ある日のことでした。
ゼロス君とゼルガディス君が言い争っていました。
「私の方が上手ですよ」
ゼロス君は言いました。
「俺の方が上手いに決まってるだろう」
ゼルガディス君は言いました。
すると、向こうからお城の王女様が一人、馬に乗ってやってきました。
ゼロス君は言いました。
「じゃあ、あの王女様を先にイカせた方が勝ち、というのはどうですか?」
「そうだな。どちらがあの王女様をイカせられるかで勝負しよう」
ゼルガディス君が受けてたちました。
「では、今晩僕が先に行かせていただきます。」
その日の夜の事でした。
静まり返ったお城の一室で王女様はベッドに入ろうとしていました。
そこへ突然ゼロス君が現われました。
「王女様こんばんは。突然ですが、今晩僕がイカせて差し上げます。」
ニコリと微笑んだゼロス君に王女様は悲鳴をあげようとしました。
しかし、王女様の声は闇へと吸い込まれてしまいました。
王女様の体は動かなくなり、何もしていないのに服がビリビリと音を立てて破れていきました。
破れた服の合間からこぼれる二つの乳房をゼロス君は乱暴に掴みます。
「どうですか?ゾクゾクするでしょう?」
不敵な笑みを浮かべながら、そのまま王女様をベッドへと押し倒しました。
ゼロス君は自由の利かない王女様の足を軽々と持ち上げると、王女様の大事な場所へおちんちんを無理矢理突っ込みました。
愛撫もせずに無理矢理入れられた王女様の大事な場所は裂けてしまい、血が流れています。
あまりの痛さに王女様は気絶してしまいました。
「おやおや、どうしたことでしょうね?」
そこへゼルガディス君が現われました。
「今度は俺の番だな。てめぇはすっこんでな。」
ゼルガディス君が言いました。
「私でイカせられないのに、あなたがイカせられるとは思いませんが・・・。まぁ、がんばってください」
ゼロス君はそう言い残すと闇にとけていきました。
王女様が痛さに目を覚ましました。
今度は目の前に違う男がいました。
王女様は急いで人を呼ぼうと口をあけた途端、目の前の人に口を塞がれてしまいました。
王女様は恐ろしさで震えています。
「大丈夫か?怖かっただろう・・・。しかし、人を呼んだらその姿を見られてしまうぞ?」
王女様は震えながらも人を呼ぶのをやめました。
「俺はゼルガディス。お前の痛みをなくしてやる為にきた」
ゼルガディス君はそう言うと王女様の口から手を離しました。
「さ、さっきの人は?」
王女様は周りを気にしながら口を開きました。
「安心しろ、もういない。それより、痛むんじゃないのか?体の力を抜いて横になれ」
王女様は言うとおりにしました。
何故かゼルガディス君が悪い人に思えなかったからです。
「今から俺が痛みを取る魔法をかけてやるよ」
そう言うとゼルガディス君は横になった王女様の上に重なり、優しく、そっと口付けをしました。
王女様はビックリして体を硬直させました。
「大丈夫、痛くないから。」
ゼルガディス君は耳元で囁くと王女様の耳を甘く噛みました。
「んっ・・・」
ゾクッとして王女様の口から声がもれました。
ゼルガディス君の口付けはそのまま徐々に下に降りていきます。
王女様の乳房まで辿り着くと、硬くなって立っている乳首を舌先で舐めてあげました。
「うっん・・・ん・・」
生まれて初めての感覚に王女様は声を隠すことができませんでした。
王女様は徐々にゼルガディス君心を開いていきました。
そして、彼を愛しいと思った頃ゼルガディス君へと頂点へ導かれました。
次の日の朝になりました。
「ホラ見ろ。俺の方が上手かっただろう?」
ゼルガディス君は言いました。
「何を言ってるんです。選んだ相手が間違ってたんですよ。あんな子供じゃあ私の良さなんか分かるわけもありませんよ」
ゼロス君は言いました。
「じゃあ、今度はあれなんかどうだ?」
ゼルガディス君は向こうから歩いてくる栗毛の少女を指差しました。
「ほほぅ・・・魔道士さんですか。いいですね〜」
ゼロス君も賛成しました。
「じゃあ、今度は俺から先に行くぞ」
ゼルガディス君がいいました。
「いいですよ。今度こそ私の良さを思い知らせてあげましょう」
二人は栗毛の少女を眺めながら微笑みました。
<おしまい>