「...ねぇ、先生。私と先生がこんな事してるって操お姉さまや美月が知ったら、どうなるかしらね?」  
未緒は嘉月のシャツのボタンを外し、肌につぅっと指を這わせる。  
「...やめるんだっ..未緒!」制止する声はかすれて上手く言葉にならない。  
(...不味いな、このままだと俺の理性がっ.....!ていうか最上さん、何でこんなに色気があるんだ!)  
キョーコのあまりの憑きっぷりに自分の迂濶さを後悔する。  
(こんな事になるなら家に呼ばなければよかった...)  
そう思っても今更遅い。  
グルグル考えている内に蓮のシャツは半分以上脱がされ、はだけていた。  
「ねーぇ、先生ったら。止めるんじゃなかったの?」  
クスクスと微笑いながら蓮の体に跨る。  
どこか見下した目つきで微笑むキョーコは壮絶に美しく悩ましい。  
経験だけなら豊富なはずの自分が飲まれて、押し倒されている。  
まずい、まずいぞと思いながらも本気で止めようとは思わず  
心臓はバクバク、吐く息は荒い。どこか期待している自分。  
そうこうしている内にソファで寝転んだ蓮の上に  
キョーコが覆い被さってくる。  
「さっきからずっとだんまりね。何か言う事は無いの?」  
「俺...は.....」言い返そうと見上げた時に  
服の隙間からキョーコの胸が見えて鼓動がはね上がった。  
「..もう、いいわ。私が先生を抱いてあげる。」ニヤリと笑いブラウスを脱ぐキョーコ。  
 
瞬間。  
 
「..も、最上さんっ、ストップ!!」  
 
以上、鼻血噴くへた蓮でした。  
 

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