「草薙氏と三ツ矢には気をつけた方がいい」  
「なんで?」  
「打たれるか、離してくれないかだ」  
 
そう言い残し部屋を出てフーコの館へ向かった土岐野、お目当てはもちろんクスミ  
 
優一はなんとなく「今日は外に出ない方がいい」と言い、自分のベットに寝転がる  
 
ちょっと前に「大作戦(ワールドカップ)」と呼ばれるラウテルン社に対する大規模な攻撃作戦があった  
 
結果は両者の予想外の被害で作戦は中断 仲間も何人かいなくなった  
 
作戦のため拠点を移していたが終了すると元の基地に戻った。  
 
新たな仲間と機体を迎えて・・・・  
 
日も沈み始めた夕方  コンコンとドアをノックする音が聞こえた  
 
「どうぞ」  
 
「なんだ、出かけたと思ったのに」  
 
そう言って入って来たのはその新しい仲間・三ツ矢碧だった  
 
「コーヒーならご自由に」 「ありがとう」  
 
その言動、容姿は思春期そのもの、彼女もまたキルドレである  
 
「あんたも飲む?」 「じゃぁ」  
 
三ツ矢が優一の分も注ぐ 「はい」 「ありがとう」  
 
「ふーん・・・」「何?僕の顔になんかある?」  
 
「い、いや、意外と子供っぽい顔しているな〜って(ちょっとかわいいかも・・・)」  
「だって僕たちは子供じゃん」 「そ、そうよね、そうなんだよね、変な事言ってごめん・・・子供なんだよね・・・」  
 
「あなたはキルドレ?」「うん」「私もキルドレ?」「さぁ」  
 
「わからない!わからないよぉ!どうして、どうしてこんな身体なのかわからない!永遠の生って?空で死ぬって?わからないよぉ・・・・」  
 
「でも子供好きそうじゃん?」  
 
「あれはボランティアでもともと孤児院とかでよく遊びに来てはパーティとかするの・・・」  
 
「ふーん・・・・コーヒー冷めちゃうよ」  
 
三ツ矢も優一のベットに腰掛けて飲む事にした  
 
「うん・・・・うわ苦っ・・・・・苦すぎだよ」  
 
「そう?いつもこんな感じだけど」  
 
「砂糖かガムシロップない?少し甘くすれば・・・」  
 
「やっぱ君も子供だね」「う、うるさぃ!甘いのが好きなの!」  
 
そう言って三ツ矢は恐らく土岐野が散らかしたであろう机やポッド周辺を漁っている  
 
(そう言うのを子供って言うんじゃないのかな・・・・)  
 
「あ、あった。これかな?」  
 
三ツ矢が見つけた小さな瓶に入った透明な液体 確認のため蓋を開けて匂いを嗅ぐ  
 
「ん・・・甘い」 で更に一滴指に垂らして味の確認  
「うん、これガムシロだ」  
 
満足したように三ツ矢は自分のコーヒーにガムシロを注ぎ入れる  
 
「あんたも入れる?」 「じゃあ」  
 
そう言って優一も注ぎ入れて飲む  
 
(ガムシロってあんな容器に入っているのかな・・・容器の色がうっすらピンクだし・・・まぁいいか)  
 
「うん、これこれ!」 「意外と美味しいね」  
 
でそのあとはまとまりの無い話をしながら  
 
ーーーその頃、フーコの館でクスミといる土岐野はというと  
 
「あれ、薬忘れて来たかな・・・?」 「ト〜キ〜ノ〜早くぅ〜」  
 
「まぁいいか、なくても問題無し!」 「きゃーー」  
 
コーヒー飲みながら少し時間が経った、優一もこのガムシロ入りの味を気に入ったらしく  
 
コーヒーポッドも、ガムシロ入りの瓶も空になっていた  
 
「ああ〜おいしかった」 「うん、そうだね」  
 
「さっきより明るいね」「そう?なんだかすっきりしたかんじ・・・・・んっ」  
 
ドクン、ドクン  
 
「どうした?」 「ん・・・なん・・だ・・か、身体が熱い・・・」  
 
「熱はないよ、コーヒー飲んだから・・・ん・・・はぁ、そう言われると僕もなんだか・・・熱い・・」  
 
2人ともベットに倒れ込む、そしてお互いにシャツ姿になった。  
 
「身体の奥からものすごい熱が放出さている感じ・・・」  
 
お互いに顔がうっすら桜色に染まっている・・・・  
 
((色っぽい・・・))  
 
