時は某月某日・・・今日はピース空賊団がエリシオン号を地上に降ろす数少ない日。家族の元へ行く者もいれば、飲みに出かける者もいた。  
飲みに行こうとしたのは・・・キャプテンのラブだった。  
 
「おいアース、飲みに行くぞ!実はな、行きつけの店に『幻の名酒』という酒が入ったって聞いたんだ!」  
「幻の名酒?ラブどうせ弱いんだし、酔いつぶれて困るのは俺なんd(ry」  
「アース何か言ったか?大丈夫!今日は味わって飲むような酒だから、安心しろ!」  
「けーっ本当かよ、いつもそう言って最後はくたばるんだよな〜」  
 
そんな他愛のない事を話している内に、いつも通っていた酒場に到着。すると何だか店内から沢山の客の声が。  
 
「おおっ今日は何か客が多いな。やはり幻の名酒と聞きつけて集まったみたいだな」  
「いつもは空いてるのにな〜この店。そんなに客が集まる程旨い酒なのか?」  
「あらっ・・・?あ、ラブさん!いらっしゃいませ!」そこに現れたのは酒場の店員さん。  
 
「今日は珍しく繁盛してるな。席は空いてるか?」  
「すみません、あいにく本日は貸し切りとなってまして・・・」  
「何っ?そうなのか・・・んー・・・『餓狼チーム 様』か・・・」  
「貸し切りじゃ仕方ないよ、ラブ、今日は別の店に行こうぜ」  
「う〜ん悔しいなあ。幻の名酒が入ったと聞いたから今日はその為に来たのに・・・」  
 
幻の名酒を諦め仕方なく別の店に行こうとしたとき、一人の男が扉を開いた。  
 
「おやお客さんかい?せっかく来てもらったんだ、良ければ俺達と一緒に飲まねえか?」その男は金髪で、赤い帽子を逆に被っていた。  
 
「あらテリーさん、今日は貸し切りということで他のお客さんは入れないって・・・」店員が尋ねた。  
「OK!一人や二人ぐらいいいって事よ!君たちも幻の名酒と聞いてここに来たんだろ?」  
 
彼の名はテリー・ボガード。今日は飢餓チームの打ち上げということでメンバーが集まっているそうだ。  
 
「何かうさんくさいヤツだなあ・・・ラブ、やっぱり他の店へ行こうぜ・・・」アースが少し不機嫌そうな顔でラブに話し掛けた。  
「あらテリー、どうしたの?」奥から一人の女性が顔をぴょこんと出して覗いてきた。  
 
それはテリーの恋人、アリスだった。アリスもテリーと同じように赤い帽子を逆向きに被っており、紅色のビキニを着ており、頬も少しほろ酔い加減に赤く染めていた。  
 
アースがその彼女の顔と胸を見るなり「・・・!か、可愛ええ・・・!」とボーッと立ちつくす。  
「こ、こらっアース!何を見とれてるんだ!」ラブがすぐにアースの下心を見抜き耳を引っ張った。  
「あいてて・・・ち、違うよラブ・・・」  
「はははっ、そこの男の子、俺のアリスに惚れてしまったのかい?」  
「もう、テリーったら、駄目よそんなこといっちゃ・・・ごめんなさいね、テリーったらいつもこうなんです」  
「いや、いいですよ。コイツは昔から女好きなもんで・・・」  
「ラブ、何を言ってるんだよ!俺そんなに・・・」  
「ははは、どうやらお二人さんは恋人同士と見たな。どうだ図星だろ?」  
「・・・!ち、違いますよ、私とアースは・・・」  
「君はアース君というのか、まあ外じゃ何だから、ささ、入った入った!」  
 
何だかんだで2人は飢餓チームの打ち上げの中に入っていった。本日「キングオブファイターズ」という格闘技大会が行なわれたそうで、その祝勝会とのこと。格闘技ということで、上半身裸の筋肉隆々の強者もいれば、一見格闘家には見えない女性たちの姿もあった。  
 
