わたしはゼルガディスさん、リナさん、ガウリイさんと街から街への移動中です。  
でも途中で日が暮れそうなので、野営と夕飯の準備をしているところなのですが…  
リナさんとガウリイさん、どこまで食料を探しに行ったんでしょう?  
 
「アメリア、北側には行かないほうがいいぞ。食料を探すなら南に行け」  
ゼルガディスさんはわたしにそういいますが…  
南側は原っぱばっかりで、食料になりそうなものを探すには  
北側の方がいいということはわたしにだってわかります!  
 
どうしてそんなこと言うんでしょう…  
わたしはゼルガディスさんと別れて歩き、  
途中でこっそり進路方向を変えて北側の林に踏み入りました。  
 
「ん?なにか…いる?」  
そっと下草を掻き分けて先に進むと、遠くから音がしました。  
見えてきたものに…わたしはぴたりと歩みを止めます。  
そしてそこで蠢くものが何なのか理解できたとき、頭が真っ白になりました。  
 
そこには…リナさんとガウリイさんがいました。  
でもいつもの二人ではないです。  
リナさんは悲鳴のような声を上げて、ガウリイさんに縋ってます。  
はじめ、ありえないことですが、リナさんがガウリイさんにいじめられているのかと思いました。  
でも違うみたいで…リナさんはガウリイさんの名前を呼びながら、  
いい、もっと、って叫んでます。  
リナさんの服を肌蹴させてガウリイさんが裸の胸を掴みながら揺さぶってます。  
もっとよく見たら…二人とも、下は何も着てません。  
向かい合ってガウリイさんに跨っているリナさんの股間…  
そこに出し入れされるものを見て、  
思わずわたしの口から声が出そうになったそのとき…  
「む、むぐっ」  
後ろから口を塞がれました。  
い、いつの間に…ゼルガディスさん!?  
 
「静かに。いいな?」  
こくこくと頷くと手が外されます。  
「戻るぞ」  
気配を潜めながら歩くゼルガディスさんの後にわたしは続きました。  
今さっきみた衝撃の光景に、なんだか頭がぼーっとします。  
リナさんと、ガウリイさんが…  
 
 
「あ、あの、ゼルガディスさん」  
「なんだ」  
二人から十分に離れたところで、わたしはゼルガディスさんに話しかけました。  
「今の…リナさんたち、何をしてたんですか?」  
「……は!?」  
ゼルガディスさんが驚いて振り返ります。  
「何って、見ただろ、アメリア」  
「見ました。リ、リナさんがガウリイさんに何かされてて…すごい声出して…」  
言いながら赤くなってしまいます。  
秘め事をしてるというのはわかりましたけれど…  
「あれがどういうことなのか、よくわかりません」  
「知らないのか?どういうことなのか教わったことも?」  
「あ、ありません!」  
 
ゼルガディスさんがはーと深く溜息をつきました。  
そして淡々とわたしに説明をしてくれます…  
「あれは、生殖行為だ」  
「え?」  
「セックスだ、セックス。聞いたことないか?」  
「あります…違法な売春宿の取り締まりをしたときにそんな言葉をききました…」  
「取り締まりをしたことがあるのに、  
売春宿がどういうことをするためにあるのかは知らんのか」  
「はい……」  
無知加減を呆れられて、わたしは情けなさにうつむきました。  
「とんだ純粋培養だな。まあ、いい勉強になっただろう」  
「好き合うと、ああいうことをしたくなるんですか?」  
「…別に好き同士じゃなくてもああいうことをしたくなる。性欲でな」  
「したくなるって…どうして…」  
「気持ちいいからだ!」  
 
ゼルガディスさんが苛立たしげに言うので、わたしはびくっと身を竦めます…  
そんな怖い声しなくてもいいじゃないですか…  
「ああ、すまんアメリア。こういう説明はリナにでも聞け…」  
「そ、そんな!見ちゃったのバレたら怖いですよう!」  
「それもそうかもしれんが…」  
「解説してください、ゼルガディスさん。知らないと恥ずかしいことなんでしょう?」  
おねだりすると、ゼルガディスさんはしばらく困った顔をしてましたが…  
「わかった」と了承してくれました。  
 
