「ガウリイ、あたし、恋人ができたんだ。」  
「えっ・・・」  
 
それは、食堂での夕食の後のコーヒーを飲んでいるときだった。  
あまりにも唐突な、彼女の一言。  
 
―――――リナに?あのリナに恋人が!?  
一瞬、それを聞いてカップを持っていた手が止まる。  
確かにリナは、最近きれいになった。出会った頃は、ただのちびのじゃりガキだったのに。  
それにしても、恋人なんていきなりじゃないか・・・・?  
オレは自分の動揺をリナに悟られないよう、冷静を装って返事をした。  
 
「・・・そうか、よかったじゃないか」  
「えっ・・驚かないの?!」  
 
・・・・驚いてるさ。けど・・・・ここでオレが、取り乱すのは見苦しいだろうし何より、  
リナが他の男を選んだんだから、オレがそれをどうこう言えるもんじゃないだろ・・・。  
「別に・・・まあ、リナも年頃の女の子だし、恋人の一人や二人、いてもおかしくないもんな。」  
更にオレは言葉を続けた。確かリナも、もう18くらいにはなるはずだ。  
ここ最近、徐々に少女から大人へと変貌を遂げてきているリナに対し、  
オレは愛情とともに時折保護者とは違うまなざしを向けていた。  
――――抱いてみたい  
オレの中で渦巻く、その欲望に気づくのにそう時間はかからなかった。  
だがもし奥手のリナが、オレの中に潜むこんな醜い欲望に気づいたら、  
一体どんな反応をするのだろう――――。軽蔑されるかもしれない。  
オレは彼女を子ども扱いすることで、必死にその欲望を気づかれないようにしていたのだった。  
けど・・・リナの口から出てきた残酷な言葉。いきなりつきつけられた、きつい現実。  
・・・・そうか、オレは負け犬なんだな。リナは3年間も一緒に過ごした男じゃなくて、違う男を選んだんだ。  
これからは、そいつが恋人としてリナの傍にいるのか。  
「―――それなら、オレがお前のそばにいると迷惑だろう。  
・・・今日でお前さんの保護者はおしまい。明日の朝、オレは一人でこの町をでるよ。」  
そうだ、いいんだ。オレはあいつの保護者だったんだから。  
あいつが選んで幸せになるんだったらそれでいいじゃないか。好きな女が幸せになれば、それで。  
「リナ、自分で考えて、お前が選んだ相手なんだから、大切にするんだぞ。じゃあな、おやすみ」  
 
いたたまれなくなったオレは彼女に動揺していることを気づかれないよう、  
できるだけ落ち着いた足取りで自分の部屋へ戻っていった。  
 
 
「――――くそっ・・・・・!!」  
ガッ!!  
部屋に戻ったオレは彼女に選ばれなかったという情けなさをやりきれず、  
目の前にあった壁を思いっきりぶん殴った。  
今まで彼女を守ってきたという自負心は、オレの自己満足にすぎなかったのだ。  
リナの隣にいられるのはオレしかいないと思っていたが、それもただの自惚れだったのかもしれない――――。  
こんな情けない姿は絶対に見せたくはないが、オレがこんなにリナのことを考えて苦しんでいるなんて、  
彼女は微塵にも感じてないのだろう。  
リナの心を自分に向けることができなかったことに対する悔しさや無力感、  
相手の男に対する嫉妬と敗北感に打ちひしがれながら、ろくに寝付くこともできず朝を迎えた。  
 
 
(リナの顔を見たら、別れるのがつらくなるな・・・)  
彼女の顔を見たら未練がましい感情が噴出してきて、今度こそ取り乱すかもしれない。  
そう思ったオレは、朝一番に宿を旅立つことにしたのだった。  
早々に朝食を済ませ出発しようとしたが、さすがにこのまま出るのもと思い、  
店員のおっさんにリナに伝言を伝えるよう頼み足早に宿を後にしたのだった。  
 
