「「幽霊屋敷?」」
旅の途中に立ち寄った小さな村。ゼルガディスとアメリアは村から『幽霊屋敷の正体を暴いてくれ』という依頼を受けた。
報酬があまりにも良くなかったのでゼルガディスは断ろうとしたが正義感の強いアメリアは勝手に快く了承してしまって‥後に引けね;」
「ああ‥村の人達によると、この屋敷に入った奴らはみんな放心した状態で帰ってくるそうだ。そして何があったかは覚えてないらしい‥。それで『魂を吸われたようだ』と村人達は言っているが実際どうだか分からんからな。そしてそれが何かを調べるんだ。気を付けて行くぞ!」
「はいっ!!」
ぎぃぃぃぃい‥‥
今にも振り出しそうな雨雲な天気。
古くはあるが立派に装飾された大きな扉を開き、ゼルガディスとアメリアは暗い屋敷に入っていった。
薄暗く少し湿った感じもする屋敷に入ったゼルガディスとアメリア。
「お邪魔しま〜す!‥‥わぁ。ここは広いロビーの様ですね。」
所々壊れた大きな椅子やテーブルなどの家具類が散乱している。
「‥‥ああ。この屋敷は長い間使われてないらしいな。」
「ふふっ。ゼルガディスさん怖いですか?」
「お前の魔力パンチの方がよっぽど怖い。」
「ぶー!ゼルガディスさん!酷いで‥‥‥え‥‥‥きゃあ!!」
ゼルガディスに駆け寄ったアメリア。‥が途端に2人は突如現れた大きなクリスタルに閉じこめられた。
「なっ!!?!!」
クリスタルを叩くがビクともしない。
「ゼルガディスさん!!う〜ん!!!駄目です!何ですか!これ!壊れませんよ〜;」
ゼルガディスは剣でクリスタルを壊そうとするが傷一つつかない。
「ファイヤーボール!!!‥なっ‥‥‥くそっ!魔法でも無理なのか!」
「そう‥無理ですよ。それは私の報われない涙ですもの。」
今まで気付かなかったが中央に階段があり‥人がいた。
「誰だ!!」
「ふふふ‥そんな怖い顔をしないで下さい。私はロゼッタ。この屋敷に住む者ですわ。」
「ふん。こんなボロ屋敷に人が住むとよほどの物好きなんだな。俺達をどうする気だ。」
彼女はクスリと小さく笑った。
「嬉しいわ。男女二人組‥今まで来なかったから。期待できるわ。」
「どういう事だっ!!」
「あなた達は私を救いに来てくれたのかしら?彼女‥巫女の様だし。私に協力して‥」
ロゼッタは高く挙げた手をパチンと鳴らした。
「きゃあああ!!」
「!?アメリア!!!」
アメリアはうずくまり、小さく震えだした。
「あっ‥ああっ!!!」
時折小さく声をあげる。
「どうした!!アメリア!!くっ‥!貴様!アメリアに何をした!!」
ロゼッタは涼しい顔で言った。
「私とゲームをしましょう。私のクリスタルを壊したかったら彼女を犯しなさい。私とあなた、どっちが彼女を楽しませるか勝負よ。手加減無用。私を楽しませて頂戴。」
そう言ったロゼッタは暗闇に消えていった。
「あ‥う。ゼル‥ガディスさん‥‥」
「アメリア!!」
抱きかかえたアメリアはなぜか妙に大人びて見えた。
「かっ体が‥熱いッ‥んっ‥はぁ」
「くっ‥。どういう事だ!ロゼッタ!!」
暗闇に向かってゼルガディスはやり場のない怒りをぶつけた。
「ふふ。彼女を犯してるのよ。‥彼女は感じてるの‥」
暗闇からはロゼッタの姿は無く声だけが聞こえる。
どうやらロゼッタは姿を見せなくてもアメリアをヤれるようだ。
「お前は‥‥!!!」
「私は‥私は気持ちよかった人生を送れなかったの‥体無き今、せめて相手を気持ちよくさせて悔しかった事をすっぱり忘れたまま成仏したいのよ‥‥‥でも今までやって来た連中ではなぜだか報われなかった‥‥‥。でもあなた達ならきっと報われるかも知れない。」
「ふん。来た連中にみんな同じ事を言ってるんだろう!」
「違うわっ!‥‥そうと!‥そうとあなた達には感じるの。」
「ふざけ‥‥!!!」
「ぜっ‥ゼルガデ‥ィスさん‥。」
アメリアは力無くゼルガディスの腕を引いた。
「あ‥アメリア‥!」
「や‥りましょう‥。私達に‥‥でっ‥出来る事なら‥」
「なっ!!一番辛いのはお前なんだぞっ!」
