「いい女だな・・・オレの好みだ」  
 
 
不良グループによる体育館襲撃事件の後、鉄男は毎日校門で彩子を待つようになった。  
「・・・またアンタなの」  
部活も終わり、帰宅しようとしていた彩子は呆れたように言った。  
「悪いか?」  
「悪いに決まってるでしょ!」  
彩子は吐き捨てる様に言うと鉄男をチラリとも見ずに早足で歩き出した。  
(アンタのせいで、あたしまで変な目で見られてるっーの!)  
 
 
彩子は気分が落ち込んでいた。  
鉄男が毎日自分の事を待ち伏せしている事も原因のひとつだが、  
何よりも今日の昼休みの出来事が未だに尾を引いている。  
 
 
昼食を食べ終えた後、宮城に屋上に呼び出された。  
「なに、リョータ、話って?」  
「う・・・うん・・」  
宮城はバツの悪そうな表情をしていたが、やがて意を決したように口を開いた。  
「ゴメン!アヤちゃん!オレ、他校の子と付き合うことにしたんだ。」  
「・・・え・・?」  
リョータは自分に思いを寄せていたはず・・・なのに何故?彩子はそう思った。  
「アヤちゃんは・・・その・・オレの事を男として相手にして無いみたいだったし・・・もうここら辺が潮時かなって。  
 そんな時、他校の美人な子から告られたんだ。バスケの試合見ててファンになったって。んでオレもつい・・・。ヘヘヘ。」  
(なにがヘヘヘよ)  
彩子は内心動揺しながらも、表面は何事も無かったかのようなフリをして、  
「そ、そう、リョータ良かったじゃない。その子大事にすんのよ。」と言った。  
宮城はホッとしたように、  
「サンキュ、アヤちゃん。」  
そう言って足早に去っていった。  
彩子には赤木という好きな男が居る。だから、宮城の自分への想いに気付いてはいても無視していたのだ。  
(ここら辺が潮時か・・・それは、あたしの赤木先輩への想いにも言えることかも・・・)  
赤木の頭の中はバスケットで一杯だ。バスケが最愛の恋人と言っても言い過ぎではない。  
赤木にとって彩子はバスケ部のマネという存在でしかない。  
(赤木先輩が好きなのに、リョータをキープ君として利用していた、あたしが悪いんだよね・・・)  
例え何があろうとも宮城は自分のことだけを一途に好きでいてくれる、そう彩子は思っていた。  
だからこそ、宮城に裏切られた様な気がした。  
(バカだなぁ・・・あたし)  
 
 
(ううん、気分切り替えなくちゃ。彩子姐さんの名がすたるっつーの)  
俯き加減になっていた顔を上げ、前を向いて歩き出そうとした瞬間、何かに視線を塞がれた。  
ほぼ同時に唇に何かが触れた。強いタバコの匂いがした。  
彩子は何が起こったのか理解できずにキョトンとしていた。  
「まさか初めてのキスなんてこたぁ無いよな。」  
そう言って鉄男は下卑た笑いを浮かべた。  
(な・・・今のってキス・・・?こいつがあたしに・・・?)  
何が起こったのか理解した時、彩子はカッと頭に血が上った。  
「あ、あんたね!いきなりこんな・・・・・」  
彩子の言葉を遮るように鉄男は再び唇を重ねてきた。  
今度のは、さっきのよりも深く長く・・・  
鉄男は彩子の唇をしゃぶりつくす様に、ねっとりと嘗め回す。  
嫌いな男に触れられている事やタバコ臭い事、色々な事や感情が相まって彩子は泣き出しそうになった。  
何とか逃れようと抵抗する。しかし女である彩子の腕力などタカが知れている。腕っ節の強い鉄男に敵う筈が無い。  
 
「なかなかお似合いだと思わねーか、オレ達。」  
「何言ってんのよ!んなワケないでしょ!」  
彩子は尚も必死の抵抗を試みる。  
「おっと、そう暴れんなって。・・・しかしホントいい身体してんな。」  
鉄男は彩子の身体を頭の先からつま先まで、嘗め回すように見る。  
「デケーおっぱいだな。その身体で、まさか処女ってこたぁ無いよな。」  
「なっ、なに言ってんのよ!いい加減にしなさいよ!!」  
彩子は顔を真っ赤にして言い放つ。  
「我慢の限界だな。」  
「え?」  
その瞬間、彩子の身体がフワリと舞い上がる。足が地面から離れる。  
鉄男が彩子の身体を抱き上げたのだ。  
「ちょ、ちょっと!下ろしなさいよ。下ろせー!!」  
彩子は脚をバタつかせて大騒ぎする。  
鉄男はそんな事は全く気にせず、彩子を抱えて学校を後にした。  
 