リナ――――――、幸せになれよ  
 
 
次の町まで長い一本道だったので、一人でとぼとぼと歩きながら  
今までのリナとの思い出を回想していた。  
 
「・・・・・リナ・・・・・・・・・。」  
 
思わず、ぼそっと彼女の名前をつぶやいた。  
「ガウリイ!!」  
「!!」  
空耳か!?驚いて振り返ってみると―――いる。リナが、いる!  
リナは空を飛んできているとはいえ、急いできたのか息が少しあがっていた。  
・・・何でだ?何でオレを追ってきた?  
―――そうか・・・顔もあわせずに出て行ったことを、怒っているんだな。  
オレは、こんなことを言うのもかなり辛かったものの、  
「どうしたんだ、お前には恋人がいるんだろう。そいつのそばにいなくっていいのか。ほら、町に戻れよ。」  
みるみるうちに、リナの表情がこわばっていく。  
「あ、あんたこそ!!あいさつもせずに勝手に出て行っちゃって、ひどいじゃないの!・・・それに、その恋人は気軽にあたしに触ろうとしたからぶっとばしてやったわよ!!軟弱なくせに・・・」  
・  ・  ・  ・  はぁ、何だって?恋人をぶっとばしただと?!触ろうとしただけで?・・・・まじでか?  
 
その言葉を聞いたとき、リナがその男のことを愛してもいないのに付き合おうとしていたことが、  
手に取るように分かった。・・・・安心した。オレの中に、少し余裕が生まれた。  
 ったくなんて馬鹿なことをするんだこいつは・・・。やや苛ついたリナの表情を見ながら愛おしさがこみ上げてきた。  
「お前なあ・・・・・だからお前さんは、子供なんだよ。」  
メチャな彼女の行動に半ばあきれつつ、少しにやけた顔をしてリナに言った。  
「もとはといえば、アンタがそうやって子供扱いするからじゃないの!・・・いいわ、みてなさい・・」  
そういうと、彼女は自分の腰からショートソードを引き抜き、自分の胸に突き立てた―  
――って、何だとーーーー!?  
「おい!!リナ!一体何しようってんだよ!やめろ!」  
やめろ!!早まるな!オレがお前さんを子ども扱いしていたことがそんなに癪にさわってたのか?!  
手からショートソードを奪おうと、一気にリナとの距離を詰めた。  
 
 
 
ザッ  
 
―――遅かった・・・・?  
リナのショートソードの刃は、きれいに彼女の胸元を切り裂いていた。  
体に傷はついてないようで安心したが――――――なんと、リナはおもむろに服の裂け目をずらし、  
自分自身の乳房を見せつけてきたではないか!  
なんてこった?!!普段から小さいと気にしていたはずの胸をオレに、こんなにも堂々とさらけ出すなんて!  
あまりの展開に一瞬どうしていいのか分からなかったが、とにかく興奮していたリナを諌めようと思った。  
だが、リナの小振りだが形のいい胸に思わず視線がいってしまう・・・。「小さい」とからかうことで抑えてきた欲望、  
吸い付いて、舐めて、弄くりまわしたい・・・。ずっと求めてやまなかった乳房がすぐそこにあったのだが、  
(いかんいかん!)煩悩を振り払いつつ、彼女の肩に手を置き  
「リナ、何やってるんだ・・・女の子がそんなこと、しちゃあいけない・・」  
冷静さを装ってみるものの、リナのそれを目の前にして  
・・・ヤバイ・・・勃ってきた。  
「何が駄目なの?あたしにここまでさせたのはガウリイなんだから。」  
どういうことだ?オレが、お前さんにここまでさせたなんて・・・。  
リナは瞳を潤ませながら頬をピンク色に染め、よく見ると乳首を勃たせている。  
・・・・もしかして、お前・・・オレを誘ってるのか?!  
「ねえ・・・どうしてくれるの?ガウリイ、昨日言ったよね?もう保護者はおしまいだって・・・。  
それとも、また――逃げるの?」  
――――リナのその言葉を聞いた瞬間、オレの残っていた理性が吹き飛び、  
今まで押さえ込んでいた欲望が心の奥底から開放され爆発した。  
まるで空腹に耐えかねた野良犬が餌を貪るように、オレはリナの唇と乳房を蹂躙していたのだった。  
 
