大河ドラマ初出演のキョーコが演じる花魁深雪太夫を
蓮演じる近藤勇が身請けにもらうシーンを収録中のこと。
キョーコの化粧栄えする姿と着物が似合うスタイル&身のこなし。
くらくら来てしまっている蓮は気もそぞろになり
「さすが近藤勇の役柄をしっかりつかんでいる」とスタッフに大評判。
しかし、このまま仕事をこなして帰るにはどうにも我慢ができず
小休憩中に、無理矢理キョーコを小道具室に連れ込む。
「あっ・・・敦賀さん??やめてくださいっ・・まだ、お仕事中・・・っああっ!」
「無理。すぐ終わるからじっとして・・・」
「や、やん。嫌です。敦賀さんっ・・・」
うなじにキスをしながら帯を解き始める蓮。
「ま、まって、敦賀さん?・・・私、困ります。だって解けたら着付け、できないですっ・・・!!」
手をはたと止める蓮。
「え・・・。着付けなおせない?」
「無理ですって。花魁の着物なんか特殊じゃないですか。一度だけ行事で着たことはありますけど、自分で帯は結べません・・・っ!」
「そ・そうか・・・」
とっても情けない心境になる蓮。
「〜〜〜・・・そ・・・っか・・・」
・・・本当は、帯をとかなくても裾をまくれば大丈夫なんだけど・・・と思うも、いぢわるしてやりたくて絶対教えない!と、心の中で叫ぶキョーコであった。
・・・ちょっとだけ優越感。