「ちょっとその・・・今夜。つきあってほしいの」
「疲れた〜」
小枝でガウリイに散々叩かれ、なんだか釈然としない気持ちで宿の階段を上がる。
「おいおい、大丈夫かあ?」
「うっさい」
後ろで、まるであたしが落ちるんじゃないかと両手を広げながらガウリイが付いてくる。
そりゃ確かに少しふらついてはいるけどさ。本当に過保護なんだから。
自分の部屋に着き、扉を開ける。
振り返るとでかい図体が戸をくぐろうとしている。
「で?何処までついて来る気?」
「ん?いや、だってなぁ。
今日は体をきちんとほぐしとかないと、明日が辛いぞ?」
自称保護者殿はそんな事を言いながら結局部屋に入ってきて後ろ手に戸を閉めた。
「なに?マッサージでもしてくれるって言うの?」
「そんなとこだ」
「やっ・・・何処触ってんのよっ」
先ほどまでマッサージしていたガウリイの手が、あたしの胸を包み込んでいる。
「でぃるぶら、んんっぅ」
途中まで唱えた呪文はあっさりとガウリイに阻まれた。
あたしのファーストキスがぁ。
「んふっ、ぅう・・んはぁ」
あたしの口を塞ぎながらもガウリイの手はいやらしく動いている。
ていうかいつの間にか服をほとんど脱がされてるっ!
「や、やめなさいっ!ばかっ、このくらげっ・・きゃうっ」
そんなとこに触るなーっ。
ガウリイの指があたしの女の子の場所を探っている。
「だめぇっ」
「きちんとほぐさないとな、あとでリナが辛いんだぞ?」
そういう意味で言ってたのかこいつっ。
「ひゃっ、やっ、ああんっ」
ガウリイの指が動くたびに少しずつ水音が大きくなってくる。
「ひいぃっ!!」
あたしの口から思わずみっともない悲鳴が上がった。
ガウリイがいきなりあたしのあそこを舐めたのだ。ねっとりとあたしをなぶりながら中に太い指を差し込んだのだ。
「やだやだっそんなの汚いぃ!
ひああっ」
恥ずかしさに涙がこぼれる。
けれどガウリイは容赦なく指を抜き差ししては、嘗め回す。
「ふあっあ、あんっ」
恥ずかしいのにあたしは感じて声をあげてしまっている。
あたしの中をかき回す指が二本に増やされる。
順調にほぐされてしまっているようだ。
「リナ、気持ちいいだろ?」
ガウリイは楽しそうに聞きながら、あたしの中を擦る。
「いやあっ、あっ、あん、あん・・・・ひああああっ!!」
「リナッ、リナっ」
「いたっいたいいっ」
いくらガウリイが指でほぐしてくれていても、それよりも太く大きなガウリイのものを入れられると痛かった。
結局、剣の修行の後、ガウリイのもので体をほぐされるのが日課になってしまった。