「うう・・・ん・・・あはぁ・・」  
リナの唇を堪能する。もうオレは保護者という偽善的な肩書きを脱ぎ捨てた、ただの男に成り下がっていた。  
欲望のままに、昨日まで保護してきた少女を貪っている。  
口内まで舌を進めると、リナの方からもオレの舌に絡めてくる。  
ぎこちなさが経験の少なさを物語っていたものの、その未熟さが愛おしさを倍増させた。  
人通りはないに等しかったが、いつ人が通るかも分からない街道だったことをふっと思い出し、  
移動したほうがよいと判断したオレはリナを抱えて離れた茂みの影に移動した。  
ここなら、思う存分そういったことをすることができるだろう。  
マントを背中に敷いて、リナをゆっくりと押し倒していく。  
リナは瞳を輝かせ、これからの行為をまるで待ち望んでいるかのような表情をしている。  
リナ・・・こんなにいやらしい女だったなんて!  
「はあ、はあ・・・悪い子だよ、お前さんは。」  
更に興奮してきた俺は、リナのすっかり勃って固くなった乳首をキュッとつまみあげた。  
「あああああっ!!」  
淫らな声に興奮しつつ、オレは心の中をリナに吐いた。  
「お前さんに恋人ができたって聞いたとき、信じられなかった。  
まさかオレ以外の男とお前が付き合うなんて・・・。でも、それがお前のためなんだったら、  
リナが幸せならそれでよかった。オレはおとなしく身を引こうと思った。――気が狂いそうだったよ。  
確かに逃げたのかもしれない・・けど・・・こんなに大胆にオレを誘うなんて・・・」  
「ああっ、・・・ガウリイ、ご、ごめんなさい・・・   あたしは・・・」  
リナが――オレに謝ってきた。度の過ぎたいたずらをしたことを、反省したのだろう。  
「もういいんだよ・・・何も言わなくていい・・・・」  
オレはそんなところも含めた、お前さんが大好きなんだから、もういいんだ。それ以上は・・・。  
 
オレはリナの胸に顔をうずめ、おいしそうな乳首にむしゃぶりついた。  
口内でかわいい突起をコロコロと転がし、甘噛みする。  
余った手で、もう一つの乳房を揉み、乳首をつまんで刺激する。  
「ああっ・・・くふう・・・・はぁああん・・・」  
リナの吐息が聞こえてくる。オレが想像していた通り、リナは感じやすいようだった。  
アソコはどうだろう――。リナのズボンのボタンをはずし、女がもっとも感じる部分に指を侵入させた。  
「きゃううっ!!ああ、そんな、そこは・・・」  
「凄いな・・・もう、こんなにぐちょぐちょじゃないか。」  
見たい!リナのここを。そう思ったが早いかズボンを下着ごと剥ぎ取った。  
リナの両足を広げ、太陽の下にさらされたその部分を注視した。  
ごくっ。  
思わず生唾をのんだ。そこはまさしく、オレが一人でリナのことを考えながらするときに想像したものと同じだった。  
このクリの大きさといい、匂いといい、毛の生え具合といい・・・。愛液がとろとろと流れ出してきておりたまらなくエロかった。  
「綺麗だ・・・・。リナのここは、こんな色で、こんな形をしてるんだな。すっごくエッチだぞ・・・」  
びらびらしたものを弄りながら、リナの顔を見上げると、とろんとした表情をしている。  
もっともっと、リナを快楽に溺れさせてやりたい!  
リナのクリに被さった包皮を指で剥き、他の指を使って流れている愛液を擦り付ける。  
「ああ・・気持ちいいよ・・・・!もっと、もっとして・・・ガウリイ!!」  
・・・凄い。悦びながら股を自ら開き、局部をオレのほうに近づけて、リナが自分から愛撫を求めてくる。  
リナは普段から、食事にしろお宝や金銭にしろ、人並みはずれた貪欲さがあったが  
その欲深さはセックスにも通じるところがあるのだろう。  
「積極的なんだな・・・リナは」  
リナの欲望に答えるように、その剥かれて弄られた快感でビクビクしているソコを舌で更につつく。  
舌先で吸い付き、捏ね回し、舐めあげ押し付ける。それと同時にヒクついた泉の部分に指を出し入れして、  
リナの中のもっとも敏感で感じるはずの部分を探し当てていく。  
刺激を続けていると、リナの膝の力が抜け膣が収縮を起こしてくる。  
(ここか・・・)その部分を指で加減しつつ、集中的に突き上げた。  
「ああ・・・っい、いいよお!!いいっ・・・!!!!」  
膣がキュっと指を締め上げ、中からごぷりと愛液が大量に噴出してくるのが分かり、リナは絶頂を迎えた。  
指を引き抜くと股間から愛液が放尿したかのように垂れ流れ、リナの背中に敷いていたマントに大きな染みを作った。  
 
