新しくCM撮影が決まり、事前に衣装である水着を渡されたキョーコは、仕事の報告も兼ねて「超可愛い衣装」を  
恋人である俺に見せようと仕事を終わる頃を見計らってマンションを訪ねてきてくれた。  
 
 
玄関の開く音に「おかえりなさい!」と言いながら駆け寄ると、返事も待たずに  
「敦賀さん!見てください。コレ…明日のCM撮影の衣装なんです!」  
とハンガーに掛かったままの水着を見せる。  
 
「ただいまキョーコ」  
水着は一瞥しただけで学校から直接来たのであろう制服姿のままのキョーコを抱きしめる。  
「もう!ちゃんと見てください!すごーく可愛いでしょう?」  
俺の腕の中でもがきながらも若干興奮した様子で手に持っていたものを掲げてきた。  
 
衣装…と言うには心許ない面積しかないビキニタイプの真っ白な水着だった。  
かなり大胆なカットである。  
しかし胸元やショーツ部のバックスタイルにフリルがふんだんに使われており、ホルタータイプの部分も結ぶと大きなリボン状になるようだ。  
確かに色も含めこの水着はキョーコの好みのど真ん中だろう。  
 
 
「すっごーく、可愛いですよねっ!」  
頬を上気させながら俺に同意を求める。  
可愛いとは思うが、仕事とはいえこの水着を着たキョーコが人目に晒される事を想像するだけでも正直面白くない。  
でも…もしかしたら…使い方によっては俺の夢を叶えるためのアイテムになるかもしれない。  
キョーコが乗ってくれるかは分からないが、賭けに出てみる事にした。  
 
「ねぇキョーコ」  
「はい?なんでしょう?」  
 
てっきり同意を得られると思っていたのであろう、キョーコは「あえて」表情を曇らせた俺を不思議そうに見上げて返事をした。  
 
「あのさ…すごく言いづらいんだけど…」  
「なんですか?」  
「この水着だと…」  
「はい」  
「流石に…手入れをしないと駄目じゃないか?」  
「手入れってどこの手入れですか?」  
「え…っと…アンダーヘアの」  
「あんだー…っ!」  
キョーコもやっと水着の面積の少なさに気付いてくれたようだ。  
 
「キョーコはどちらかと言えば薄いほうだと思うけど…  
もし、出てるままテレビで放送されたり…とか、ポスターになったり…って考えると、ね」  
CGが発達した現代ではありえないことだろうが、キョーコの羞恥心を煽るにはこれは効いたらしい。  
 
「手入れって…どうやったらいいんでしょう?敦賀さんご存じですか?」  
「モデルは男女共に皆当たり前の様に手入れしているから、大体は分かると思うよ」  
「やり方…教えてもらえますか?」  
 
―――どうやら賭けには勝ったようだ。満面の笑みが止まらない。  
 
 
「つっ敦賀さん…そんな所までですか?」  
一人掛け用のソファにバスタオルを敷き浅く腰を掛け、肘掛けに乗せるように大きく足を開いたキョーコは不安気に問いかけてきた。  
前面に小さめの三角形だけを残し大半のアンダーヘアを剃り落とした。このくらいなら仕事自体は大丈夫だろう。  
 
キョーコの言う「そんなところ」とは仕事には関係ないであろうクリトリス周辺の事である。  
わざと皮の中で窮屈そうになり始めたクリトリスに息を吹きかけるように答える。  
 
「うん…あんまり生えてないんだけどね…念には念を入れておかないと」  
「ひゃう…敦賀さん…い、息を吹きかけないでくださいぃ〜」  
キョーコに抗議されるも体勢も崩さず作業を続ける。  
 
「なんで?感じちゃう?そういえばかなり濡れてきてるし…  
俺がキョーコの為を思ってお手入れしてあげているのにこんなに濡らして…  
キョーコってばイヤらしい子だね。  
もう少しで終わるからイヤらしい子は一人で遊んでてくれるかな?」  
 
こっそり用意してバスタオルの下に忍ばせてあったローターを取り出すと、キョーコの中に埋め込む。  
直接触れたわけでもなく、俺の視線と吐息だけでも溢れそうになるくらい濡れているそこは、あっさりと卵型のローターを飲み込んでしまった。  
 
「ひ…ぁ…ッ!」  
「スイッチ入れても腰は動かしちゃ駄目だよ。キョーコの大事なところを傷つけたくないからね」  
 
「…んぅっ…!」  
時折俺の手元のコントローラーの強弱をいじると、唇を噛みしめながら感じないように耐えるキョーコ。  
でもすでに腰がゆらゆら動き始めてしまっている。  
そろそろ他の所もイジめてあげる事にするか。  
 
「キョーコが腰を動かすから危なくてお手入れが出来ないよ」  
「あぁ…ん…だってぇ…つ、敦賀さんがぁ…ッ」  
「俺が?」  
「こ、こんなもの、い、入れるからぁ…あぁあ…ッ!」  
「じゃあどうして欲しいのか言ってごらん?」  
「ん…おもちゃ、じゃなくて、敦賀さんの…が、欲しいのぉ!」  
「もう?キョーコの好きな乳首とかクリちゃんはイジめなくていいの?」  
 
こくこくと頷くキョーコ。  
涙目が俺の嗜虐心を一層煽るだけという事をキョーコは知っているのだろうか。  
 
 

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