「よっと」  
鉄男は彩子をベッドの上に下ろした。  
ここはラブホの一室  
「ほらよ、お望みどおり下ろしてやったぜ。」  
彩子はパニック状態になっていた。  
こんな所へは来たことが無い、ましてやセックスなんてした事さえ無い。  
不安で胸が一杯になり、自然と涙がこぼれる。  
「ほ、しおらしい姿もそそるねえ」  
そう言った鉄男の股間は、はち切れんばかりにそそり立っていた。  
その事に気付いた彩子は恐怖を感じた。  
この状況下で自分がされる事はただひとつ。  
鉄男に同意の無いセックスをされる事だけだ。  
 
鉄男が彩子に覆いかぶさってくる。  
「やっ・・・いやぁ!」  
力一杯、鉄男の身体を跳ね除けようとする。  
「抵抗するオンナを喰うってのもいいもんだな。オレはコンドームってヤツが嫌いでよ。」  
そう言うが早いか、彩子の制服を容易く引きちぎる。  
「・・・・!」  
彩子の口から出てくるのは、言葉とも悲鳴ともつかないものだった。  
たわわな乳房が下着から零れ落ちそうになっている。  
「ほ!」  
鉄男の口から感嘆の声が上がる。両方の掌で彩子の乳房を激しく揉みしだき始める。  
「っう・・・うぅん」  
彩子の厚めの唇から吐息が漏れる。  
鉄男の大きな掌から零れそうなほどの巨乳。  
「たまんねぇな。」  
鉄男は舌なめずりすると、ブラを思いっきり上にたくし上げた。  
彩子の乳房は大きく、乳首も大きめの方だった。  
「今まで何人ものオンナを抱いてきたが、こんなにおっぱいのデカいオンナは初めてだ。」  
言うが早いか、鉄男は彩子の乳首に、むしゃぶりついた。  
「あぁ・・あんん!」  
男に乳首を吸われるなんて初めてなのに・・・それなのに・・・  
(くすぐったいけど、気持いい)  
鉄男はオンナ慣れしているのだろう。かなりのテクニシャンだ。  
(だから気持いいの・・・?それとも、まさかあたしに淫乱の気があるとか!?)  
好きでもない男に、こんな事されてるのに・・・頭の中のどこかで冷静にそんな事を考えている自分に驚く。  
 
「ふっ・・・うぅん・・ん」  
鉄男のものとも彩子のものとも分らない吐息が部屋に響き渡る。  
掌で乳房を愛撫しつつ、舌先でゆっくりと乳首をなめる。  
円を描くように動かしてみたり、軽く噛んでみたりして彩子の反応を楽しんでいる。  
彩子の頭の中は鉄男への嫌悪感よりも、もっと快楽を求めたい、その欲求の方が強くなってしまっていた。  
すでにもう彩子は抵抗するのを止めていた。  
抵抗するよりも、もっと快感を得たい。もっと、もっと。  
 
彩子はそっと自分のショーツの中に手を入れた。  
オンナの部分は驚くほどに熱く潤っていた。  
濃いめの陰毛も愛液でぐっしょりになっている。  
彩子は男とセックスしたことは無い。だがオナニーは、ほぼ毎日していた。  
だが絶頂に達した後には、いつも何となく罪悪感を感じてしまう。  
(あたしって性欲強いのかな・・・?)  
彩子は外見は派手で遊んでいる様に見られるが、中身は いたって真面目なのだ。  
「なんだ、オマンコ触って欲しいなら、そういやいいのによ。」  
彩子が自分のショーツに指を入れて愛撫しているのを見て鉄男はニタニタ笑ってそういった。  
 
「な!!!」  
彩子は顔を真っ赤にして何か言い返そうとした。  
しかし言葉が出てこない。  
「オンナがそんな事してるの見てたらよ、手伝ってやらなきゃ男がすたるってもんだぜ。」  
そう言うと鉄男は彩子のショーツに指を入れてきた。  
ビックッ!  
彩子の身体が跳ね上がる。オナニーの時よりも、もっともっと深い快感。  
「は・・・あぁん!んっ」  
鉄男の指は、まるで蛇の様に彩子の秘部を這い回る。割れ目を黒々とした密林を愛液が湧き出る泉を。  
彩子は溜らずに腰をモゾモゾと動かし始める。  
「ぅ・・うぅん・・んん」  
彩子の顔が切なそうに歪む。  
 
