赤木晴子…  
あいつが入学した頃には、俺はすっかりバスケから遠のいていた時期  
でも、あいつが入学したのだけは覚えている。  
あのゴリラの妹が入学してきたんだけど、それがものすごい美少女だと  
噂はすぐ耳に入った。  
物好きな仲間達に連れられ、見物したわけなんだが  
俺は、一瞬呼吸をするのも忘れてしまった。  
確かに、美少女だ、でも何だこのどきどきする感覚は?  
もしかしてこれって…  
不良が何少女漫画みたいな事考えてるんだと頭をふり  
仲間の首根っこひっぱってそのときはクールに立ち去った。  
「いくぞ!」  
 
それからしばらくして  
俺はバスケ部にもどった、本当はもっとかっこいい感じで戻りたかったんだけど  
あの時、安西先生の元にどうしてももどりたいって思って  
なりふりなんかかまってる余裕がなかった  
バスケ部に戻って分かったこと、  
赤木晴子は毎日流川楓を見に来ている事  
赤木晴子は流川楓にどうやら片思いをしている事  
「あんたもマネージャーになれば何時も流川をそばでみれるんじゃねえの?」  
急に声をかけられて、慌てて振り向くあいつは  
俺が今まで付き合ってきた女からするような香水のにおいではなくて  
何だか柔らかい優しい香りがした。  
「せ…先輩!お疲れ様です!!あの…あの…私そんなつもりで練習見に来てたわけじゃ」  
顔をまったかにして身振り手振りで否定するが  
全部ばればれで、また、胸がきゅうっと痛くなる。  
「まぁ…いいんだけどよ」  
顔もみずそっけなく立ち去る、あいつは今どんな顔してるのだろうか…  
また、何事もなく流川を見てるんだろうか…  
 
 
初めて三井先輩と会話らしい会話をしたような気がする。  
ぶっきらぼうだけど、後輩の面倒はちゃんと見る優しいしっかりした人だと言うのは  
見ていてわかるけど、たまにちょっと怖い  
そっけなくされた時の、ちょっと寂しいこの気持ちは何だろう?  
フォームが綺麗な三井先輩につい目がいっちゃうのを気が付いて  
うっとうしいと思われちゃってるのかな?  
ぼ〜っと紅白戦を見ていると、彩子さんに肩をたたかれる。  
「晴子ちゃん、もうこんな時間よ!まだいたの?」  
「え?」  
時計を見るともう9時  
「お兄ちゃんは…?」  
「先輩は用事があるからって今日は早上がりしたのよ」  
流石に一人で帰るのは怖い時間帯…  
困った顔をしていると、彩子さんが気を利かせ流川くんを手招きする。  
「流川、あんた晴子ちゃんおくって行きなさいよ」  
何だか少しむすっとする流川くん、  
嫌なんだなと言う気持ちだけは伝わってきて  
私はいたって明るく振舞う  
「大丈夫ですよ、一人で帰れますから」  
「俺、同じ方向だし、送っていってやろうか?」  
この空気を割って入ってきてくれたのは三井先輩  
もう、制服に着替えていて、カバンを肩にかけてひょっこりと現れた。  
 
何だか困ってるあいつがいて  
本当は彩子と帰りたい流川が露骨に嫌な態度をあいつに向けている  
何だかピンチに陥ってそうな感じで  
俺は思わず割って入ってしまった。  
あのむっつりが彩子の事を好きなのは部員なら知ってる事だが  
鈍感なこいつにはわかんねえんだろうな  
 
 
三井先輩が自転車を取りに行くからと  
校門で待っている。  
お兄ちゃん、帰るなら一言言ってくれればいいのにな…  
ぼんやりと星を見ながら思っていると  
彩子さんの声  
「じゃあ、お先にね」  
隣には流川君…もちろん私の方はちらりとも見ない  
流川君は、彩子さんと帰りたかったのか…鈍い私でも  
何となく空気で気が付いた  
「気をつけて帰ってくださいね」  
私は、相変わらず鈍い私のふりをして、二人に笑いながら手を振る  
二人の姿が小さくなっていくと、  
あの時に気がつけなかった自分が悔しく、少し寂しくい感情が一粒の涙として  
こぼれた  
「おい、またせたな」  
慌ててこぼれた涙はぬぐう  
三井先輩は何食わぬ顔をする。  
 