「とりあえず自己紹介だな。俺は飢餓チームのリーダー、テリー・ボガード。テリーって呼んでくれ。で、隣が俺の彼女のアリスさ。よろしく!」  
「私はピース空賊団のキャプテンのラブ・ハートと申します。隣が偵察隊長を務める、アース・ジャスティスです」  
「ピース空賊団・・・?どこかで聞いた事あるな・・・」  
「テリー、前に空の平和を守ってる一団がいるってアリス聞いた事あるよ」  
「そうか・・・もしかして『ELICION』って曲は知ってるか?」  
「エリシオン、確か私達の乗っている飛行船の名前が由来の曲ですね」  
「あれはいい曲だ。よく河原でアリスと一緒に聞いてたぜ」  
「アリスもあの曲いいなーって思うよ!」  
「そういって頂けると光栄です」  
 
「おっテリー、お客さんかい?」今度は白い服を着た長い金髪の男性が登場。  
「アンディか、紹介するよ。こちらは空の平和を守るピース空賊団のラブさんとアースさんだ」  
「初めまして、俺はこいつの弟、アンディ・ボガードだ」  
「こちらこそ初めまして。ピース空賊団のラブ・ハートです」  
「端整な顔立ちで、なかなかの美人さんだ。どうだい?今夜は俺と一緒に飲まないか?」  
「ちょ、ちょっと何を言ってるんですかあなたは!冗談にも程が・・・」アースがさっとラブをかばうように言い放った。  
「おや・・・アース君はラブさんの恋人なのかな・・・?」  
「おっアンディ、お前もそう思うか!?やっぱ図星だろラブさん?」  
「ちょ、ちょっと、困ります・・・」  
「お、おぅ!ラ、ラブは俺の大事な人さ!も、文句あっか!?」  
「ア、アース・・・!」ラブはアースの突然の一言に吃驚した。  
「はははっやっぱりそうか。大丈夫、人の彼女までは取らないよ、アース君」  
「じょ、冗談はよして下さいよ・・・」  
「ハハハハ」  
 
こんな感じで打ち解けあったラブとアース、そしてテリーとアンディ。ここでラブは幻の名酒の話を切り出した。  
 
「今日は『幻の名酒』を求めて来たんです。ところで、その名酒はもう飲まれました?」  
「おーっやっぱりな。大分減ってるとは思うが、まだ残ってるんじゃないかな?おーい、舞ーっ、あの酒まだ残ってるかー?」  
「何よ〜、アンディ〜、自分で取りに来なさいよぉ〜」  
 
そこに現れたのはかなり酔っぱらっていた舞こと、不知火舞。こちらはアンディの彼女だ。両手に開いた扇子をなびかせ、フラフラしながらアースたちの方へ歩いてくる。  
 
「す、すげえ服着てるな・・・お、おっぱい、でけえ・・・」アースはたゆんたゆんと胸を揺らしてくる舞の姿を見て少し勃起してしまった。  
 
「あらっお客さま〜?うふっ、可愛い子じゃな〜い」舞はアースの隣に座り肩に手をかけてきた。  
「わ、わ・・・ちょ、い、いい匂い・・・た、たまんね」  
「こ、こらっアース!何見とれてるんだ!すみません、その手をどけて頂けますか?」  
「あら〜ん、いいじゃない〜、ほんと可愛い子、お姉さんが、イイこと、教えてあげようか〜?」  
「や、止めて下さい!こ、こらアース!その女から離れろ!」  
「そ、そんなこと言ったって・・・この人力強くてなかなか離れねえんだよ・・・うわ、胸が俺の腕に・・・」  
 
ここでアンディが止めに入った。  
「舞、アース君にちょっかいするのはそのへんにしなさい、大事なお客さんなんだから」  
「あらんアンディ〜、たまにはいいじゃなぁい・・・若い子ってほんといじりがいがあるし〜」  
「ごめんな、舞って酔っぱらうとすぐこうなるんだ。でも、アース君の顔つき見るとイヤじゃなさそうだな」  
「ち、違いますよ・・・このお姉さん意外に力強くて離れられなくなっただけです・・・」  
「ハハハ、舞もああ見えて俺達と同等に闘う女格闘家だからな、ちょっと怒らすと、イタイ目に合うぜ」  
「そ、そうなんですか・・・大人しく、しときます・・・」  
 