「下半身をああすると気持ちいいんですか?」  
「そうだ。男も女も快感でたまらなくなる」  
 
だから、わたしの股間もさっきからちょっと変なんでしょうか…  
なんだかむずむずします。  
 
「あ、でもリナさんは胸も出してました。  
赤ちゃんにおっぱいあげる以外に、何か胸に役割があるんですか?」  
「…揉むと気持ちいいだろう?」  
「え?そうですか?」  
わたしは首をかしげます。  
「胸を揉むくらいで…あんな声、出ません」  
「『揉まれる』と気持ちいいんだ」  
「…本当ですか?」  
なんだか疑わしいです。  
胸なんてただの脂肪で、触ってもぜんぜんなんともありません。  
わたしは自分の胸に触れて、ぎゅっと揉んでみましたが…  
「なんでもないですよ?」  
ゼルガディスさんがやれやれといった感じでわたしに近付きます。  
そして、わたしの腕をのけると  
「きゃっ」  
「怯えるな…大きいな」  
服の上からぐっと手を当ててきました。  
や…こんな…あ、ああ  
「なんだか、変です…」  
「服をめくるぞ。いいな?」  
「は、い」  
わたしはゼルガディスさんを助けるように、自分で裾を掴んで上着をめくります。  
露わになった胸にゼルガディスさんは手の指を大きく広げてつかんできました…  
「や、やっぱり、変ですぅ」  
「真っ白だ。それに…すごく柔らかい。指が沈むみたいだ」  
ぐにっ、ぐにっとゼルガディスさんの指がわたしの胸を強く揉んできます。  
ぷるんと揺らすようにされたりしてるうちに、なんだか、熱く…  
「あ、ん、ゼルガディスさあんっ…」  
「どうだアメリア…これでも胸は感じないか?」  
「か、感じますぅ…ひぁんっ」  
乳首を摘むようにされて、思わず変な声が出ちゃいました…  
 
赤面してると、そっと草むらに寝かされます。  
「ゼルガディスさん?」  
「身長差が、な」  
そう言ってかがみこむとゼルガディスさんが…わ、わたしの胸を…  
「あっ!やっ、舐め…そんな、ダメです!」  
胸を揉みながらゼルガディスさんの舌が這い回ります…  
あっ、ぬめぬめしてるのが、気持ちいい、かも…  
「きゃううううん!!」  
そのうちゼルガディスさんの口がわたしの乳首を捉えました。  
じゅぱ、じゅぱってすごい音を立てて…赤ちゃんみたいです。  
「あんっ、んふぅぅ!!」  
「アメリア…胸なんて感じない、ってさっきは言ってなかったか?」  
ゼルガディスさんが意地悪な笑みを浮かべて、わたしを上から見下ろします…。  
乳首を指で挟んでくりくりしながら胸全体を揉まれると、ぞくぞくします。  
「ゼ、ゼルガディスさんっ…もう一度吸ってください…!」  
「どこをだ?」  
「お…おっぱい、おっぱいの、さきっぽ…お願いですぅ」  
「素直だなアメリアは…いい子だ」  
「ふああああん!!」  
またゼルガディスさんはわたしの胸に吸い付きます。  
待ちわびた感覚にわたしはもう虜になってしまって、  
ゼルガディスさんの口に押し付けるようにしながらびくびくとしてました。  
すると、胸を揉んでいたゼルガディスさんの手が下がって…わたしのズボンの中にもぐり込みます。  
「あっ、ゼルガディスさんっ、どこを!?」  
「胸よりももっと気持ちいいんだ、ここは」  
下着の上から…ゼルガディスさんの指が触れてきたそこは  
いつのまにか濡れて、びちょびちょになってます…  
「ど、どうして…?わたし、おもらししてしまったんですか…?」  
泣きそうになってるとゼルガディスさんがまたくっくっくと体を揺らして笑います。  
「違う。これは、ここが受け入れる準備をして濡れてるのさ」  
言って…下着をずらして、わたしの奥のところに触れてきました。  
「あっ!?」  
「グチュグチュいってるのわかるか?これは全部アメリアの中から出てきてるんだ」  
わたしは体を突き抜けるような感覚にびくんとしてしまいました。  
び、びりびりとした痺れが走ります…  
「ぜ、ゼルガディスさんっ…そこっ、触られると変です……っ!」  
「ここだろう?」  
「ひゃぁああああ!」  
 