(入れて欲しい、ペニスを・・・あたしの中に・・・入れたい!)  
彩子は沸きあがる衝動を抑えきれずに、鉄男に縋り付いてねだった。  
「おねがい。入れて欲しいのよ。」  
「よし・・・と言いたい所だが、もうちょっと味あわせてもらおうか。」  
言うが早いか、鉄男は彩子の脚を大きく開かせる。  
彩子の女の部分が露になる。  
濃いヘアのせいで秘所は はっきりとは見えない。  
鉄男は指先で茂みをさわさわと掻き分ける。見えてきた彩子の性器は充血して膨らんで居る様に見える。  
「ほ!」  
鉄男ももう限界だった。自分のペニスを早く挿入したい。  
だが、彩子の悶える様をもっと見たい、苛めたい。  
己の欲求を抑えるように鉄男は大きく深呼吸をした。  
 
鉄男は彩子のクリトリスに、そっと口付けた。  
「あぁん!はあぁ・・ん!」  
彩子の反応は凄い。喘ぎ声も愛液も止め処も無く溢れ出してくる。  
鉄男は口でクリトリスを吸いながら、舌先で円を描くように愛撫し出した。  
クチュクチュッ  
強弱をつけて、時に優しく時に激しく愛撫する。唇も舌も総動員してだ。  
「・・・ぃや・・いやぁんっ!あぅっはぅ!!」  
彩子の厚めの唇から漏れる声は溜らなく官能的だ。  
鉄男の口の周りは愛液でべちゃべちゃになった。流れ出る蜜は彩子の太股を伝わりシーツにまで滲みを作っている。  
 
さすがの鉄男も、もう我慢の限界だった。  
「いくぞ、彩子」  
そう言うと鉄男はペニスの先端を彩子の膣口にあてがった。先っぽのみが彩子の中に入る。  
途端に彩子の身体がのけぞった。  
「・・・・・っ!!」  
ペニスの先端を挿入しただけなのに鉄男はそれだけで意識が飛びそうなほどの快感に襲われた。  
(今までのどのオンナよりも、すげぇ。)  
鉄男はペニスを強引に彩子の中に収めた。あまりの心地よさに彩子が処女だという事も忘れて乱暴に挿入した。  
彩子の表情は快感と初めての痛さで切なそうに歪んでいる。  
「うぅ・・・ぅん・・・」  
「悪いな、痛がらせちまってよ。」  
「・・・!バ、バカッ!!」  
鉄男のことをイヤな奴だと思っていた。汚い奴、もう金輪際関りたくないと。  
だが今目の前にいる鉄男は、どこか憎めない表情をしていた。  
悪い事をして母親に叱られている子供の様な顔をしている。  
「ほ、本当に悪いと思ってんの?」  
「惚れた女だからな、もっと優しく入れるつもりがよ、アンタの色気のせいで乱暴に入れちまった。」  
「!!バカッ!」  
 
「腰動かすぞ。」  
鉄男はゆっくりと腰を使い出す。  
まずはゆっくりと動かして彩子の膣の中のヒダの感触を味わう。  
「ふっ・・・ふぅんっ」  
彩子の口から切なそうな喘ぎ声が漏れ出す。  
ヒダが愛液が鉄男のペニスに ねっとりと絡む。  
ジュプッニュップッ  
腰を動かすたびに卑猥な音が響く。彩子のヘアと鉄男のヘアが絡み合う。  
最初はゆっくりだった鉄男の腰使いがスピードを増してくる。  
「はぁん・・あぁんっ、ダメ・・・ダメ!」  
彩子も何時の間にか鉄男の動きに合わせて、腰を振っていた。  
「だ、出すぞ彩子」  
「イヤ・・・あぁんっ・・・もうだめ!!」  
鉄男は彩子の中に精液をたっぷり出して果てた。  
 
二人はしばらくの間、息が上がって言葉が出てこなかった。  
ややあって彩子が口を開く。  
「・・・・いつまで入れてんのよ。」  
「出たくねぇなあ。このまま第二ラウンドいくか?」  
鉄男は、そう言って彩子の身体を強く抱きしめた。  
鉄男に対して恋愛感情は無い。そうはっきり彩子は断言できる。  
だが・・・・鉄男が与えてくれた あの快感はまた味わいたい・・・。  
そう考える彩子の心を見透かしたように鉄男は、  
「オレの片思いでも構わねえ。まずはセフレからでもいいぜ。」  
そう耳元で呟く。  
彩子は顔を真っ赤にしながらも、  
(想うよりも想われる方が女冥利に尽きるかもね・・・)  
そんな事をチラと心の中で考えてた。  
(それに・・・コイツも思っていたよりもイイトコあんのかも)  
始まりは最悪だったけど、これから先どんな感情が鉄男に対して芽生えるか分らない。  
そんな未来もいいかも、と彩子は思いながら、第二ラウンドに入るべく鉄男の首に腕を回した。  
 
 
 

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