と三ツ矢が優一の上にまたがり  
 
「ねぇ、もっと熱くなってすっきりしない・・・?」  
 
優一は  
 
「・・・いいよ・・・」  
 
そう言うと三ツ矢は部屋の鍵を閉めて優一の元に戻ってそして・・・・  
 
深いキスをした・・・  
 
「んっ・・・ん・・んはぁ・・・ん・・どう・・・?」  
 
時折舌を交わらせながら、くちゅ、ぴちゃといやらしい音が薄暗い部屋に響く  
 
すっかり主導権を取られてしまった感のある優一であったが下からシャツ越しに三ツ矢の小ぶりな突起に触れる  
 
「んんっ!あ、あん、そこぉ・・いやぁ・・い・・弄らないでぇ・・」  
「ん・・・熱いから脱いじゃお・・・・ね・・・」  
 
互いに衣服を脱いで一糸纏わぬ姿になった  
 
でまた三ツ矢が優一に馬乗りする状態になる  
 
が  
 
優一が起き上がりながら三ツ矢を抱き寄せ、押し倒した  
 
「弄るのがだめなら・・・・・」  
 
優一は胸に舌を這わせた  
 
「んああ!それ、だめぇぇ・・・気持よすぎて・・・ん・・ああ・・ん」  
 
優一の手は三ツ矢の秘部に触れた まだ未成熟というのか毛をうっすらと薄くしか生えていない  
 
けどすぐに指を濡らす程になっていた・・  
 
「やぁあ・・・触るなぁ・・見ないでぇ・・・ん・・いや・・ゆ、指入れないでぇ・・ああん」  
 
ぐちゅぐちゅといやらしい音が響く  
「気持ちいい?」  
 
「ユーイチ、ユーイチぃ、きもちいいよぉ・・もっとしてぇ・・あ・・・ん」  
 
優一は胸の突起を甘噛みしてと同時に下の突起を軽くつまんでみる  
 
「ん!やっ、ちょっと・・ああああ!!んんややぁ!!あん!・・・あぁぁ・・・」  
 
身体を痙攣させて三ツ矢は軽く果てた・・・・・  
 
どうにか身体を落ち着かせたが依然と燃えるような熱さが体中を這う・・・  
 
「はぁ・・・はぁ・・・今度は・・・私の番よ!」  
 
また三ツ矢は優一に馬乗りになった(3回目)  
 
すぐに激しいキスをして優一に背中を向けて優一のを握った  
 
「はぁ・・・ユーイチの・・・おっきぃ」  
 
腰を落として優一のに舌を這わせる  
 
「ん・・・んぁ・・・ユーイチ、気持ちいい・・・?」  
「ん・・うん、気持ちいいよ・・・三ツ矢の舌が気持ちいいよ・・・ん・・あ」  
「ミドリって呼んでぇ・・・ん」 「ん・・・ミドリ・・・」  
 
優一の顔の目の前には三ツ矢の秘部が丸見えだった。腰を掴んでさらに近づけると舌を伸ばした  
 
「んん!いやぁ・・・そんなこと舐めないでよぉ・・汚いよ・・ああぁ」  
「・・・ん・・そんなことないよ・・・ミドリは綺麗だよ・・・」  
 
それに対抗するかのように三ツ矢は優一のを口に入れて上下にしごいている  
 
「あ・・ん・・・ミドリ、気持ちいいよ・・・」  
「あん・・あ・・・わたしもぉ・・・あっ、いっ・・あん」  
しばらくは互いの喘ぎしか聞こえなかった・・・  
 
「んぁ、ん、はぁ、ミドリ・・・もう出る・・んぁ・・」  
「いいよぉ・・・ユーイチのちょうだぁい・・・あ・・わらしもぉ・・・・もう・・・んあぁぁ!!」  
「ん!出る!」  
 
三ツ矢は2回目の絶頂で優一の顔を少し濡らした  
優一は三ツ矢の口の中で果ててビュービューと勢い良く出してしまった  
 
「んっ・・・こく・・こく・・ん・・はぁ・・・いっぱい出たね・・けどまだだよ・・・・・ね」  
 
「・・・・・ん・・・」軽い口づけをした 自分の味がする・・苦いけど甘い・・・  
 
今度は三ツ矢が上のままで顔を優一に向けた  
 
「じゃ・・・いくよ・・・」  
 
三ツ矢は腰を上げて優一のを秘部に入れて腰を落とした  
 
「んああ!い・・・やっ・・おおきぃよぉ・・・あん」  
「ん・・・ミドリの暖かくて気持いいよ・・・動いていい・・?」  
「だめぇぇ・・わたしがうごくのぉ・・・あん!あ!ん!」  
 
