スレイヤーズ  

 郊外の大きな、古い邸宅。  
 古めかしいその一室で、一人のメイドがベッドに括り付けられている。  
「……も……ゆるして…ぇ……っ…」  
 大の字になるようにオモチャの手錠で四肢を固定され、膝丈のロングスカー  
トはウェストまで捲り上げられて、白いショーツの中心には、これまたミニ四  
駆がセロテープで貼り付けられていた。ミニ四駆のオフロード用タイヤは、シ  
ョーツ越しに尖りきった彼女の肉芽を擦り続けている。  
 小さい容の殆どを黒い布で覆われ、彼女自身の視界は完全に閉ざされていた  
。  
「駄目だなぁ、おねえちゃん。これくらいでお仕置きになる訳無いじゃない」  
 リナの懇願に応えたのは、まだ年端もいかない子供。  
 艶やかな髪を肩まで伸ばし、女の子かと思われるほどの美少年。  
 しかし、その中身は…………?  

「んっ、あ……やだぁ……イかせてよぉ…」   
 その辺の男が聞いたら間違いなく前屈みになりそうな、艶っぽい声でリナが  
喘ぐ。もう1時間近くイくことを許されず、焦らされ続けているのだ。  
 それも、淫蕩なこの行為にはそぐわないほどあどけない少年に。  
「フィブリゾ……っ……ねぇっ…も、駄目……おかしくなっちゃう……」  
 ベッドの天蓋を支えるパイプに繋がれた、オモチャの手錠をがちゃがちゃ言  
わせ、身を焦がさんばかりの悦楽に身悶える。  
 しかしフィブリゾは、最近買って貰った日本製のオモチャ――戦隊ものの剣  
か何か――を手にして、ベッドに繋がれたリナの横にちょこんと座っただけ。  
「だーめ。ぼくのプティングつまみ食いした罰だって言っただろ?  
 ねぇ、それよりもここは?」  
「きゃぁあああぁぁぁっ?!」  
 ミニ四駆を外された途端、フィブリゾの小さな手がリナのソコに押しつけら  
れる。  
 流れ出し、ショーツにたっぷりと吸い込まれていた淫蜜が、押しつけられた  
手の負荷に滲み出した。  
「わ、すっごーいv じゃあ、この奥はどうなってるのかなぁ?」  
 まるで初めて見るオモチャを分解して愉しむくらいの口調でそう言うと、フ  
ィブリゾはぴょこんとベッドを降り、学校へ持っていく鞄の中を引っかき回し  
た。戻ってきた彼の手にあったのは、先の丸い、子供用のハサミ。  

「ちょ……まさか……」  
 ショーツを引っ張られる感覚にその先を察知して、リナが思わず腰を引いた  
。しかし、自由は完全に奪われている。幾ら藻掻いても、フィブリゾの手から  
逃れることは敵わなかった。  
「いいじゃない、ゼルのお兄ちゃんには見せてるんでしょ?  
 だったらぼくにも見せてよ、おねえちゃんのあそこ。  
 パンツ切るからじっとしててねv」  
「ちょ、やだ、やだったら……!!」  
「言うこと聞いてくんないと、このまま夜までほっぽっとくからね」  
 ハサミの音を掻き消して、フィブリゾの声が残酷にリナの耳を打った。  
 このまま、生殺し状態で夜までの数時間放置だなんて―――正気で居られる  
自信がない。恐怖に躰が竦んで、リナはぴたりと藻掻くのを止めた。  

 たっぷりと濡れたショーツの端を切り裂かれ、一枚の布きれになったそれを  
取り外される。熱を帯び、濡れたソコが嫌に涼しい。  
「あぁ…………っ」  
「………うわぁ」  
 子供の手によってくつろげられ、余すことなく秘所を光の許に晒される。  
 フィブリゾに身体を弄られるようなイタズラは過去に何度も受けていたが、  
こんな風に辱められるのは初めてだ。  
 彼の視線が恥ずかしい場所に突き刺さり、視線で犯されているようで恥ずか  
しい。少しでもフィブリゾの視線から隠そうと脚をくねらせるが、ソレは彼の  
幼い劣情を煽るだけだった。  
「おねえちゃん、ココ、すっごいどろどろだよ……」  
 じっくりとソコを覗き込んでいたフィブリゾが、不意に蜜壺の入り口に人差  
し指を突き立てる。  
「んんぁああ!」  
 四肢が強張り、フィブリゾの細い指を、反射的に締め付けてしまう。  
「あははは、すっごーい。おねえちゃんの中、どろどろのぐちゅぐちゅだぁ。  
 シェーラも良く濡らすけど、おねえちゃんの方がいっぱい溢れてるよ」  