「カバンよこせ、後ろ乗っけてってやる、その方が早いからな」  
確かに今、泣いてたよな…  
小さな肩が、よりいっそう縮こまって小さく見えて  
何だか自分がこいつを守らないといけないような気分になる  
事実上失恋が決定したこの女を哀れに思ってって言うんじゃなくて…  
何ていったらわかんねぇけど…  
遠慮がちに自転車の後ろに座るのを確認すると、俺はぶっきらぼうに  
「振り落とされないようにがっちりつかまれよ」  
っと顔を見ないで言うと、はいという小さい声とともに  
さらに遠慮がちに腰に手が回された  
細い腕だな…なんて思いながら自転車をこぎ始めた。  
 
 
ゆるやかな上り坂を登りきると私の家が見えてきた  
「おう、ついたぞ」  
「ありがとうございました」  
お辞儀をすると、三井先輩はおもむろに自転車を降りる  
「先輩?」  
何をするのか分からず見ていると、チャイムを鳴らして  
インターホンの応答に三井先輩が話しかける  
「夜分遅くすみません、赤木君と同じ部活の三井と申しますが  
晴子さんを送らせていただきまして…」  
家のドアが開くと、お母さんが顔を出す。  
「あらあら、わざわざすみません、晴子、遅くなるときは電話しなさいって  
あれほど言ったでしょ」  
「いえ、僕達も晴子さんを引き止めてしまって、あまり怒らないでおいてください」  
深々と頭を下げる三井先輩  
私が家族に怒られないために気を使ってくれたんだ…  
「あら…三井さんの前でごめんなさいね」  
「じゃあ、僕はもう遅いのでこれで」  
自転車で去っていく三井先輩の後ろ姿をお母さんと見送る。  
「なかなか良い彼氏なんじゃないの?礼儀正しいし、綺麗な顔よねぇ」  
ふふふと笑うお母さんに、そんな関係じゃないわよと反論すると  
「晴子」  
お兄ちゃんの不機嫌な声  
「お兄ちゃん、帰るなら一声かけてよ」  
「三井とはあんまり深くかかわるな」  
「どういう事よ、送ってくれたのに、そんな言い方ないわ」  
お兄ちゃんは大好きだけど、何だか三井先輩を否定されたのは  
はらがたった  
「あいつは…女に手を出すのが早い…女関係であまり良い話も聞かない  
そんなやつに妹を任せられるか」  
私は何も反論できないままお兄ちゃんの背中を見送った  
 
とりあえず、これでおとがめはないだろう  
もう一坂上ると自宅に到着する。  
バスケから離れていた頃は、顔が好みの女をとっかえひっかえしてた  
酷いふりかたなんて日常茶飯事でしてた  
おそらくろくな死に方しないだろうなぁとか  
そのうち女にさされるだろうななんて考えながらすごしてた。  
でも、今日のあいつの後姿は本当に儚くて  
抱きしめてしまいそうな衝動になった…  
毎日、あいつのこと考える、あいつが視界に入るだけでどきどきする  
あいつと会話しただけで何だか機嫌がよくなる  
どうしても俺だけを見てもらいたい  
流川を見てるあいつにはいらいらする…これってさ…  
「初恋ってやつか?…がらでもねぇか…」  
まさか自分からそんな少女漫画みたいな単語をあてがわれる日がくるとはな  
でも、これってもう隠しようがないだろう…  
あいつの腕の感触がなんとなく残ってる…細い腕、小さい手  
胸がどきどきしてきてまた眠れそうになくなった  
 
 
三井先輩がバスケをやっていなかった時期は  
素行が良くなかったのは知っている  
でも、今は真面目にバスケに打ち込んでいるんだし  
女の人にだらしがなかったのは何となくわかってたけど  
最近は、そんな派手なお化粧してる人と歩いてるのを見てないし…  
あれ…私、昨日から三井先輩の事ばかり考えている?  
「よう、昨日は怒られなかったか?」  
三井先輩が肩をたたく  
「あっ…昨日はありがとうございました」  
顔赤くなってないかな…私は何となくうつむき加減で  
何だか目を見れないでいる。  
「その…なんだ…流川の事は残念だったな?あのさ…」  
泣いてたのばれてたの?  
流川君に失恋した悲しさよりも  
泣いていたのを気付かれた事に私は急に恥ずかしい気分になった  
「よかったら…俺と付き合わないか?」  
さらりといわれた一言を  
理解するのにしばらくかかった…お兄ちゃんのあいつは手が早いからか  
かわるなという言葉があたまに浮かんだ  
「先輩?それ、失恋した可愛そうな女を慰めるために言ってるんですか?  
先輩…それは優しさじゃないです。」  
あぁ…こんな事口走るはずじゃなかったのに…  
もしかして本気で言ってくれてたのかもしれないのに…  
でも、どうしてか素直になれない  
「お兄ちゃんから、三井先輩は手が早いからかかわるなって  
昨日言われました…それってこういう事だったんですね」  
私はうつむいたまま一気に言ってしまった。  
かわいげない…なんでこんな風にしか言えないんだろう…  
三井先輩が私の頭を数回ぽんぽんと撫でてくれた。  
 