お互いに抱きしめながら三ツ矢の腰が上下に動いていた  
 
「あ!ん!んぁ!ユーイチぃ、ユーイチぃい!気持いいよぉ!」  
「うん、僕も気持いいよ!ん、あ・・ん」  
 
身体がぶつかる音と結合部からのいやらしい音しか聞こえない  
「ああん!も、もぉ、来ちゃうよ・・・ユーイチぃ怖いよ・・・」  
「大丈夫、僕はここにいる・・・・ん、ん・・・こっちからも動くね」  
「あん、やぁ!ちょ!激しぃ!・・あん、んん!んーん!あああん!イっちゃう!イっちゃうよぉ!あああああああ!!!」  
ビクンと身体が震えた 中が一気にしまってユーイチのを締め付けるそして・・  
 
「ん・・・出る!」優一も三ツ矢の中で果てた  
 
2回目とは思えない量を出した優一はしばらく繋がったまま抱いていた・・  
というか三ツ矢が軽く失神してしまったのだ  
 
「大丈夫かい?」軽くキスをすると目を開けて「・・・・うん//」  
 
「もう一度・・・「え・・」「もう一度キスしてぇ・・・・ん・・・ふ・・んん・・」  
 
そうこうしているうちに優一のが三ツ矢の中でまた大きくなり始めた  
 
「あ・・・//」「・・・//ごめん・・」「・・・いいよ・・・きて・・」  
 
また部屋からは甘い甘いメロディが奏でられている・・・・  
 
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明け方、土岐野がフーコの館から帰って来た  
 
「んぁ〜昨日は特に激しかったな〜、薬使う事もないかなぁ〜と、さてまだ時間あるし軽く寝るか・・・っと」  
と言いながらそっと部屋のドアを開けようとするが開かない  
 
「あれ、鍵、鍵・・」  
 
建物に備え漬けのキーで開けると  
 
優一はベットで寝ていたが、そのとなりにいる筈の無い顔が  
三ツ矢が寝ていた  
 
土岐野は数秒思考が停止したが、机においてあった空のロストック社のマークが入ったピンク色の容器を発見して 空を見つめるような感じで「ああ・・・なるほどね・・・」とつぶやいた  
 
(それにしても2人はちと狭くはないかね・・・)  
 
土岐野は部屋を出て外のハンガーへと向かった・・・すると作業する音が聞こえたのでその場所へいくと整備士・笹倉が三ツ矢達が乗って来た「染赤」をいじっていた  
 
「こんな遅く、というか朝早く何やってるんですか〜?」  
「なかなかね、最後の調整の詰めがうまくしっくりこなくてね・・なにもう終わるよ。それより、あんたはまた?」  
「・・ええ・・・まぁ」  
 
「まぁこっちもお楽しみみたいだったね、草薙が急用で出かけたからよかったけど・・・あ、帰って来たみたいだね」  
 
「ちなみにいったいどれぐらいで・・・」  
笹倉は片手を開いて土岐野に突き出した  
 
「5回・・・・・・・・・」「やっぱキルドレだからかねぇ」「・・・・・・・」  
 
「ただいま、まだ起きていたのかそれとももう起きたのか?どちらにしてもまだ早い仮眠でもいいから休息を取りなさい。いつ取れなくかわからないのだから」  
 
「・・・・わかりました・・談話室借りますよ・・・朝刊を一番に読むので」  
「構わない」  
「はい・・・ではお疲れさまです」土岐野はどことなく肩を落として宿舎へ向かった  
 
「笹倉、お前もだ」  
「まだ調整が終わってないよ」  
「安心しろ、今日から1ヶ月間、両社の飛行区域を侵すのを禁止することが決まった。バケーションシーズンだと。明日のミーティングで皆に伝える。だから休め」  
 
「・・・了解、けどなおの事こいつを完璧にしないとね」  
「無論だ。この間は社内での演習、改良テストを集中的にすることが決まった」  
「そうかい、あまり無理するんじゃないよ」  
「ん、ご苦労」  
 
 
朝、優一達が起きて談話室に行くと新聞を読んでいる土岐野の姿が見えた  
 
「おはよう土岐野、また朝がえり?」  
「おうよ・・・」  
軽く隈ができていた  
 
「おはよう」笹倉がやって来た  
「三ツ矢、調整が済んだからミーティング終わったら軽く確認飛行してくれ」  
「わかりました!」  
「そろそろ朝食の時間だ。食べて終わったらミーティングだ」  
 
「「「了解!」」」  
 
基地の上の空は快晴、飛行日和  
 

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