アトラスの魔道士より
デイミアの家に乗り込んだまではよかったものの、
床に開いた穴から地下へと落とされたあたしとガウリイは、
その巨大な地下の魔法陣の影響で、浮遊の術も使えないまま、
下に広がる暗い水の中へ吸い込まれていった
気がつくとどうしてかみょーにあったかかった
確かあたし水に落ちたはずよねー
そんな事を考えてたら今度はなんだかあちこちきもちいい
「ガウリイ?!なにしてんのよ!」
「何ってこういう時は裸であたためあうもんだろ?」
ガウリイは人が気を失っている隙に着ている物を脱がせてあたしの上に乗っかっちゃっていたのだ
そのうえ手がややこしい所を触ったりなんぞしている
絶対下心ありまくりの動作に、最初こそ抗議と抵抗していたあたしだったが、
魔法もまともに使えないこんな場所ではそれらも時と共にむなしくならざるをえなかった
合掌