 
まさか赤木にそんな事言われてるとはな  
まぁ、過去の行いが悪いんだ、しょうがねぇ  
でも、お前だけは譲れないんだよ  
「俺の本気を見て、答え出してくれ」  
あいつが初めて顔を上げる  
きょとんとしている  
俺は、赤木に一直線に向かっていく  
赤木が俺のほうを見る  
「赤木…」  
俺は本気だ  
「妹さんを俺にください」  
おれは赤木の前に土下座をした。  
「三井??!」  
あせる赤木、顔をあげろと慌てた声が聞こえる  
「認めてくれるまでやめねぇよ」  
「バカなまねはよさんか!」  
「バカ?バカじゃねぇよ、本気なんだよ  
お前の妹を俺が守りてぇんだ、文句あっか」  
恥ずかしい台詞をさらりといってしまったものだから  
何だか顔をあげずらくなった  
後ろから軽い足音が俺に近寄ってくる  
「お兄ちゃん…」  
あいつの声、俺の横に座り込む気配  
「私も…三井先輩が…好きです」  
まさかの告白に、流石の俺も顔を上げる  
横には真っ赤な顔して目に涙をためてるあいつがいる  
「三井先輩…私、泣いてた所を見られて恥ずかしくて  
ついあんなかわいくない事いっちゃって…ごめんなさ…」  
零れ落ちる涙を唇ですくいあげてやる  
ここがみんながいる体育館だんんて、このさい無視だ  
「おれも、デリカシーなかった…すまん」  
小さな体を抱きしめるとやさしい良いにおいがふわりとした  
時がとまったような体育館、静寂をやぶる俺の声  
「ってことだから、キャプテン、今日だけ早退させていただきます」  
満面の笑みの俺、勝手にしろ!っとそっぽを向く赤木  
 
 
「何か、結局俺の部屋で申し訳ないな」  
家族が留守で、自分で用意したお茶を差し出す。  
「もっとおしゃれなところでデートとかしてやりたかったんだけど」  
緊張してるのか、いつもおしゃべりなあいつが言葉すくなく  
俺の言葉に相槌をうつだけ  
「もしかして、後悔してる?流川の方が好きだった?」  
「ち…ちがいます!私、いつも三井先輩の事考えてるって  
今日、はじめて気が付いたんです…で、もしかしたら本当は三井先輩が好きなのかもって」  
その言葉だけで満足だった  
「俺も、お前が入学したときから好きだった…」  
 
三井先輩の大きな手が私の頬を撫でて、目を閉じるように催促をする  
私はとまどいながら目を閉じる  
男の人の部屋にきちゃうって事は…やっぱりそういう事だよね…  
私何も考えないできちゃったけど  
ふしだらな子だとおもわれちゃったかな…?  
いろいろと頭の中で考えていたけど、三井先輩の唇が私の唇にふってきたら  
考えてた事が全部ふっとんでしまった。  
「…晴子…その…嫌だったら、もう家に送っていくぞ」  
軽い口付けの後、顔を真っ赤にしながら三井先輩が私の瞳を見つめてくれた  
私は、首を横にふってしまった。  
「三井先輩…私、いけない子かな…その…付き合ったその日に…なんて…」  
顔が真っ赤になる  
 
 
 
その台詞のかわいさに俺の脳天には雷がおちたような衝撃が走った  
「俺のものにしたい…いいな…お前の顔見てたらたまらねえんだよ」  
微笑んだあいつが一つうなづく  
GOサインが最後の砦となり、俺の理性というストッパーははずされた  
「優しくする」  
歯の浮くようなせりふも、何だかこいつを見ていると、恥ずかしくもなく  
口からぽんぽんと出てくる…不思議なもんだな  
 
三井先輩がまた優しくキスをしてくれる  
触れるようなキスにまた頭の中がぼーっとする  
三井先輩の大きな手が私の頭をなでてくれて、すごい気持ち良い  
唇を舌先で何度かなぞると、三井先輩の舌が私の口の中に割って入ってくる  
微々たる知識はあるものの、こういうときどう対応したら良いのかわからない私は  
三井先輩の動きについていくだけで精一杯で…  
「んっ…んっっ」  
絡まれた舌から甘い刺激  
甘ったるい声が勝手に出て、ちょっと恥ずかしい  
 