「アンディ、幻の名酒、持ってきたぜ!」  
「おっテリーサンキュー。さあ幻の名酒が来たぜ、ガンガン飲んでくれ!」  
 
ラブもようやく落ち着き、その名酒を頂く事に。  
「では頂きます・・・んんっ・・・んんっ・・・ぷはぁーっ!こ、これは・・・う、旨いっ!」  
「おおっラブさんいい飲みっぷりだ!どうだい?幻の名酒の感想は?」  
「何と言うか、味はほのかに甘く、喉元にスッと入ってきて、ほんと飲みやすい・・・」  
「そうだろ?俺達もかなりイケる酒だと思ってたんだ、さあアース君も飲んで、飲んで!」  
「はい・・・んんっ・・・んんっ・・・。おおっ?俺酒弱いけど、これなら俺でも飲めるぜ!」  
「下戸も酒豪も唸らせる酒と言われてるぐらいだからな、誰でも美味しく飲めるらしいぜ、さあ、もう一杯、行こうか!」  
 
「今日はほどほどにしようかと思ったが、この酒は旨い!旨すぎるっ!んんっ、んんっ・・・ぷはぁーっ!」  
ラブが勢いづいてきた。同時にアースも勢いと酒の旨さに乗っていつも以上に飲み続ける。  
 
「おぅおぅいい飲みっぷりだ!さあ俺達もラブさんに負けずに飲もうぜ!」  
アンディ「おーっ!」舞「イエーィ!」  
 
 
そんなこんなで時は経ち、ラブももかなりの量を飲んだせいか、もう顔が真っ赤だ。  
周りで一緒に飲んでいたアンディ、テリーもその場を動けないぐらい飲んでおり、テーブルの周りはほぼ全員がくたばっていた。  
「アース・・・ダ、ダメ・・・」  
「ラブ大丈夫かよ・・・?だから飲み過ぎるな、って言ったのに・・・」  
アースはまだ意識が若干残っており、さっきからラブの事が心配でならない。  
「ラブ、ちょっと俺・・・トイレ・・・行ってくるわ・・・」アースは自分も飲み過ぎたのもあり、急にもよおしてきた。  
 
アースは男子トイレに入りチャックを開けてイチモツを取り出す。  
「あ〜俺も飲み過ぎた・・・ラブも完全にくたばっていたなあ・・・また背負って帰らなきゃいけねーのかよ・・・まったく世話が焼けるぜ」  
そんな事を考えながらアースがチョロチョロとオシッコを出した瞬間、急にトイレの扉が開いた。  
「私〜オシッコする〜」  
「いいっ!ま、舞さん!」急に扉が開いて現れたのは何と舞。アースはびっくりして出していたオシッコを止め股間を手で隠した。  
「あらっ・・・?アース君・・・いたのぉ?」  
「ま、舞さん!こ、ここは男子トイレ、ですよっ!?」  
「私〜オシッコ出そうなの〜」  
「いいっ!じょ、女子トイレは、む、向こうですよ」  
「どっちだってぇ、いいじゃない〜早く〜漏れちゃいそう〜」  
「で、でも俺も今からしようとしてたところで・・・」  
「ええっアース君〜、何をしてたのぉ?」  
「へっ!?も、もちろん舞さんと同じ、オ、オシッコですよ」  
「ホントに〜?実はHなこと、してたんじゃないの〜?」  
「ち、違いますよ!誰がトイレでHなこと、するんですか!」  
「あらっそういう割には・・・アナタのここ、大きくなってる・・・わよ?」  
「いいっ!?」  
アースはオシッコを一瞬止めたのと、急に舞が入ってきたので自分のチ○ポが少し大きくなっていた。  
「ほら〜正直に言いなさい〜!僕〜、Hなこと、してましたぁって〜」  
「ち、違います舞さん!ほんとにオシッコしてただけなんですから!」  
「じゃあ証拠として、私にオシッコしているところ、見せなさいよね〜」  
「ええっ?舞さんの前で、そんなの恥ずかしくて出来ませんよ」  
「もう、早く出しちゃいなさい〜!」  
 