 シェーラはこの屋敷でもかなりの古株メイドだ。  
 まさか彼女もこのテの被害にあっていたとは……。  
「そうだ、良いこと思いついた」  
 ベッドのスプリングが軽く軋む。またしてもフィブリゾが鞄の中身でも引っ  
かき回しているのか。  
 すぐにもといた場所に戻ってくると、リナの頬に何かが当てられる。  
「おねえちゃん、これが何か分かる?」  
「…………な、に? ……あんたの…オモチャ?」  
「ブッブー、はーずれーv」  
 クイズの答えがリナには分からないまま、当てられたものがするすると、は  
だけられた胸の谷間へ降りていく。  
 つんつんと、弄られたくてウズウズしている乳首をそれがつついた。  
「んっ……」  
 ぎゅっと先端を押し込めるように、それが胸に強く押しつけられる。と。  
「んあぁああぁぁぁぁぁ?!」  
 聞き覚えのあるモーター音と共に、それがぐねぐねと蠢きだし、リナの胸を  
蹂躙し始めた。  
「やっ、やだぁっ……それ…なんでっ………?!」  
「そv 正解は大人のオモチャでしたーv」  
 どうしてフィブリゾがそんなものを持っているのか分からないが、彼の手と  
バイブで胸を弄くり回され、リナは他のメイドに声を聞かれるかも知れないと  
言うことさえ忘れて、激しく身悶える。  

「んぁっ……あぁっ…は…ひぃ……っ…!」  
 何度もイきそこねた下肢がびくびくと波打ち、断続的に喘ぐリナの口からは  
唾液がひとすじの線を引く。  
 悦楽の海に溺れたリナの姿を愉しみながら、フィブリゾはとうとう彼女の秘  
窟にバイブを突き立てた。  
「っあ、ああああぁぁぁぁぁぁーーーーーーーっっ?!」  
 バイブの先端がぐりぐりと円を描き、内壁を擦る。リナが一番感じるポイン  
トを広がったカサが時折撫でていき、枝分かれした先端はモーターの振動でリ  
ナの陰核を細かく刺激し続けた。  
 かたやフィブリゾはリナの乳房に夢中で、柔らかなそれをこねくり回し、硬  
く尖りきった先端を弾いたり扱いたり、赤ん坊のように口に含んだりしている  
。  
 焦らされ続け、導火線の短くなった躰が一度目の絶頂に駆け上った。  
 リナは声もなく、か細い呼気を喉から吐き出して四肢を突っ張り、咥え込ん  
だ張り形をきつく締め上げる。  
「………………っ…はぁ……」  
「おねえちゃん、イったの?」  
 フィブリゾの言葉に、リナは霞がかった思考のまま、小さく頷く。  
「でも、まだ駄目だよ。ぼくもちゃんと気持ちよくしてくれなきゃ、外してあ  
げないからね」  
 達した後の痺れたソコを、無機物が未だに刺激し続けている。  
 痛みと誤認されるほどの行き過ぎた快感が、リナの躰に再び、強制的に火を  
灯した。  
 そして、視界を閉ざされ、鋭敏になった肌に―――唇に押しつけられたモノ  
に、リナはびくんと反応した。  

「しゃぶって、おねえちゃんv」  
 幼いながらもその本来の機能を果たせるソレが、閉じても閉じてもすぐに綻  
ぶ唇を割って、リナの口腔に滑り込む。  
「んっ…………」  
 息苦しさを覚えたり、えづくほどではないものの、それは確かに雄そのもの  
の姿をしていた。  
 子供に口を犯される背徳感に、知らず知らず興奮しながら、リナは突き入れ  
られたソレを舐めしゃぶる。  
 全体を吸淫し、鈴口を割るように舌で抉ってやる。  
「うぁ……おねえちゃん……気持ちいいよぉっ……」  
 まるで女の子のような声で、フィブリゾが鳴く。  
 リナは、とにかくフィブリゾをイかせることに必死になって、持てるだけの  
技巧を駆使して彼を絶頂へ急かしたのだった。  