女は何人も抱いてきたけど  
今日はすごく緊張する  
指先が震えてるのばれてないよな…  
甘い唇を味わいながら、右手を丁度手の平に収まる胸に服の上から当ててみる  
体が少しぴくっと反応するが抵抗はしてこない  
胸のリボンをはずし、ボタンを手早くはずしていくと  
白いブラに包まれた丸いふくらみが表れる  
綺麗過ぎて少しめまいがする  
「晴子…綺麗だ…」  
「三井先輩…恥ずかしい」  
隠そうとする細い腕をつかむと、俺は肌に唇をあてる  
手の抵抗がなくなると、ブラのホックに手をかけて上半身を裸にする。  
「あっ…三井せんぱ…」  
「寿って呼んでくれ」  
「あっ…あぁっ…ひ…さし…さっんんっ」  
また再び深い口付けをしつつ  
ふくらみに手を添える  
吸い付くような手触りが心地良い  
敏感な頂はさけるように輪郭をなぞりながらやわやわともんでいくと  
晴子の甘い声が聞こえてくる  
「あぁつ…や…んっ」  
 
もう頭の中が真っ白で  
はしたない声を上げて恥ずかしいとか  
裸を見られるのが恥ずかしいとか全然考えられない  
寿さんが触る場所はどんどん熱くなってきて  
私は熱に浮かされたようにあえぐだけ  
次の動きが全然読めない私は、ただ体を預けるだけ  
ふいに胸の頂がつままれると、甘い電流が全身を走る  
「あっっっっ…」  
「初めてのわりには敏感なんだか…あ…もしかして経験あったり」  
私は力いっぱい首を横に振る  
「お…男の人とお付き合いするもの…キスをするのも…こんなことするのも  
寿…さんが初めてです」  
確認をして満足したのか寿さんは、うれしそうに微笑むと  
やわやわと弄んでた頂を口に含んだ。  
 
 
乳首を舌で転がしながら時々優しく歯をたてると  
晴子の体が小さく跳ねる、涙で潤んだ目でこっちを見ると  
俺の欲望も高まってくる。  
スカートのホックをはずし、脱がすと  
細いけれど肉付きの良い太ももが現れる  
胸に吸い付きながら、太ももの内側を触ると  
晴子はひときわ大きく体をびくつかせる。  
「怖いことはしねーから…俺に任せろ」  
耳元でささやくと、晴子が小さくうなづく  
そのまま耳たぶを甘がみし、首筋に舌を這わせながら  
白い下着越しに、触れてみると  
そこはもう布越しでもわかるくらい熱く濡れていた。  
「興奮してる?…晴子はやらしいな」  
「っ…」  
顔が今まで異常にまっかになる  
「でも、そういうところも大好きだぜ…」  
遠慮なしに下着の中へ手を入れる  
薄めの茂みをあっというまに通り越して  
蜜の中へ指を絡める  
興奮で顔を出し始めたクリトリスに蜜をぬってやると  
晴子の太ももが震えた  
「あっ…あぁぁっっっ」  
優しく押してやると、耐え切れないのか  
晴子の華奢な体が俺に抱きついてきた  
片手で体を撫でて安心させながら、もう何の役にもたっていない下着をはがすと  
透明な糸が名残惜しそうにつっと引かれる  
「ぐちょぐちょだな…晴子のここ…うまそうだぞ」  
俺、すげースケベな顔してるだろうなと思いながら  
晴子に口付けすると、両足を開かせ、俺は蜜を出す泉へと顔を移動させる。  
中指を入れて見るが、そこは未開拓の場所  
少し抵抗はあるものの、すんなりと受け入れてくれた  
中をかき混ぜるように指を動かすと、晴子は少しつらそうな顔をする  
「少しだけ我慢してくれ、後でつらくなっちまうから」  
指で膣を刺激して、唇で完全に包皮から顔をだしたクリトリスに吸い付く  
快感の方が一気に勝ったらしく、晴子は腰をくねくねと動かした。  
 
 
 