「ああっ舞さんだめだよっ!」  
舞はアースの後ろに回りチ○ポを両手でぎゅっと掴み、ブラブラと振りオシッコを出すよう促した。  
「あっ舞さんのスベスベの手が俺のチ○ポを・・・む、胸も俺の背中に・・・だ、駄目ですよ舞さん・・・そんなことしちゃ」  
「ほら〜早く出てきなさい〜」  
「ああっ舞さん駄目だってそんなことしちゃ!あ、あ、で、でるっ!」  
シャアアアアアアアアアアアアアアアアアアア・・・アースの蛇口からオシッコがトイレ目掛けて勢い良く発射された。  
「うわ〜出た出た〜!すごーい、いっぱい出る〜!」  
「うっ駄目だって舞さん!あ、あ、まだ出るっ・・・うわああああ」  
シャアアアアアアアアアアアアアアアアアアア・・・  
「すご〜いアース君、どれだけ溜まってたのよぉ!?キャハハッ面白〜い」  
アースのオシッコは酒のせいもあり絶えまなく続き、舞も面白がりオシッコの向きを上へ向けたり下へ向けたりとまるでホースのように遊んでいた。おかげで便器のフタ部分がビショビショになってしまった。  
「うふふ〜、いっぱい出たね〜アース君、じゃあ最後はプルッとここを振って・・・はいお終い!」  
「あふへっ!」アースは最後にチ○ポを振られた瞬間変な声が出てしまった。  
「お見事っ!アース君〜!」  
「もう舞さ〜ん・・・俺のチ○ポをおもちゃにしないでくださいよ〜・・・」  
「うふふっ男の人がオシッコする姿って〜、一度見てみたかったんだ〜、あらっ?出し終わったのに、アース君のここ、カチンカチンじゃない」  
「そ、それは舞さんがさっきからずっと掴んでるから・・・」  
「じゃあ・・・違うものを出したら収まるわよね・・・」  
 
「ち、違うものって・・・?」  
「アース君〜大人なんだから分かるでしょ〜、セイエキよ、セ・イ・エ・キ!」  
「せ、精液・・・」  
「そうよ〜、ここに溜まってるの、出しちゃえばいいのよ〜」  
「ま、舞さんそこは・・・あふっ!」  
舞は今度はアースの2つの玉をもう一方の手で掴んできた。  
「あら〜、たぷんたぷんしてる・・・いっぱい溜まってそうね、アース君の、コ・コ」  
「だ、駄目ですよ舞さんそんなことしちゃ・・・あっそんなくりくりされたら・・・」  
「凄いわ〜、すっごく溜まってそうだけど、あの恋人さんとヤってないの?」  
「(ラ、ラブのことか・・・)じ、実は俺達まだそこまで・・・」  
「あら〜んそうなの〜、じゃあ、お姉さんが、アース君の筆下ろし、してあげても・・・いいわよ」  
「ま、舞さん!で、でも舞さんにはあのアンディっていう人がいるんじゃ」  
「アンディ〜?実はね〜、私達も最近ご無沙汰なのよ〜・・・だから〜、いいでしょ〜?」  
「で、でもこんな所に誰か入ってきたら、ま、まずいですよ」  
「大丈夫、カギかけておけば誰も入って来れないわ」ガチャリ  
「はい、これでもう邪魔は入らないわ。さあ、アース君・・・いいわよ・・・」  
「ゴクリ・・・」アースは舞の誘いに固唾を飲んだ。  
「(ど、どうしよう・・・トイレの中とはいえラブも近くにいるし、もしアンディさんがトイレに来たら・・・見つかったらボッコボコにされるのがオチだよ・・・)」アースは究極の選択に迫られた。  
 
続く  
 

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