「ひゃぁっ・・・!あっ、ん・・・んんっ!も・・・い、くぅっ!!」
「リ・・・ナぁっ!」
あたしの中の『彼』があたしの中で果てた。
「どうだった!リナ!?」
そう無邪気な顔で聞いてくる自称保護者の『顏』。
「ね、ねぇ、もう・・・いいでしょ?・・・ハァ、はぁ・・馬鹿馬鹿、しいのっ、よぉ・・・」
息も切れ切れに言うあたしに、前にいる自称保護者の『顏』はフッと笑い、あたしのよく知るあいつの『顏』に戻る。
「あはははは、でもリナさん。いつもより激しかったと思うのは僕の気のせいですかvそんなに───ガウリイさんに抱かれてみたかったんですか?だから感じちゃった、とかv」
ゼロスが、おもしろ半分に聞いてきた。
「あ、いつなんかに・・・抱かれたくないわ!どっちかっていうと白けちゃったし・・・」
ふと、ゼロスの方を見ると、久々に魔族らしい恐い微笑みをしていた。
「───てことは、いつもの僕の顔の方が感じるってことですね・・・」
「い、いやぁ・・・あの・・・そ、そんなもろ喜びの顔で近付かれても困っちゃうな〜、なんて思うんですけど・・・。それにあたし、疲れてるから寝たいんだけどなぁ・・・
あたしはじりじりと後ろへ下がっていく。だか、後ろには壁があってこれ以上下がれそうにない。
「あぁ、寝てていいですよ?僕がやるだけですしねv」
「も、もっと嫌じゃ〜!!」
そう叫ぶとゼロスがさら〜に喜んだ顔で、
「え!?寝たくない!?そんな、寝られない程疼いてらっしゃったんでしたか・・・。気付かなくてすみませんねv」
「ぬあぁぁっっっ!!ンなことないわぁっ!!」
ほんの一瞬で耳まで赤くしてしまった。
───こいつ・・・こんな恥ずかしい事をぬけぬけと・・・!!
「とまぁ、冗談はこれくらいにして、と、そろそろ始めましょうかv」
そう言うとまだ上手く動かないあたしの足を持ち上げてゼロスの方にかける。
「や、ヤダぁっ!こんな格好恥ずかしいよぉ!それに電気もっ!」
「イ・ヤ・で・すv」
こ、こいつ・・・あたしの羞恥心を食べてやがる〜!
ぺろん♪
「ひゃぁっ・・・!」
ゼロスがいきなりあたしのあそこを舐めてきた。
「美味しいですよ・・・リナさん・・・」
「んっ!やぁっ・・・!だ、めぇっっ!!」
さっきイったばかりで、敏感だったあたしは舐められただけで達してしまった。
「やっぱり、リナさんは感じやすいでうすねv舐めただけでイっちゃうなんて・・・。でも、僕はまだ満足して無いんで・・・」
そう言うとあたしの濡れぼそった秘所にゼロス自身を一気に入れてきた。
「ひゃぁぁんっっ!!!やぁっ・・・!!ダメぇっっっ・・・!!!」
「やだ?駄目? 下のお口はそんなこと言ってませんよ?それどころかもっと欲しいって、僕をどんどん締め付けてきますよ。もっと、下のお口のように、もっと正直になりなさい・・・」
耳もとで喋る声は凄く熱っぽく、色っぽい、そそるって言うかもう・・・言葉でなんか言い切れない程の声だ。その声にあたしは感じて、濡れて、こいつの声が好きなんだと自覚してしまう。
「リナさん、どうですか・・・?」
「い・・・いいぃっっ!!もっ、とぉ、激しくしてぇぇっっっ!!!」
あたしの理性はなくなってしまったかのように素直に感情を現した。
「───やっと正直になりましたね。これが御褒美ですよv」
その声が合図かのように今までの2・3倍の速さで動き始めた
「も、だめぇぇぇっっっっ!!!!」
あたしはその動きに耐えられず、意識をそのまま手放した・・・。
「ごちそうさまでした♪」