リナの呼吸は荒く、口からは涎を垂らしながら快楽の余韻に浸っている。  
オレの方もそろそろ限界だった。  
股間ははちきれんばかりに膨らみ、欲望を吐き出したいと主張している。  
挿れたい、リナの中に――!  
服を脱いだオレのソコはもうギンギンにかたく反り上がり、  
先っぽからはすでに透明な汁が筋を引いて流れ出してきている。  
オレは欲望のままにリナの濡れきったさっきイッたばかりでヒクつくそこに、  
オレ自身を押し当てた。  
「ガ、ガウリイ!ちょっと待って!!・・・・あの、私ね・・・・」  
リナが少し不安げな声で制止する。  
プライドの高いリナのことだから、経験のあるオレに引け目を感じているかもしれないが、  
「・・・分かってる。できるだけ痛くないようにするから・・・。力、抜いてろよ。」  
分かってる。お前さんが処女だってことは。  
オレが、ずっと大事に守ってきたんだから――。  
リナの体を包み込むように抱きながら唇を重ね、徐々に欲望の塊を進み挿れた。  
気持ちいい・・・・。まだ半分も入ってなかったが、愛しいリナの膣の  
包み込んでくるような締め付けと温かさにオレのモノは快楽を感じていた。  
「くうううっっ!!んあっっっ!!」  
十分濡れてはいたものの、初めての挿入にリナは苦痛の表情を浮かべている。  
「リナ・・痛いなら・・・やめてもいいんだぞ・・・」  
本心はやめたくなかったものの、リナの痛みが心配になり、片隅に残っていた理性で彼女に声をかける。  
「ううん、ガウリイがあたしの中に入ってることが嬉しいから・・・やめちゃ嫌だよ・・・  
もっと、もっとガウリイを感じたいの!・・・・愛してるわ・・・ガウリイ」  
オレには想像もできない痛みがあるだろうに、彼女はオレに微笑みながら待ちわびていたその一言を絞り出した。  
――――リナ!お前さん、そこまでしてオレのことを―――!  
初めて聞いたリナからの愛の言葉。ああ、リナ、お前はもうオレのものだ!  
「オレも好きだ・・・・リナ!!」  
もう我慢ができず、根元まで一気にリナの膣にオレ自身を突き進めた。  
「ああああーー!!」  
リナの絶叫が、空を突き刺すように響いた――――。  
 
ずっぷ、ずっぷ、ずっぷ・・・  
緩急をつけながら出し入れを繰り返す。リナの表情からは苦痛が消え、  
うっとりと快楽に陶酔したような表情に変化していた。  
愛しい・・・!!それはこの3年間見たことのなかった、性の快楽に酔う大人の女の表情だった。  
「あんっ!ああんっ!ああっ!!」  
「はあ、はあ・・・リナ、どんなだ?」  
「あ、、、熱いよおう・・・・ガウリイの、すっごく熱くって・・・いいの・・・!!」  
「リナの中も、すっごくあったかくって、締め付けてきて、最高だぞ・・・!」  
リナの体を隅々まで触ったあと、乳首とクリを摘み上げる。  
「あああああーーーーー!」  
その瞬間リナの体が弓なりに反り返り、オレはその突き出してきた胸にむしゃぶりついた。  
それと同時に、リナの締め付けがきつくなり、ヒクヒクと痙攣する。  
「・・・リナ・・・すっごくかわいい・・・」  
――――リナの惚けたような表情が、2回目の絶頂の快楽を物語っていた。  
 
