「結構早く打ち合わせ終わったなぁ〜。アイツ、LoveMe部に居なかったから、多分キョーコちゃんの控え室だろう」  
 
キョーコの予定も把握している敏腕マネージャーは、彼女の控え室に足を進める  
 
「あんまり早いと、恨まれそうだな…」  
 
控え室の前で迷っていると中からかすれた声がする。  
 
「あっ!…ちょ…やめっ…んっ……」  
 
ん?キョーコちゃん?ドアをノックする手はピタリと止まった。  
 
「んっ…やっ……ひゃぁっ…中に入っ…やっ……つ、敦賀さん…  
あっ…お、お願いですから…んっ…つ、つか……外にっ……」  
 
蓮!?おまえ控え室で何やってるんだ!!  
 
「…最上さん…ごめんね…少し…君に、触れるだけだから…」  
 
イヤイヤ、触れるとかじゃ無くてヤバイだろ!キョーコちゃんは未成年だぞ!  
 
「…んっ…!」  
「あっ…」  
「…最上さん…ごめん…少し、静かに……でないと…」  
 
どうしよう…出歯亀はしたくない…でも、こんなトコを誰かに聞かれたら敦賀蓮も京子もお終いだ〜!!  
 
「すみま…んっ…がま…っ…できなっ……くて…あっ…!…っ!?」  
 
蓮……ヤッテシマッタノカ……  
キョーコちゃんゴメンよ…お兄さんは誰にも言わないから…蓮を許してやって…  
 
そこには、立ち入り禁止の看板を探しに行く有能マネージャーがいた  
 
 
 
 
 

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