「リナさんて、肌、綺麗ですよねぇ」  
 突然同姓に言われた台詞に、ちょっとあたしは顔を赤らめてぶくぶくと湯船の中に顔を半分までつけた。  
「石鹸、市販じゃないですよね?」  
「はぁっ?」  
「香り、違いますもん。リナさんの国のですか?」  
「まぁ、ね。あんまり肌強くないから……。市販のもん使うと、荒れるのよ」  
「へぇ〜」  
 きらきらと瞳を輝かせて、なるほどと頷くアメリアに、あたしはひょいっと外に置いてあった石鹸を投げた。  
「使ってみる?」  
「えっ? いいんですか?」  
 嬉しそうに湯船から出て、それを使おうとしたアメリアが、突然何かを思い出したように、あっと声を上げた。  
「どしたの?」  
「……リナさん、石鹸使わせてくれたお礼に、背中流しますよ」  
 にっこりと笑みを浮かべたアメリアの言葉に、何故が良からぬ悪寒が走った。  
「……」  
「遠慮なんてリナさんらしくないですよ」  
「べっ、別に」  
「なら、早くしてください」  
「……」  
 あたしの目の前で、必要以上に大きな胸を2つ揺らし、アメリアは無邪気な笑顔でそう言った。  
 
 
「本当に、リナさんって、肌すべすべなんですね」  
 泡いっぱいになったタオルを背中で上下させながら、心底感心した口調で告げるアメリア。  
 ちょっとだけくすぐったい感触に、あたしはただ黙ってその一方的な会話を流していた。  
 
「だから、ガウリイさんやゼルガディスさんが溺れちゃうんですかね?」  
「……?」  
「ゼルガディスさん、すべすべの肌、気に入ってるんでしょ?」  
 いたずらっ子のような表情を浮かべて、  
あたしを覗き込むようにアメリアはあたしを見つめていた。  
「何馬鹿な事言ってんの」  
 否定の言葉は、完全に裏返っていた。  
 そんなあたしにアメリアは特に気にした様子もなく、じっとあたしの胸辺りを見つめる。  
「小さいほうが、感度いいって、本当ですか?」  
 あたしに喧嘩売ってるのかぁ?  
 怒りでド突き倒そうと思った瞬間、泡だらけのアメリアの手が、  
あたしの胸をわし掴みにした。  
「ひゃっぅ」  
 あたしの口から小さな声が漏れると、  
アメリアの表情がみるみるうちに変わっていくのがわかってしまった。  
「アッ、アメリアっ!」  
「リナさんて、ほんといい声で鳴くんですね」  
「んっ、やっ」  
 すべりのよいアメリアの手が、ゆっくりとあたしの胸を揉みだすと、  
あたしの身体はすぐに解れだしてしまう。  
「アメ……リァ」  
「ふふっ……リナさん、可愛い。乳首、もうたってますよ」  
 2本の指でソレを摘まれ、一瞬イキそうになるあたし。  
「リナさんて、そんな顔してよがるんですね」  
 アメリアがこんな事すること事態考え及ばなかったが、  
そんな台詞を恥ずかしげもなく言うことも、嘘のようだった。  
「アメ、リア」  
「なんですか?」  
「あっ、あんた、ねぇ」  
 このままアメリアのペースに引き込まれそうになっていたあたしは、  
何とかしてこの場を逃れることを考えていた。  
 
「ここ、感じます?」  
「やっ……んぁっ」  
 ころころと乳首を転がされ、その周りを爪を立てるように引っかかれ、  
一瞬で身体の力が抜けてしまった。  
「ゼルガディスさんが、……リナさん、こうすると感じるって言ってたけど……本当だったんですね」  
 ゼル……殺すっ!  
 アメリアのぬるぬるした手の動きが、確実にあたしの理性を殺ぎ始めていた。  
「リナさん……」  
 近づいてくるアメリアの顔。  
 あたしはそれを受け入れるしかなく……  
「はぁっん……、んっん」  
 息をするのを忘れるくらい、柔らかいキス。  
 女の子とのキスって、ちょっと甘かった。  
 女の子って、こんな味がするんだ、て思うくらいに。  
「あっ、リナさん」  
「なっ、何?」  
 突然思い出したように声を上げたアメリアに対し、  
あたしは思いっきり挙動不審な態度で返事を返した。  
「ここも、綺麗にしないと」  
 にんまりと笑顔を作ってすっとアメリアの腕が動いた。  
「ひゃっ」  
 触れられたのは、……あたしのアソコ。  
「やっぱり、こんなに濡れちゃって……」  
「ちょっ、と……アメ」  
 静止の声などアメリアには届いていないらしい。  
「リナさん、足、開いてください」  
 突然真顔でそう言われて、あたしは目をぱちくりとさせた。  
「えっ?」  
「足、開いてくれないと、洗えないじゃないですか」  
 なっ、何をこの子は……  
 そう言われると、よけいに身体に力が入ってあたしはぎゅっと足を閉じてしまった。  
「ふぅ……。このまま、生殺しが良いですか?」  
 この子ってば、どこでそんな言葉を……ゼルガディスの教育の賜物?  
 そんな事を頭で考えながらも、身体がじんじんと熱くなっていることを  
あたしは否定出来なかった。  
 