 
 

「…………凄い有様だな」  
 フィブリゾがリナの口腔へ射精してすぐ。  
 リナの左手―――部屋の入り口付近から低い声が響いた。  
「………っ?!」  
「あ、ゼルのおにいちゃん」  
 ごっつん。  
「いったーーーい!」  
「なにが『あ、ゼルのおにいちゃん』だ。メイドを部屋に連れ込んで、お前は  
一体何をしてるんだ」  
 どうやらゼルガディスが、フィブリゾの頭をどついたらしい。  
「…………小言は後だ。レゾが呼んでる。片付けておくから行ってこい」  
「はぁーい」  
 ぱたぱたとフィブリゾの足音が遠ざかり、後に残されたのは陵辱された姿の  
ままのリナ。  
 そしてそれを複雑な面持ちで見つめるゼルガディス。  
「………………さて、どうしたものか」  
「どうしたものかじゃなくて……これ、外してよ」  
 はしたない姿を見られていることを察知して、恥ずかしそうにリナは両脚を  
くねらせる。  
 しかし、ゼルがこんなシチュエーションを、黙って見逃すはずがないことは  
よく知っていた。  
 素っ気ない言葉とは対照的に、下肢が反射的に潤み始める。  

 彼女の口の周りを汚す白濁をティッシュで拭き取り、耳許で彼は囁く。  
 予想通りの言葉を。  
 それはまた、別の話。 

 
 

 
 

 主が居なくなった部屋の中で、男がリナを見下ろしている。  
 リナを見下ろしているのは――どういった事情かは謎だが――リナの主人で  
ある彼の祖父・レゾの執事業務を担当しているゼルガディスだった。  
「見てないで、解いてったら……」  
 散々フィブリゾに弄ばれた肢体を舐めるような視線で犯され、リナは悩まし  
く脚をくねらせた。彼が目隠しだけは外してくれたので、現状の確認は出来る。  

 彼に裸を晒すのは初めてではないが、他の人間――逆らうことの出来ない相  
手とは言え――に犯された事実は変えられない。  
 その罪悪感と恥ずかしさが、今のリナを支配する全て。  
「子供のオモチャと大人のオモチャで弄くり回されたって訳か……  
 こんなに深く咥え込んで、まだ足りないって涎が垂れてるぜ? ほら」  
「っ………あ………!」  
 スイッチを入れられたままだったバイブを、ゼルの手が無造作に引き抜き、  
また差し込む。模造品の先端が奥を軽く叩き、リナは堪らずに仰け反った。  
「ったくあのガキ、どっからこんなもん持ってきたんだか……」  
 そのマセガキもゼルの親戚――レゾが施設から引き取り、曾孫という続柄で  
育てている――なのだが。  
「やっ…あ……んぁぁっ……」  
「凄い濡れ方だな、リナ。尻の穴も濡れてるぞ」  
「や、だぁ…っ……ゼルの……ばかぁっ……」  
 彼女からは見えなかったが、大量に溢れさせた淫蜜がスカートにまで達して  
いて、パニエはうっすらと布地の色を透かしている。蜜に濡れた堅い蕾が、ゼ  
ルの視線と絶えず送り込まれる刺激に連動して、誘うようにひくついていた。  

 ぐねぐねとうねるオモチャを無造作に弄り回していたゼルが、不意にそれを  
引き抜いた。傘によって内部の淫蜜が掻き出されてきて、パニエとスカートを  
余計に濡らす。  
「ふぅ……っン…」  
 甘く啼いて、リナは背筋を仰け反らせる。  
 きつくひそめられた眉が悩ましさを増長させていた。  
「そう言えば、ここはまだ試したことがなかったな……」  
 冷たいゼルの指先が、熱を帯びたリナのそこに触れる。それも、いつも触れ  
ている場所の、もっとずっと奥。  
「やぁっ……そこ、違うっ………!!」  
 自分でもまず触れることのない菊門を、指先でなぞられる。  
 ぞわぞわと背筋が粟立つのを覚えて、リナは自由にならない体を捩った。  

