小菊の蕾のようだった。
「嫌ぁ!ダメ、そん…なトコ汚っぁ」
「汚くなんかないよ。凄く可愛い、散らしてしまいたい…」
一筋一筋、丹念に花びら思わせるそこを舐め、尖らせた舌で押し広げるように嬲り続けた。
「んぁ…ゃあ、りゃめ…」
拒否の言葉を口にしながらも、指を入れられている秘所からは増々蜜を溢れさせた。
ズルリと指を引き抜き、キョーコの蜜に濡れた中指を蕾に押し付ける。
そこはヒクヒクと呼吸するかのように、収縮し中指を飲み込もうとした。
それに合わせゆっくり中へと進む。
「やっ!あぁ…んっ、おっおしりが変っなのぉ。お願っ ヤメ…テ、ひゃあっ」
「変じゃなくて、気持イイんだろ?気付いてる?もう三本も指入ってるんだよ。」
思いのほか従順な蕾は瞬く間に指を飲み込み、中はヌメって指の動きに合わせて締め付け絡み付いてきた。
再び大きく反り返った楔を秘所に押し当て、たっぷりキョーコの蜜で濡らした楔を蕾に当てがいグッと力を入れた。
「俺の入っちゃいそうだね。」
「ヤッゆっ許して、それだけは許して下さい。こっ壊れちゃう…」
涙目で懇願するキョーコ
「だったらコレは?俺のより大分小さいよ。どうする?」
小さいとは言っても、アナル用では無いリモコンバイブを見せた。
「早く決めないとこのまま入れちゃうけど?」
更に力を入れて蕾を押し広げながら聞く。
「ダメっ待って…、バッ…バィ を…ぃ て下さい。」
「え?よく聞こえなかったよ。もう一回ちゃんと言ってもらえる?」
「おっおしりに、バイブをいっ入れて下さい。」
「ふっ、分かった。痛かったら言って、力抜いて…」
当てがっていた楔を離し、ゆっくりバイブを埋め込んでいく。
「あぁっ!スイッチ入れちゃ、ダメぇ…アァン、ひゃあっ、 あっ おかっおかしくなっちゃっ…よぉ」
「ねぇ、キョーコちゃんこっちに入れてもい?おしりと一緒にこっちも掻き回してあげるよ。」
キョーコは蕩けきった瞳で俺を見て、自ら秘所に手を伸ばしパックリ広げた。
「入りぇてっ…敦賀さんの、オチンチンでいっぴゃいにしてぇ…」
これ以上ない位トロトロの肉壺は、どこから自分のモノか分からない程で溶かされてしまいそうな感じさえした。
「ハッ、キョーコ最高だよ。」
「ンあっ、んん…ひぃあ、中で敦賀さっんのと…バイブがっ…ぁん擦れあってるのっ」
「キョーコ気持い?どうされたい?」
「あぁ…もっと掻き回して、おっ奥の…方が好きなのぉ!早く、ゴリゴリしてぇ」
最奥を掻き回し、ワザとバイブと楔を擦り合わせたりした。
「あっ、もっ敦賀さん、っク…イッちゃう。んんっ…」
「蓮だよ。蓮て呼んで。」
激しく腰をぶつけ、胸を揉みしだき、耳朶を噛んだ。
「もうダメ、蓮…イク!イっひゃうっ、あぁ…蓮、蓮、レン…レン…」
『…レン』
『…い、レン』
「蓮、起きろよ。」
-ん?誰だ?…社さん?-
「珍しいな、お前が楽屋で寝てるなんて。ていうか、初めて見た。」
「えっあの…」
「まだ寝惚けてるのか?」
「もう時間ですか?」
「いや、まだ2時間程あるよ。」
チッだったら寝かしといてくれればイイのに
「お前って寝言いうタイプなんだな。
楽しそうな夢見てるようだったけど、起こさずにはいられなくてね。」
「えっなっ何か言ってました?」
ニンマリ笑って社さんは、箱ティッシュを差し出した。
「まぁ、取り合えずそのデカイテントを畳むんだな。」
そう言って暫く時間を潰してくるから、処理しておけと言われた。
終始ニヤニやされ恥ずかしさの極みだった。
「ああ、そうそう。スケジュール調整して明日から二日間オフだから。」
「はっ?」
更に笑って無理は禁物だぞ!と楽屋を出ていきながら、キョーコの居るロケ地への航空券を渡された。
…暫くからかわれてもイイや。
おまけ
全く蓮の奴、鍵も掛けずにうたた寝なんてして!
しかもあの姿、誰かに見られたらどうすんだっ。
でもあっち関係は純真無垢って感じのキョーコちゃん相手に、アッアナル責めまでしてるなんて…(勘違い)
某楽屋前
コンコンッ!
「はぁい。あっやっ社さん。」
「いま大丈夫?入ってイイ?」
「どっどうぞ…」
「じゃあ…ちゃん、下着脱いで」
蓮の寝言のせいで誰も知らぬ、もう一人の魔王が目を醒ます。
この娘はアナル責めたらどんな顔するかな?