 
「あっ…あぁんんっ…ひさ…さん…ダメぇ…あっっ」  
体の奥からこみ上げてくる甘い痺れ  
もしかしてこれが…考えをさえぎるように再び頭の中がホワイトアウト…  
「イッタみたいだな…かわいいよ…」  
寿さんが頬にキスをしてくれる  
それすら今の私には敏感に感じてしまう  
「晴子…本当に良いんだな…」  
切れ長の目、とおった鼻筋、思わず見とれてしまいそうになるが  
私は慌てて一つうなづいて返事をする  
「寿さんだから…」  
「大切にする」  
寿さんの体に包まれるように抱きしめられると  
体を離して寿さんは何かごそごそとしている  
「おい…あんまみんなよ…ゴムつけてるところ見られるのは恥ずかしいんだよ」  
あ…そうか…寿さんはそこまでちゃんと考えてくれてたんだ  
まったく何も考えてなかった子供の自分が逆に恥ずかしくなる  
ついつい目がいっちゃうけど  
なるべくそっちは見ないように心がけて私は窓に目をやる  
夕焼けのオレンジ色だ…あの告白からどれくらいたったんだろう…  
「待たせて悪かったな」  
大きな手が髪を撫でる  
「もうとめらんねぇからな」  
ちょっと真剣な顔…シュートをするときとはちょっと違う真剣な顔  
私しかたぶん知らない顔…何だかすごい優越感  
私は微笑んで寿さんの髪をなでている手をとって頬ずりをした。  
「大好きだ…お前だけをずっと好きだった」  
耳元でささやかれると何だか幸せすぎて解けてしまいそう  
「いくぞ」  
「はい」  
秘所にあてがわれた寿さんの熱い塊は  
私を割って入るように進んでいく  
始めの方は、痛いというよりも苦しい感じでまだ少し余裕のある感じ  
「んっ…あっっ」  
予想では半分を過ぎたくらい  
そこから何だかめりめりっと言う音がしてきそうなくらいきつくなってきて  
すごく痛くなってきた  
「いっ…あぁっいたい」  
 
 
苦痛にゆがむ顔俺は恐る恐る胸の頂を指でつまむ  
「あっんっっ」  
反応があった…胸を弄びながら耳元でささやく  
「もう少しだけ我慢してくれ」  
晴子は必死な感じで首をたてにふる  
俺自身も引きちぎられるんじゃないかってくらい締め付ける中を  
ほぐすように小さな円を書いて前進しながら、乳首に吸い付き  
二人のつなぎめでつんと立ち上がり主張しているクリトリスを指でさする  
全部収まった頃には、晴子の痛さも多少落ち着いてきたみたいで  
大きな目を涙で潤ませながら俺を見ている  
「少し動いていいか?」  
「はい…もう大丈夫です」  
かすかに微笑む顔が愛しくて、力いっぱい抱きしめると  
もう俺の一旦戻ってきた理性もふたたびどっかに吹っ飛んで  
抜けそうなくらいまで引き抜いたら、一気に最奥まで突っ込んだ  
「んっふっっ」  
「痛いか?」  
「あ…大丈夫です…寿さんが私の中いっぱいで…何だか満たされてる感じで私幸せなんです」  
この一言だけで俺の下半身の神経に甘い電流が走った  
絶対手放したくないと思った、一生守りたいと思った  
「晴子…俺も…」  
照れくさくてまた耳元で小さくささやいた俺も幸せだって  
晴子が力いっぱい抱きついてきてそこからはもうがむしゃらに腰を振った  
絡み付いてくる壁がすげーよくていつもよりも数倍も早く俺は限界を迎えようとしていた  
「晴子…俺…も…」  
「あっ…ひさ…し…さ…私も何か…あぁっ」  
「一緒に行くぞ」  
とどめとばかりに、晴子のクリトリスをつまみ上げると甘い締め付けをしてくる  
俺は晴子の中に熱い想いをぶちまけた  
 
…すげー量…  
ゴムをはずすとき、こぼれるんじゃないかというくらいの精子の量に自分でもびっくりした  
興味深そうに覗き込もうとする晴子  
「見るな」  
軽い口付けをしてごまかす  
「もう7時30分か…送ってく」  
まだ裸の晴子が笑顔ではいと言う…反応しかける下半身をなだめ晴子に着替えるように促す  
「寿さん…」  
「ん?」  
Tシャツを着ながら返事をする  
「明日も…練習見に行って良いですか?」  
「誰、見にくるんだよ」  
俺は意地悪な感じでそっぽをむいたまま問いかける  
「こっちちゃんと向いてください」  
晴子に顔に手を添えられしぶしぶ振り向くと晴子の満面の微笑み  
「寿さんだけ見つめてるにきまってるじゃないですか…あなただけ見つめてます…」  
柔らかい唇が俺の唇をふさぐ  
あぁ…もう一回戦してぇ…でも晴子の怖い兄ちゃんの手前もあるしそれはまた次回…  
これからその怖い兄ちゃんが頭から湯気を出して怒っているだろう晴子の家に行って、なだめすかすという大変な任務もあるわけだしな…  
 
END  
 
 
 
 

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