 だから、小さく頭を横に振った。  
「じゃ、自分で、開いてください」  
 自分で、をやたら強調する辺りは、なんとなくゼルに似ていた。  
 きっとアメリアも同じようにゼルにされているのね……  
 あたしは、おずおずと自分で足を開く。  
 同姓とはいえ、自分のソコをあからさまに見せるのは、とてもとても恥ずかしかった。  
「……」  
 真っ赤になりながらも、あたしはアメリアの目前にあたしのソコを曝け出す。  
「こんなになって」  
 アメリアの指先があたしのソコに触れると、体中を電気が走ったような感官に襲われた。  
 ゆっくりと、撫でるような指使いは、周りを丹念になぞるだけで、  
その中心部には触れてこない。  
「あ、めりあぁ」  
「リナさんて、ほんと相手を狂わせちゃうんですね」  
 言っている意味が分からなかった。  
「……別に私はレズってわけじゃないんですよ」  
 それは知っている。  
 アメリアとゼルガディスが関係があることも。  
「けど、リナさんのそんな顔みてると……、なんだか虐めたくなっちゃうんですよね」  
 それは……ちょっと。  
 あたしの返事など気にしている様子もなく、アメリアは続ける。  
「ガウリイさんも、ゼルガディスさんも、同じなんでしょうね」  
 2人のような強い刺激ではないけれど、アメリアの指の動きは、  
完全にあたしを狂わせるような、そんなものだった。  
 確実に急所を外した触り方。  
 爪で軽くだけ刺激を与え、悶える様な指使い。  
「ア……メリ、ア……」  
 声が涙声になっていた。  
 こういう状態がどれだけ辛いかわかるはずのアメリアは、  
そんなあたしをみて満足そうに微笑んだだけで、決して刺激をくれようとはしなかった。  
「ほんと、リナさんて……。淫乱ですよね」  
 言葉責め……だとは分かっている。  
 けれどやっぱり羞恥を刺激する言葉に、あたしは小さく身体を揺らしてしまう。  
「だって、最近はガウリイさんとゼルガディスさん、2人に責められてるんでしょ?」  
 ボッと顔が赤くなるのが自分でも分かった。  
 
「腰振って……甘い声で、鳴いて……」  
「……あっん」  
 アメリアの指があたしの突起に軽く触れた。  
「こんなに濡らして。リナさん、はしたないですよ。……でも」  
 2人の気持ち、よく分かっちゃいました。  
ぺろっと舌を出して、告げるアメリア。  
 天使のような微笑は、悪魔の微笑と大差なかった。  
「あぁっ」  
 ゆっくりと優しくアメリアの指が、あたしの中に入り込んでくる。  
 くちゅっと音を立てて、アメリアの指が動くたびに、そこから蜜があふれ出していく。  
「やっ、アメリ……あっん……だっ」  
「足、閉じたら、お仕置きですよ」  
 一瞬、その台詞にくらっと来た。  
 自分でもアソコがヒクヒクいっているのがわかるくらいだった。  
「やっ、アメリアぁ……」  
 ゆっくりとした動きは、決してあたしを高みへは導いてくれない。  
「はぁん…、んっあ、ん」  
 くちゅ、くちゅっと音を立てて、そこを出たり入ったりするアメリアの指。  
「だ、めぇ……、おね、が、い」  
「せっか、くです……。リナさん、あたしのココも、触ってください」  
 少しだけとろんとしたアメリアの声。  
 あたしの手を掴んで、アメリアは自分のソコへ導いた。  
「あっん」  
 触れた瞬間、アメリアから甘い声が聞こえ、ソコから蜜があふれ出す。  
 このまま主導権を握ってしまおうと思った刹那、アソコに大きな刺激が走った。  
「ひゃっう」  
「ふふっ……。2本、入っちゃいました」  
 うっとりとした表情でアメリアが指をくちゅくちゅと動かす。  
「やっ、だっ……あっん、アメリアッ……」  
 中をかき回すように指が動き、多分親指?らしきものが、そこの突起をいじる。  
「んっ、ぁんっ……やぁ……」  
 卑猥な音だけがソコから聞こえ、あたしは小さく頭を左右に揺らす。  
「やだぁ……」  
 優しい愛撫から、急に受ける刺激に、あたしの身体は付いていかず……  
「やっぁぁぁぁぁつ!」  
 本当に簡単にあたしはイッてしまった。  
 
「はぁ……はぁ、はぁ」  
 くったりとアメリアの胸にもたれかかるようにあたし。  
 小さく息をすると、アメリアの胸の感触がとても心地よかった。  
「リナさん……」  
「…ん…アメリア」  
「……足、閉じましたね?」  
「……っ!」  
 その言葉に思わずその心地よい胸から顔を上げてしまった。  
「アメリ、ア?」  
 恐る恐る声をかけると、アメリアは小さく笑った。  
 悪戯を思いついた子供のように……  
「今夜は、ガウリイさんとゼルガディスさんと、一緒に遊んであげますね」  
 満面の笑みを浮かべたアメリアに、あたしはただ引きつった笑いを返すだけだった。  
 
 
<おわり>  
 

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