モテ過ぎて不感症なのか女に食傷した王の蓮。  
頑張ってエロエロに迫って王の寵愛を受けようとするが、  
結局果たせず次の日には王宮の外に放り出されてしまう妃たち。  
 
そして王宮へ貢く女狩りに捕まった艶麗・豊満なモー子さんに、  
「モー子さんをどこへ連れていくつもりぃぃいっっ」  
…っと無理やりついてきた貧乳キョーコ。  
 
どんな綺麗な妃も次の日には帰ってこなかった…  
恐怖で震えて過ごす二人の下に使者が来て、  
当然のように胸の豊かなモー子さんを連れていこうとする。  
モー子さんをかばうためにキョーコは先に連れて行かれる。  
 
「こんな真っ平らな子供…いいのか?」  
「…こんな貧相なの連れて行けない、と思って、もう一人の手を掴むと  
 コイツが噛みつくし暴れるし大変だったんだ、仕方ないだろ…  
 ま、誰を連れていったって多分一緒なんだろうしな」  
「あの王も大概難儀な方だよな…あれだけの数の美女に  
 食指一本動かさないで全員路頭に迷わすんだから…」  
 
それを聞いて、「モー子さんだけは守らなきゃ!」と意気込むものの、  
王に仕えるときのレクチャーを受けて真っ青になるキョーコ。  
・食事の時にそばに侍って酌をする  
・一緒にお風呂に入って体を洗う  
・一緒に寝所に入って王の指示に従う…etcetc  
 
(そ、そんなの出来ないぃぃい〜どーしよー(泣)  
 
そしておどおどと蓮に仕えるキョーコ。  
最初は冷ややかに対応するが、キョーコの天然さに自然と微笑む蓮。  
風呂に入って戯れにキョーコの薄い胸元をめくると  
真っ赤になって風呂に沈み、あげくに逆上せてたり…  
 
そして寝所で、ふと意地悪を言う蓮。  
無造作に横たわり「さて、君は俺に何をしてくれるのかな…?」  
「わたし、私は…(ウーンウーン)…王様にお話をして差し上げます!」  
 
おはなし…?子供じゃあるまいし…と思うが  
キョーコのあまりの一生懸命さとメルヘンな語り口に  
蓮はついうっかり話に引き込まれてしまう。  
 
「…今日はここまでです!続きは明日お聞かせしますっっ」  
「そう…じゃ、今度は俺が君にイイコトを教えてあげる…」  
 
そしてちゃっかりキョーコを抱いちゃう蓮。  
 
翌日、いよいよ追い出されるのか…と震えていると、  
お話を聞かせてくれるうちは王宮に置いてあげるよ…と蓮にいわれ、  
毎夜キョーコは一生懸命お話を語っている。  
お風呂で、膝枕をしながら、蓮の膝に載せられながら…  
そしてお話が終わると蓮は夜毎キョーコを寵愛した。  
 
しばらくして懐妊するキョーコ。  
お腹が大きくなって抱けなくなってもお話は続けさせる蓮。  
無事に子が生まれてキョーコの体が落ち着くと  
また毎夜寵愛し、そして…1001夜。  
 
「…王様。一生懸命考えたんですけど…  
 もうお話出来ることがありません…私、とうとうクビですか…?」  
 
「君ね…俺の子供3人生んでおいて、子供を母無し子にする気…?  
 もうこの後宮なんて、君と、君の仲良しの女性しかいないじゃないか…」  
 
そして二人は末永く仲良く暮らしましたとさ。  
 
 
 

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