ぐじゅぐじゅ濡れているところの上らへんに  
ゼルガディスさんの指が押し当てられると、ものすごい声を上げてしまいます…  
「へ、へん、変なんですっ!やめてくださいぃっ!!」  
「大丈夫だアメリア。この感覚に身をまかせていろ」  
「う、あぁっ……む、無理ですう!」  
震えてじたばたするわたしに覆いかぶさって、ゼルガディスさんがまた胸を吸ってくれます。  
でも、感覚が胸にも下にもあって…混乱してきました。  
びりびりする痺れに続けて、下に何か刺すような痛みがして腰がびくっとします。  
「い、た……!痛いです!」  
「安心しろ。少ししか入れてないから」  
「ふぁ、ふぁあああん!!」  
 
下は体全体に比べてちょっとした小さい部分なのに、  
触れられるところがほんの少し変わるだけでまったく違います。  
ゼルガディスさんの指はその部分を場所によってものすごく細かく触れてきて…  
繊細な動きをして、わたしを翻弄してきて…  
痛いと思っていたところも、触れられてないと触れてほしいと感じるようになってきました…。  
「あっ!あっ、あっ!ああっ!」  
いつの間にかわたしもさっきのリナさんみたいな声を出してます。  
初めての感覚に、頭が、おかしくなりそう…。  
「あああ!!ゼ、る…ゼルガディスさぁああああん!!!」  
 
体の中で何かが弾けるような感じがしました………  
 
 
 
 
「はっ、はあ…はああっ…」  
「どうだった、アメリア」  
「わ、わたし…どうなったんですか?どこかおかしくなっちゃったんですか?」  
「いや。何もおかしくない。今のが『イく』ということさ」  
「い、く……?」  
「これにやみつきになって、不意にまたヤりたくなったりする。  
一人でもできるが二人のほうがいろいろと快感が増す。  
だからリナとガウリイもああいうことしてたんだ」  
 
わかったような、わからないような…  
わたしは疑問を口にしました。  
「男性も『イく』とわたしみたいになるんですか?」  
「い、いや…男はちょっと違う。男のほうがわかりやすいけどな」  
なんだかよくわかりません…。  
 
「それってどういうことですか?  
さっきのガウリイさんみたいに、男の人のソコがなんだか棒みたいになってて…  
そ、それがアソコに入って…最後はどうなるんですか?」  
「もういいだろ、アメリア」  
「よくないです…後から恥をかくのは何も知らないわたしなんですよね?  
それにゼルガディスさん…そ、そこ、盛り上がってますよ…」  
ズボンの前が、いつもと違って盛り上がってます。  
きっとゼルガディスさんも興奮してるんです…  
 
ゼルガディスさんが無言になって気まずそうな顔をしました。  
「み、見たいんです…ゼルガディスさんのおちん○ん…」  
お願いしながらわたしはそこにそっと触れてみました。  
「くっ……」  
ゼルガディスさんの腰がびくっとします。  
わたしは構わずにもっと手を使ってさすり上げます。  
びくんびくんって…別の生き物みたいにそこが跳ねて、  
さっきよりももっと大きくなってます…。  
「ど、どこまで大きくなるんですか!?」  
「アメリアが遠慮なく触るからだろうが…」  
「窮屈そうです…」  
 
ゼルガディスさんのズボンに手をかけました。  
引き下げる前にゼルガディスさんの顔色を伺うと、  
なんだか苦笑してわたしの行為を待ってるみたいです。  
「俺のは普通の男のと違って、硬いし岩っぽいぞ」  
「…かまいません」  
 
ズボンを下ろすと、わたしの目の前にそれが現れました。  
反り返って上を向いて、本当に棒みたい…  
でもびくびくって動きながら脈打つ血管も見えます。  
「す、すごいです…」  
「そんなにまじまじと見るな…うぅっ」  
指で輪を作るようにしてゼルガディスさんのそれを掴むと、  
ゼルガディスさんが息を漏らしました。気持ちよさそうです…。  
 
「もっと触ってみていいですか?」  
「ああ…」  
手で包んでゆっくり触ると、  
ゼルガディスさんの体の他の部分よりも熱いのがわかりました。  
これが…こんな大きいのが、体の中に入ってしまうなんて…  
信じられません。わたし、壊れちゃいますよ…。  
でも、リナさんはガウリイさんのを入れられてあんなに乱れてました。  
しかも入れっぱなしじゃなくて出し入れしてて…  
 
