『あれ…?湘北の…』
『あ…海南の…清田さん』
『やっぱそうだー!会場でよくみかけてたし!えっと…』
『赤木晴子です』
『どーも!偶然っすね』
それがきっかけだった。電車がくるまで少しだけ話してわかれた。
たったそれだけだったのに、何度も会場で顔はみてたのに…
「はぁ…」
「晴子どしたの?流川くんの練習見ににいかないの?」
「今日は…やめとこうかな…あ、ほら毎日行ったら迷惑じゃない!」
「晴子なんか変だよ〜?」
「そんなことないって!さっ帰ろうよ」
あの日から清田くんのことが頭から離れない…
私は流川くんのこと好きなのに…なんでこんなに気になるんだろう…
あれから2週間駅で話す間に見せた清田の屈託ない笑顔が晴子の頭から離れなかった。
楽しいし、優しいかんじだったな…
藤井たちとわかれた晴子は何故か駅に向かっていた。
「この間は偶然だしなぁ…ってなに期待して駅なんか来ちゃったんだろ…」
「晴子ちゃんっ!」
「あ…!」
そこには明らかに急いで来たような姿の清田がいた。
「なんで…こんなとこに?」
「いやっ、今日部活っ休みになって…そんで…あの…この間、会ってから頭から離れなくなっちゃって……」
晴子はあまりにも意外な展開に言葉がでなかった。
「ごめん!急すぎるよね!ってかいきなり来てなに言ってんだよな…まさか駅にいるなんて…」
「ち、違うの!そうじゃなくて…」
「…ここじゃあれだから…どっか話せるとこある?」
帰宅中の人がたくさんいる駅を見渡し清田が言った。
「この先に公園があるから…」
ふたりは寒空の中、公園にむかった
「寒いなー」
「うん…」
ベンチに座り清田が晴子をみて言った。
「さっきの続き…なんて言おうとしたの?」
「え…」
どうしよう…
「なんかすげー困らせてるよね!ごめん…」
「私も…清田くんのこと…頭から離れなくて…」
「まじ…?!」
晴子はうつむくしかなかった。
「きゃっ…」
突然清田が晴子をだきしめた。
「ほんとにそうだとしたら、すげーうれしいんだけど!」
「ほ、ほんとだよ」
「こっち向いて言ってよ」
「清田くんのこと忘れられなかった…」
泣きそうなくらい恥ずかしそうに言う晴子を見て清田はまた強く抱きしめた。
「…流川のことはもういいの?」
「え?!」
「みてりゃわかるよ」
知ってるんだ…なのに私はこんなことしてる…
晴子は急に自分のしていることが恥ずかしくなり清田から離れた
「ごめんなさい…」
「やっぱ流川がいい?」
「ちが…んっ」
清田がいきなり晴子にキスをした。
「んんっ…まって!」
「流川にはわたせねーから」
そう言ってキスを続ける。
「ん…はっ」
どうしよう…こんな…
清田の手が晴子の胸にふれた。
「!清田くん…」
「ごめん、もうとまんないわ」
清田の手はとまらなかった。
「やわらか…痛い?」
「ぁ…痛くないけど…こんなとこで…」
「誰もいないよ」
そのまま制服の中に入りブラをずらして少し固くなった晴子の乳首をころがした。
「やんっ…はぁ」
「かわいー…」
ボタンを三番目まではずされ、冷たい空気に晴子の胸がふれた。
「ちゅ…」
「あっ…だめぇ…」
そう言いながらも晴子は力が抜けて逆らうことはできなかった
キスをしながら手がスカートの方へおりる。
「足つめたくなってる…寒いよね、ごめん」
そう言いながらもスカートに入ってくる手に晴子は寒さなんか忘れていた。
「濡れてる…」
恥ずかしさでうつむく。
清田はそのまま下着をずらしてさわりはじめた。
クチュ…
「あ…んっ…いや…」
「だめ、かわいーよ」
「はぁ…ん あっ」
一番感じるところを指でさわられ晴子は初めての感覚に身をまかすしかなかった。
「ふ…はぁ… あっっ」
指が一本入ってくる。
きつくしまるそこは一本でも余裕がなかった。
「痛い?中あったけー」
清田もそんな晴子をみて我慢の限界だった