ソファーに座っているレイノ。  
その膝の上に座ってイチャイチャしてるキョーコ。  
 
「なぁ、キョーコ。バレンタインのチョコは?」  
「ちゃんと作ってきたわよ。はい、あーん。」  
 
キョーコはバッグからチョコを取り出し包みを開けると、チョコを口に咥えそのままレイノに顔を近づけた。  
 
「うまそーだな。」  
 
そう言うとレイノはキョーコの頭を引き寄せチョコごと口内を貪った。  
 
「ん…んふぅ――…おいしかった?」  
「あぁ、でも、もっと甘いものが欲しいな。」  
 
レイノはするりとキョーコの服の中に手を入れブラを押し上げると胸を揉んだ。  
少し小ぶりだが張りがあり軟らかい、掌にすっぽりと収まるそれをやわやわと揉みあげると、  
キョーコが、んもぅ、と小さく呟き自らブラのホックを外した。  
レイノはその様子を満足気に見ると、既に硬くなっている胸の頂をつまみ、くりくりと捏ねる。  
 
「あ…んんっ…あぁ…」  
 
キョーコが甘い声をあげるとレイノが耳元で誘うように囁いた。  
 
「食べさせて?」  
 
上気した顔でレイノを見つめるとキョーコは膝の上に座った状態からレイノに跨るように体制を変えた。  
膝立ちになり、レイノの首に手をまわし、ねだる様に見つめる。  
レイノは服をたくしあげ、ピンク色の頂を口に含み、吸い上げた。  
 
「あぁっ…あっ…」  
 
舌で転がし、唇で吸い上げると、その度に敏感に反応した。  
唇と舌で愛撫しつつもう片方の胸を揉み、同時に二つの頂を攻めると、より一層キョーコは声を上げる。  
感情が昂ってくるとキョーコはレイノの頭を自分の胸に押さえつけるように掻き抱いた。  
 
「っ…あぁっ…レイ…ノっ…」  
「キョーコ…甘くて…おいしいよ。」  
 
レイノはスカートの中に手を伸ばすと、下着の上から敏感な部分を指で擦りつけた。  
その刺激にキョーコは思わず体を仰け反らせ声を洩らす。  
強弱をつけ何度も往復されるその行為にキョーコは堪らず腰を落としそうになるが、  
腰にまわされた手にがっちりと抱え込まれその刺激から逃げることはできなかった。  
 
「もう濡れてきた。」  
 
キョーコの蜜で湿り気を帯びた下着を脱がせ、尖った爪で傷を付けないようにやさしく探る。  
茂みの奥に突起を見つけると、指を押しつけるようにして刺激を与える。  
 
「あっ…そこっ…っだめ――…」  
「だめ?違うだろ、キョーコ。ちゃんとイイって言わないとやめるよ?」  
「…んっ…イイっ…そこっ…」  
 
レイノから与えられる刺激につい腰を動かしたい衝動に駆られるが、  
下手に動けばレイノの爪で傷ついてしまうためそのままの姿勢を保ち続けなければならず、  
そのことがよりキョーコの快感を高めてゆく。  
 
「…レイノっ…イイっ…イキそうっ…」  
 
レイノを抱きしめる手に力が入る。  
レイノはキョーコを傷つけないように細心の注意を払いながら刺激を与え高みに導いてゆく。  
指での刺激を強めつつ、胸に強く吸いつくと、キョーコは体を反らせ快感に溺れた。  
 
「はぁっ…ねぇ…レイノ、お願い…」  
 
肩で息をしながら潤んだ瞳でレイノにおねだりするキョーコ。  
レイノはニヤリと笑うとズボンを下ろし、自身のソレをつき出す。  
 
「来いよ。」  
 
誘われるままにキョーコはレイノのモノを割れ目にあてがうと、ゆっくりと腰を落とした。  
十分すぎるほど潤ったソコは難なくレイノのモノを飲み込んでいく。  
 
「うっ…クルな…」  
 
快感に顔を歪ませたレイノにキョーコは深く口づけする。  
キョーコがゆっくりと腰を動かすとレイノが溜め息を漏らす。  
そんなレイノを愛おしそうに見つめるとキョーコはさらに動きを速めた。  
 
「あっ…はぁっ…気持ち…イイ?」  
「あぁ、イイよ…すげー、クル…」  
 
レイノはキョーコの腰を掴むと、激しく腰を打ちつけた。  
 
「あぁっ…レイっ…もうっ…もう、だめっ…」  
「キョーコっ…だめ、じゃ…ないって…言ったろ?」  
「んんっ…はぁっ…イイっ……気持ちっ…イイよぉ…」  
「キョーコ…すごい、締まって…ヤバイ…」  
 
レイノは己の精を放つためにさらに深く、激しく打ちつける。  
キョーコもそれに応えるように腰を動かし声を上げる。  
互いにきつく抱き締め合うと、声を上げ同時に達した――。  
 
 
「だああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!」  
アカトキ事務所に尚の叫び声が響き渡る。  
「そんなわけねぇ、ぜってぇぇそんなわけねぇ!だってキョーコだぜ?地味…で色気のねぇ…」  
そこでまた尚は妄想上の艶かしいキョーコを思い出し…  
「ちがああああああああああぁぁぁぁぁぁう!!!!!!!!!」  
その日のアカトキ事務所には何度も尚の雄叫びが響き渡ったという……  
 
 

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