「も、もしかして、擦ると気持ちいいんですか?」  
「そうだ。アメリアもさっき擦られてイっただろう」  
「そうでした…」  
どうすればいいのかよくわかりませんけど、  
わたしはゼルガディスさんのを掴んだまま手をゆっくり動かしてみます。  
頭上から荒くなった息が聞こえて、やり方が間違ってないのが確認できます。  
 
「アメリア…胸で挟んでくれないか?」  
「え、ええ?これをですか?」  
「たのむ」  
そうしたらどうなるかも、知りたい…  
わたしは肌蹴た胸でゼルガディスさんのを挟みこみました。  
両脇から手で胸をぎゅっと押さえると、間にあるものがびくびくんってします。  
「擦りますぅ」  
「うっ、あ!」  
間にゼルガディスさんのを埋めながら、わたしはゆさゆさと胸を揺らしました。  
あ…胸に直接こりこりした硬い感覚が伝わって、気持ちいいです…。  
「くっ……」  
胸が…?濡れてきました。  
 
ゼルガディスさんの先っぽから…液体が出てます。  
「ゼルガディスさん!何か出てきてて…」  
「気持ちいいからだ…!うぅ…少しだけでいいから、舐めてくれないか」  
それをしたら気持ちいいんですね?  
わたしは胸で挟みながら舌を伸ばして、  
ゼルガディスさんの先っぽをぺろっと舐めてみました。  
なんだか…しょっぱいような、苦いような味がします。  
続けてぺろぺろしていると、もっとお汁が出てきます。  
「…ん、ふむぅ」  
「ア、アメリア!!」  
わたしは思わず、先っぽを口に含んでました。  
ゼルガディスさんがしてくれたみたいに口の中でじゅうって吸ったり、  
ちゅぱちゅぱと出し入れしてみます。  
「くぅ…っ、いいぞ、アメリア…!」  
「んっ、んぷっ、んぷぅ!」  
唾液で胸の滑りもよくなって、わたしは動きを早くしながら  
胸と口でゼルガディスさんを精一杯こすりました。  
ゼルガディスさんがいままでになくびくびくって震えてます…。  
「もう、いい…!」  
「ん、あっ…」  
ゼルガディスさんはわたしの顔と胸から腰を引いて離れました。  
ソレはもうはちきれそうに大きくなってます。  
「見てろっアメリア!」  
ゼルガディスさんが自分で激しく擦り上げながら言いました。  
すごい…目が、離せません…。  
「うぅっ……!!!」  
強く呻いたゼルガディスさんのソレから…すごい勢いで何かが放たれました。  
草むらに白い飛沫が飛び散ってます。  
びゅっ、びゅって…何度も出て…その間もゼルガディスさんは自分のモノを擦り続けてます。  
わたしは驚きに目を丸くしながら、それが止むまでずっと見ていました。  
 
 
 
 
「ふぅっ、はあ…わかったか、アメリア。これが男の『イく』だ…」  
「こ、こんなすごい勢いで…」  
飛び散ったあたりには青臭いような、変わった匂いがします。  
「それは精子だ。男は女の中で精子を放って果てる。  
それの月のタイミングが合えば子供ができるのさ」  
「そうなんですか!?じゃあ、リナさんもガウリイさんの…」  
「そうだ。今頃ガウリイの精子を胎内で受け止めているだろうよ」  
まだちょっと息を荒くしているゼルガディスさんと、その体に浮かぶ汗。  
そしてあたりの生々しい匂いをかいでいると…なんだか、  
わたしの全身はぞくぞくしてきました。  
ゼルガディスさんの『雄』を強く感じます…  
 
「わ、わたしも…」  
「なんだ?」  
「ゼルガディスさんの精子、受け止めてみたいです」  
 
言うと、ゼルガディスさんがものすごく険しい表情になります…  
「バカか!王族の娘にそんなことができるか!!」  
激しく恫喝されてわたしが身を竦めている間に、  
ゼルガディスさんはさっさと身支度を整えていつも通りになってしまいました。  
「ほら、バカなこと言ってないでアメリアも服を直せ。行くぞ」  
「あっ、やだ、待ってください!」  
 
とっても優しかったり親切だったりするのに、  
時々ゼルガディスさんはすごく意地悪です…。  
わたしは泣きそうな気持ちを抱えたまま、慌てて服を着ました。  
いつか、ゼルガディスさんはわたしを抱き締めて中で放ってくれるでしょうか…?  
 
 

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