ざー‥  
 
 
「‥雨、止まないですね〜」  
 
激しく打ち付ける様な雨をしのぐため仲良し四人組は大きな木の下で雨宿りをしていた。  
 
「だあー!もうっどうして雨なんて降るのよっ!!!!!」  
「まぁまぁ、リナさん降ってきたものは仕方ありませんよ」  
「そうだぞ、リナ。雨は降るもんだからな!」  
「‥くらげは黙ってて」  
「ま‥しかしこの雨だ。しばらくはここで雨宿りだな。」  
「そうですね。でも通り雨みたいですからすぐ止みますよ♪のんびり行きましょう!」  
「くそー‥あともう少しで港町で昼食にありつけると思ったのに〜」  
「‥昼食はさっき食って無かったか?」  
「あれはブランチよ♪港町に着いたらラ・ン・チ★」  
「ブラ‥なんだ?食いもんか?」  
「んふふ‥くらげは黙っててくれるかな〜?」  
「リナ‥機嫌悪いな」  
 
「あれ?リナさん胸に何か付いてますよ?」  
「え?あれ?何よ〜このシミは〜〜〜〜!!?」「さっき食べてたミートソースですかね?」  
「あ〜ショック。なかなか落ちないのよね、こうゆうシミ」  
「水染み込ませたらまだ取れるかもしれませんよ?ほらっ」  
急に胸に手を出してきたアメリアに驚きリナは小さな悲鳴をあげた。  
「きゃ!」  
「ちょ‥リナさん動かないで下さいよ。今濡れたハンカチで落としてあげますから!」  
「いっ‥いい!!自分でやるわよっ」  
「遠慮しないで下さい。リナさんらしくないです」  
「うっ‥」  
ごしごしっ  
ごしごし  
「ほらっ!だんだん取れてきましたよ!」  
「ほっ本当ね、ありがとう!後は私が‥って!!」  
急に胸が押し付けられたり、こねくり回されり、摘まれたりした。  
「あっ」  
「う‥ん!」  
リナは感じてる事を気づかれない様に声をこらし続けた。  
 
「う〜ん。もうちょっとで取れるんだけど〜」  
‥と言いながら布生地から乳首をつまみ上げた。  
「ひやあ!!」  
‥‥‥‥‥‥‥。  
一瞬の沈黙。  
やばい、思わず悲鳴あげちゃったよ。  
「リナさん‥?もしかして‥感じてました?」  
「しっ‥仕方ないでしょ!あんただってこんな事されたら意識しちゃうじゃないっ!!」  
「ひゃあ!なっ‥急に胸触らないで下さいよ!!」  
「うるさーい!!!私なんてさっきからずっと触られっぱなしよ!!それっ!」  
「やぁん!!」  
「あんただって立派に感じてるでしょー!」  
「リナさんヒドいですぅ!そんなっ!あっん!」‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥二人はそのままやったりやり返したりを繰り返していた。  
「あの〜俺たちもいるんだが‥」  
「なぁ‥ガウリィ‥雨も止んだし、そろそろ行くか?」  
「そうだな〜‥あの二人はあのままでいっか?」  
「気が付けば追い付いて来るだろ」  
「そだな」  
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥「や〜ん!また感じてるし〜♪」  
「きゃうっ!リナさんこそっ!!!えい!!」  
 
ガウリィとゼルガディスはそんな2人を見て言った。  
「「‥女って分からんな」」  
 

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