流川、、、あいつのこといつから気になってたんだろう?
気づいた時には、もうかおを見るだけで胸がドキドキしていた。
私は彩子。バスケ部のマネージャーだ。ある日あいつが急に話しかけてきた。
ーいつも無口なこいつがどうしたんだろ?
そうも思ったが、流川に話しかけられた、そう思うだけで胸がドキドキしていた。他の部員はもう帰っていて、体育館にはあたしとあいつの二人しかいなかった。
「先輩、なんか足首ひねっちまったみてーで。けっこういたいんすけど。」
「足首?」
「ハイ。」
「あんた来週IHなのよ?わかってるの?」
ボリボリ、、、、、あいつが頭をかいた。その仕草をみたとたんわたしは、顔が真っ赤になるのを抑えきれなかった。