「あん!あん!あん!・・・っやっ!あんっ!」
早朝6時、軽井沢の沢のほとりでうち響く音とともに、ほとばしる声。
後ろから貫かれるキョーコ、樹木にすがるが容赦なく突き上げる蓮。
パーカとブラウスははだけ、スボンは脱がされて足首に固まっている。
「やっ・・!あん!敦賀さん・・・っ!あ、ああんっ」
「そ、それから・・・どんな風にされたの?ストーカーに・・。こう?」
「・・・っ!さ、されてないって、言ってるじゃないですかっ・・・!
ただファスナーを降ろされて、ストッキングがびりびりになって、鎖骨を触られて・・・。
それから、首筋と唇にキスをされそうになっただけって・・・」
「君は黙っていることが多いからね・・・。本当かどうか身体に聞いてみなきゃ」
「ふ、ふああっ!や、やん。あん!ああっ!やめてえっ!・・・んんんっ」
一度自身を引き抜くと蓮はキョーコをこちらに向かせ、足を高く抱きかかえた。
ぐらりと揺れたキョーコは倒れないように反射的に蓮にしがみつく。
「ほら、こう・・っされた?こう?こうか?」
「さ、されてない・・です。あっあっ、今が、はじめて・・・なのっおっ」
「全部俺が始めてに・・してやるよ・・・そろそろ・・っ」
「・・・っ」
両足を脇に抱き抱えると、一点を軸に何度も何度も突き上げる。
反動でキョーコの身体は浮くが、振り子のように蓮に落ちていき、自分の全体重をかけて根元までずっぷりと咥え込んでしまう。
「ふっふっ・・っ!あん、ああっ!や、やぅ!
やめて、敦賀さん、あかちゃん・・・できちゃう、や、やめ・・・赤ちゃんがぁ・・っ・・!で、できちゃ・・・っ!!」
「・・・・っ!!っっ・・。い、いくよ・・・っ!」
「や、やめえ・・っ!」
二人とも叫び声と共に、同時にビクビクと激しく震えた。
すっかり陽もあがって明るい。
小鳥が1匹、キチキチキチと、鳴いて二人の頭上を飛んでいった。