「違うって言う割には、結構ほぐれてるじゃないか」  
 からかいを含んだ低い声。嘘偽りも、誇張もないのだろう彼の台詞に、リナ  
は嫌々とかぶりを振るばかりだ。  
 実際、菊の花の中心には、彼の冷たい指先が僅かながら侵入していたのだか  
ら。  
「やだぁっ………やだったら……やめてったらぁ……ゼルの馬鹿……っ」  
 前門から張り形を引き抜かれた事による虚無感が、後門そ攻める指の感触を  
増大させてしまう。  
 菊門を攻めながら陰核をもくじられて、堪えきれず悲鳴を上げた。  
「っあぁぁ………!!」  
 排泄のための器官を蹂躙される違和感と、ねじ込まれた指の異物感。  
 内部でくいくいと指を動かされ、官能と嫌悪の入り混じった感覚が襲う。  
 現実と陶酔の間を強制的に行き来させられて、意識が白く染まる。  

「……っ……あ………!」  
 何の前置きも無しに指が菊座から引き抜かれ、替わりにもっと大きなものが  
ねじ込まれた。  
「いっ……痛ぁ…いっ………」  
 引き抜かれ、生乾きになっていたバイブが根本まで挿入られる。  
 膣内での動きほど激しくはないが、小刻みの振動が直腸を伝い、痛みはすぐ  
に悦楽に変換されてしまった。  
「……んんっ…………なんでぇ…っ……こんな……ヘンよぉっ……」  
「………どうする? このまま、アヌスだけでイきたいか?」  
 ゼルがゆっくりと覆い被さってきて、耳許で囁く。  
 身体の奥がまた熱くなっていく。  
 足りない。  
 これだけじゃ足りない。  
「……だけじゃ…ヤ………ゼルも………して………?」  
「…………イイ子だ」  

 待ちかねていたゼルのソレが、リナの中に侵入していく。  
 絶えず蜜を溢れさせていたソコが彼をきつく締め付けると、薄皮一枚隔てた  
バイブとゼルのソレが擦り合い、リナの声が甘さを増した。  
「んあぁぁっ! そこ、イイのぉっ……!」  
 フィブリゾの出した白濁にまみれたリナの乳房に、ゼルが顔を埋める。  
 小振りの胸を掻き集めて先端をしゃぶられ、リナは反射的に彼の頭を掻き抱  
こうとした。  
「……っ…ゼル…これ……外して………」  
「…後でな」  
「今っ……今、外して…んっ……ぎゅって……させて……」  
 リナの潤んだ瞳に負けたか、ゼルはサイドテーブルに乗せられていた鍵に手  
を伸ばす。勿論、リナを突き上げる動きは休むことなく。  
 程なくして手錠が両方とも外され――流石に脚は無理だった――即座にリナ  
は、両手をゼルガディスの背中に回した。  
 シャツの上から爪を立て、おかえしとばかりに彼の耳を舐めしゃぶる。  
 枕が落ち、シーツがぐしゃぐしゃになるほど乱れ、手錠が擦れて足首から血  
が滲んだ。  

「…………午後、休んでいいわよね?」  
「仕方あるまい」  
 何度も何度もイかされたリナは、中で射精されたものが溢れていても、それ  
を拭う気力もなかった。これでは午後、下手をしたら明日も動けるかどうか分  
からない。メイドは肉体労働なのだ。  
「さて………洗ってやるか」  
 ゼルは平然と、汚れてしわくちゃになったシーツで半裸のリナをくるみ、そ  
のまま彼女を抱き上げる。  
「ちょ、ちょっと待ちなさい」  
「なんだ?」  
「なんだ? じゃないでしょ! 何処に連れてく気よ。しかもこんな芋虫みた  
いな格好で!」  
「この格好で、クリーニング室まで歩けるのか? 腰抜かしてる癖に」  
「………ゼルの所為じゃないのよ」  
「だから俺が運んでやると言ってるんだ」  
 反論の余地を無くしたリナを見て、ゼルが口許をにっ、と吊り上げた。  
「暴れるなよ」  
「暴れないわよ……」  
 クリーニング室までの数十メートルを通る間、死ぬほど恥ずかしい思いをす  
るのだろうと、リナは深い溜息を吐くのだった。  

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