「‥‥ん‥はぁ。ゼルガディスさんが‥守って下さい‥。」
アメリアはそう言うとゼルガディスにしがみついた。
そしてゼルガディスも意を決した。
「分かった。やろう。」
そしてロゼッタとのアメリアを気持ちよくさせるゲームが始まった。
「先手‥行きましょうか。」
姿無きロゼッタに犯されるアメリアは確実に感じていた。
「はぅん!やっ‥ん‥!」
ロゼッタの愛撫に感じながらもアメリアはゼルガディスの裾を握っていた。
「アメリア!奴じゃなく俺に感じろっ。」
ゼルガディスは手に収まりきらない大きなアメリアの両胸を優しく撫でた。
「はぁん‥はっ!ぁあん‥ぜっ‥ゼルガ‥ディスさん‥ぁん」
「彼女‥感度がいいわ‥」
ロゼッタはアメリアの片方の乳房をコロコロ転がす。
もう片方の乳房をゼルガディスは吸い付いた。
「はぅん!!あっ!はぁ!!あっ!!駄目ですぅ‥」
「アメリア!気分はどうだ?」
「しっ‥痺れ‥ます‥」
ゼルガディスはもう理性を失いかけていた。
「ならばもっと痺れさせる!」
そう言うとアメリアの脚を大きく開かせた。
「ひゃああ‥!ゼルガディスさん!恥ずかしいです!!」
そんなアメリアの羞恥を無視してゼルガディスはアメリアの湿ったソコに舌を滑らせた。
「あああああ!」
アメリアは確実に俺に感じてる。
アメリアは俺のものだ。
ゼルガディスは無我夢中になってアメリアのソコを舐めまわした。
「私は女ですからね!彼女の感じやすい部分は分かってます!」
ロゼッタはそう言った途端アメリアは悲鳴をあげた。
「ああああああああ!!!駄目っ!ダメ!はぁあん‥ッ!壊れちゃ‥ぅん〜〜!!!!」
どうやらロゼッタはアメリアのクリトリスを攻めている様だ。
負けるものかッ!
「アメリア!!イクな!俺に感じろ!我慢しろ!」
「ぁぁあ!ゼ‥ルガディス‥さはぁん!だっ‥だめぇ!イッちゃう‥!んははぁぁ!」
尚もクリトリスを集中的に攻めるロゼッタは止めることはしない。
このままではアメリアは絶頂を迎える。
ならば、俺の手で‥!
「アメリア!俺の手でイけ!!!」
そう言うとアメリアを抱きしめクリトリスをキュッと強く締め付けた。
「ゼルガ‥‥ぎっ!はぁ!あああああああ!!らめぇぇぇぇぇえ〜〜〜〜!!!!!!!!!!!イクぅぅぅぅ!!!」
絶頂を迎えたアメリアは荒く息をした。
「はぁあ。はぁ‥‥」
「酷いですわ!ゼルガディス!私が攻めてたのに!」
「ふん‥。」
「でも、彼女、気持ちよかったかしら?」
尚も息を切らしているアメリアを心配そうに抱きかかえるゼルガディス。
「はひ。不思議な気持ちれ‥‥。悪くならったでし。」
刺激が強すぎたのか呂律が回らないらしい。
姿を現したロゼッタはクスっと笑った。
「本当は相手の頭が真っ白になって記憶が無くなるくらい犯し続けても満足行かないのに‥今は何故か気持ちいいわ‥」
そうか‥放心状態で戻ってきた奴らは滅茶苦茶に犯されていたのか‥‥。
少しゾッと感じた時、パリィィンとゼルガディス達を閉じこめていたクリスタルが壊れた。
「ふふ‥ありがとう。まだ本番にも行ってないのに彼女を‥‥‥私を気持ちよくさせてくれるなんて‥あなた達は特別なのね‥」
「ふ‥本番は後でゆっくりやるさ。」
「ぜっ!ゼルガディスさん〃〃〃」
「あはは。残念!見てみたいけど私、それそろ行かなきゃ。ありがとう。」
するとロゼッタの周りに小さな光が集まり始めて、消えかかっていた。
「あっ!あの!ロゼッタさん!」
「?」
「ありがとうございます!」
「可笑しな子ね。こんな事して本当は恨まれる身なのに‥」
「いいえ。私は幸せでした!ゼルガディスさんが居てくれたし‥!」
「‥あなた達はもっと幸せになれるわ。ありがとう。」
ロゼッタは消えた。
「いっちゃいましたね」
「ああ‥。」
「あの、ここの依頼、どう説明しますか?」
「依頼料は安かったし、ロゼッタは成仏したし、適当に誤魔化すか。」
「そうですね」
さっきまでの行為を改めて思い出した2人は恥ずかしがりながら村へ引き返した。