───冬。
リナパンマン達の住むこのあたりも
一面の雪景色になる、そんな時期です。
夕暮れ時に、いつものように父親とケンカをして家を飛び出した
村のゴーレム職人、ヒューイおにいさんは
行く手の雪道に倒れている人影を見つけました。
「もしもし、こんな雪の中、大丈夫ですか?」
近寄り起こし見れば、カレーパソマソナーガではありませんか。
この前、リナパンマンと一緒に空を飛んでいるのを見た事があります。
「ううっ…ひもじい…」
どうやら彼女は空腹と寒さのせいでいきだおれた様子です。
「こんなものしかないけど、良かったらどうぞ。」
おにいさんが、とりあえず持ち合わせのカレーパンとブランデーの小瓶を差し出すと
「ふああっ!カレーパンウマー!もぐもぐもぐウママー!! …むにゃむにゃ、おやすみなさい」
「寝るなああぁあっ!!」
これはいけないと、おにいさん達は手近な閉鎖中の炭焼き小屋へ入り、
暖炉に火を起こし介抱するうち、やがてカレーパソマソも正気を取り戻してきました。
「ふっ、さっきはどうも。助かったわ。」
「それにしても何だって雪の中で倒れてたりしたんだ?」
「父さ…じゃなくて、ジャムおぢさんったら、この格好が
バタ子に良くない影響をあたえるから止めろって、いつもウルサいのよ。
今日もそれで言い合いになって、頭に来て工場を飛び出したのはいいけど、
だんだん寒くなるし、おなかは空くしで眠くなっちゃって。」
「なんだ、あんたもケンカして家出してきたのか。
しかしまあ…、影響どうこうはともかく今の季節にその格好は厳しいんじゃないのか?」
ナーガはもちろんいつもの悪の魔道士ルックです。
ベッドから身を起こし
「おーっほっほっほ。
分かっていないわね、これはポリシーでやっているのよっ!
いわば、カレーパソマソとしてのアイデンティティー。
寒かったり人に言われたからといってゆずれるものじゃなくってよ。」
胸を張って言います。
「ともあれ。
助けてもらったからには、お礼にカレーパソマソの華麗なるパンを御馳走させてもらうわ。
どうぞ召しあがれ♪」
ナーガは上から順に服を脱ぐと、小さく手招きしました。
「ありがとう、カレーパソマソ。オレ、ちょうどすごく飢えていたとこなんだ♪」
「あん。ちょっと待って。優しくしてくれなきゃイヤよ。」
ズボンを脱ぐなりいきなり挿入しようとするおにいさんを押しとどめて、
ナーガは相手の手を取り下半身へと導きます。
「ああ…なんて華麗なパンなんだ」
おにいさんは滑らかな白い肌とたわわな胸に感動しつつ、
柔らかな草むらをまさぐると中央部にはホットな具が待ち構えていました。
閉じ目を割り、そっと内部をこねると
「っああっ!」
あえぎ声と共に熱い蜜がほとばしり出ます。
「うふ〜ん、力が…出なぁい…」
カレーパソマソはパンの中身を発射して攻撃する事ができるのですが、
発射した後はパワーダウンしてしまうのです。
「さあ、もう観念するんだカレーパソマソ」
ベッドの上で息を荒げ、しどけなく瞳を潤ませるカレーパソマソ。
自分も限界に近付いたおにいさんは、メロメロに濡れた彼女の秘部に
ずぷりと肉剣を突き立てました。
「待ちなさああぁいっ!!」
その時。
突然、小屋の戸を開け放って入ってきたのはリナパンマンでした。
「無人のはずの小屋に明かりが点いていておかしいと思ったら、
ナーガ、あんたこんなトコで何よろしくやってんのよ!
ジャムおぢさんには黙っててあげるから、あたしも混ぜて3Pさせなさいっ♪」
「「ええ!?」」