 
まだだ――――リナにはまだ気持ちよくなってもらわなくては。今度は、一緒に――  
腰の動きを続けつつ、リナの膣からビショビショに垂れ流れた愛液まみれの肛門に指を沿わせた。  
「!ガ、ガウリイ!!そこは・・・・!」  
リナの締め付けがきつくなり、まとわりついてくる。  
オレが触っている周囲の筋肉のヒクつきが一気に激しくなっていった。  
「ひあっ・・・・・ひい・・・・あひっ・・・・・・あああっ・・・・・・」  
初めてのクセに、こんな所をいじっても感じるなんて!  
リナ自身のヒクつきのせいで、指が徐々に肛門に飲み込まれていく。  
「あはっ・・・・ガウリイっ!!駄目・・・・そんな、とこ・・・」  
「なんで駄目なんだ?お前さんのココがヒクついて、オレの指が勝手に入っていってるんだぞ・・・・  
欲しがっているみたいに。」  
激しい締め付けにオレ自身も限界が近づいてきた。徐々に腰の動きを早くしていく。  
「凄い・・・・ガウリイ、もっと突いて・・・・!!」  
リナ!  
彼女の欲望に答えるよう更に奥に届くようリナの尻を掴み、腰を激しく打ちつけた。  
リナもそれを貪るように、自ら腰を振っている。  
 
ああ・・・オレは今、このお転婆なリナを思うがままにしているんだ!!  
こんな欲張りで、我が侭で、自分勝手なお前さんについていける男は、オレだけなんだぞ・・・!  
 
「リナ、リナ・・・!!イクぞ・・・・」  
「来て!!ガウリイ!!」  
お互いの体を、ギュッと抱きしめあい、  
そして――  
「ああっ!・・・・ああん・・・・」  
「くううっ!」  
ドクッ ドクッ ドクッ・・・・  
リナの中の最果てに、今まで溜め込んできた欲望と愛情を流し込んだ。  
快楽が全身を駆け巡ったと同時に、リナと気持ちと体が通じ合ったという喜びと感動、  
満たされていく支配欲にも似た達成感が、オレの体を満たしていったのだった――。  
 
 
「ガウリイ、もう一人でどっかに行こうだなんてしたら、ゆるさないんだからね・・・!」  
「ああ、リナ・・・。愛してる・・・。もう、ずっと一緒だ。」  
行為が終わったあと、オレたちは繋がったままで体を抱き合い、キスをしながら幸せをかみしめていた。  
お互いのヒクつきが収まったくらいに、リナの中からオレ自身を引き抜いた。  
それと同時に、ドロリ、とリナのと混じって股間からさっき注ぎ込んだ精液が流れ出してきた。  
ふと臍の下くらいから内腿のあたりが冷たかったので見ると、リナの垂れて飛び散った愛液でビショビショになっていた。  
凄い感じたんだな・・・リナ。  
オレは自分の荷物からタオルを取り出し、先にリナの股間を拭いた。  
オレの濡れた部分はリナが拭いてくれ、その甲斐甲斐しい姿がたまらなく愛おしかった。  
 
 
徐々に冷静になっていった頃、大切なことを思い出した。  
「なあ。そういえば、なんだったか・・・あの町での仕事、途中じゃなかったっけ?」  
リナの顔が、見る見るうちに青ざめていく。  
「も、戻るわよっ!ガウリイ!!ほら早く!ったく、あんたのせいなんだからっ!」  
「はいはい。―――あ、町に戻るんだったら、お前さんがぶっとばしてきた奴に、きちんと謝っとくんだぞ。」  
今となってはリナに振り回された、哀れな男のことを同情することができる。  
「う・・・分かってるわよ。」  
しかし今日は本当に色んな顔のリナを見ることができた。  
渋々返事をするリナも、かわいい!  
 
リナ、もうオレはお前さんの傍から離れないから、お前さんもずっとずっと、オレと一緒にいてくれよ。  
 
 
 
End.  
 
 

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